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【自作してみた】こだわりの手作りキャンプシートを徹底解説!バッグやブランケットにも

【自作してみた】こだわりの手作りキャンプシートを徹底解説!バッグやブランケットにも

数年前、ふとしたきっかけでキャンプシートを自作した筆者。予想以上に便利で、今でも一軍アイテムとして活用しています。バッグや敷物、ときにはブランケットにもなる便利仕様なので、一風変わったアイテムを求めるキャンパーはぜひ参考にしてみてください。

作ったきっかけは「直置きしたくない!」

キャンプ場についてまず行うのが設営ですが、その際に荷物を地面におろす必要があります。乾いた地面であればさほど抵抗ないですが、濡れた地面にキャンプギアを置くのは少し気が引けるもの……。こんな時に気軽に使える敷物があればいいなというのが自作キャンプシート製作のきっかけでした。

どうせ作るなら多機能なものにしたい! ということで、裁縫が得意な知人と共にデザインを考え、縫製をお願いしました。

出来上がったキャンプシートがこれ

出来上がったキャンプシートがこちら。長方形で両サイドに取っ手が付いており、端にドローコードを通してすぼめられる仕組みになっています。材質は防水のナイロン生地。濡れた場所に広げても汚れが付かないようになっていて、カラーリングは手持ちのテントに合わせています。
機能としてはそのまま広げて「敷物」として利用するほか、ドローコードで引っ張り取っ手を持てば「バッグ」として利用することができます。

実際に使用してみたところ

バッグパックのポケットに入れておき、現場についてたらサッと敷いてキャンプギアを汚さずに荷下ろしができます。コンパクトにたためる素材にして、常に持ち歩くことができるようにしたのは正解でした。
特に役に立つのが、バッグとしての機能。薪の持ち運びが楽になり、薪拾いもしやすくなりました。また汚れた食器やごみ袋を収納して運んだり車内に保管するのに役立ちます。
生地の密度も高く、風を通しにくいので、寒い時期には風よけ兼ブランケットに。思った以上に耐久性が高く、5年経った今でも問題なく使用できています。

さらなる自作アイテムを目指して試行錯誤が続く

自作アイテムの良さは、キャンプがさらに楽しくなる点にあります。ただ便利になるだけではなく「道具を使う楽しみが増える」のがいいところ。行き慣れた場所でも新鮮な気分でキャンプができるようになるので、少しマンネリを感じているキャンパーは自作アイテムに挑戦してみてはいかがでしょう。
取材・文/田中一馬
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