OUTDOOR
2024.09.08
【独自カスタム】ソロキャンプ定番の焚火台「ピコグリル398」を改造してみた
ソロキャンプで定番となっている「ピコグリル398」には、火力調整が難しいという側面も。今回は、筆者が独自カスタムして改善に挑戦した結果と、公式で改善されている新モデルについて紹介します。これから焚火台を購入したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
ピコグリルとは
「ピコグリル398」はスイスのピコグリル社の製品で、創業者であるブルーノ・ワンゼンリード氏のアイデアから生まれた折り畳み式の焚火台です。
ピコグリルは携帯性が高い点が最大の魅力で、縦横はA4サイズに近い大きさの335×235mmで薄さが10mm程度に折り畳めるため、バックパックに入れてもスペースを取らずに持ち運ぶことができます。
ピコグリルは携帯性が高い点が最大の魅力で、縦横はA4サイズに近い大きさの335×235mmで薄さが10mm程度に折り畳めるため、バックパックに入れてもスペースを取らずに持ち運ぶことができます。
ピコグリルにも不満な点がある
さまざまなキャンパーに支持を受けたピコグリルにも改善が必要だと感じられる点があります。
それは火床から五徳部分まで距離があり、微妙な火力調整が難しいこと。弱い火でじっくり魚や肉を焼きたい場合は火床に直接五徳を置いて、火に近づける使い方をしていました。
それは火床から五徳部分まで距離があり、微妙な火力調整が難しいこと。弱い火でじっくり魚や肉を焼きたい場合は火床に直接五徳を置いて、火に近づける使い方をしていました。
不満点を改善すべく改造してみた
火床の距離を改善するためにパイプを溶接をして、五徳を火床に近い位置に置けるようにカスタムしました。
実際に使用してみると火が弱い状態でも、五徳を近づけることができるので火力調整がしやすくなりました。
ただ追加したパーツが干渉して、折り畳みにくくなってしまうというデメリットが生まれてしまいました。
ただ追加したパーツが干渉して、折り畳みにくくなってしまうというデメリットが生まれてしまいました。
実は公式の方で改善されていた
調べてみたところ、メーカーで火力調整の点について改善されたモデル、ピコグリル498が発売されていました。
筆者のカスタムとは違いV字のパーツが中間に配置されたモデルで、折り畳みの問題もなく五徳の位置を調整して2段階に火力調整できる仕組みになっています。
折り畳みサイズは350x250x18mmと398より若干大きいサイズになっています。これから焚火台を購入したいと考えている方は、ピコグリル498を利用してみてはいかがでしょうか。
筆者のカスタムとは違いV字のパーツが中間に配置されたモデルで、折り畳みの問題もなく五徳の位置を調整して2段階に火力調整できる仕組みになっています。
折り畳みサイズは350x250x18mmと398より若干大きいサイズになっています。これから焚火台を購入したいと考えている方は、ピコグリル498を利用してみてはいかがでしょうか。