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自作の「豆炭キャンプこたつ」で車中泊!愛車のジムニーにセットして使い心地をチェック

自作の「豆炭キャンプこたつ」で車中泊!愛車のジムニーにセットして使い心地をチェック

以前作った「キャンプこたつ」の本来の目的は、ジムニー車内に設置して車中泊すること。今回は実際に湖畔のキャンプ場で車中泊し、使い勝手をテストしてきました。新たに発見できたポイントについてレポートしていきます!

キャンプこたつで冬の景色を楽しみたい!

冬キャンプ中のあるある──それは、寒すぎて景色を楽しんでいる場合じゃなくなること。キャンプこたつを作った時に「寒い場所でもあたたかいこたつを車内に持ち込めば、美しい景色を存分に楽しめるのではないか」とひらめいた筆者。今回はオートキャンプがしやすく、開けた景色が美しい湖畔のキャンプ場でテストを行いました。

前の記事もチェック!
【自作】「豆炭キャンプこたつ」をDIYしてみた!製作過程から注意点まで徹底レポート

いざ設営開始!

湖畔のキャンプ場は風が非常に強いため、焚火を行うのは危険な場合も。キャンプこたつには豆炭に火を点ける必要があるため、今回はガスバーナーで着火することしました。ガスの容量が限られているので、節約を意識してある程度白くなった状態で切り上げてセッティングしたところ、全く温まりませんでした……。
再度着火後、炭が赤くなるくらいになるまで待ってセッティング。期待していたあたたかさになったので、しっかり着火させることが重要であることがわかりました。

車内にセッティングしてみて

狭いジムニーの後部座席の空間でも、コンパクトなキャンプこたつならピッタリ。真冬の湖畔でも、ぬくぬくとした状態でキラキラ光る湖面やのんびり泳ぐ水鳥を眺められるのは最高でした。車内での使用でもかなり快適に過ごせそうです。

※ドア全開の風が通る場所ですが、一酸化炭素中毒にならないよう警報機を使用しています。
乗り降りに不便な部分がありますが、倒した座席がいい背もたれになって非常に快適でした。ただ気になったのが、豆炭を最大9個投入しても前回使用したときほどのあたたかさを感じなかったこと。炭の付け方や掛布団のカスタマイズが必要になりそうです。

一番気にしていた就寝時の扱いについて

仮に車内で使用する場合は、くれぐれも一酸化炭素中毒に注意してください。
今後の運用のために、こたつを弱火にして車内に一晩置いて大丈夫なのか確認してみました。ジムニーの窓を開けた状態にして、弱火の状態の燃焼具合を度々確認し就寝しましたが、一酸化炭素中毒の問題はありませんでした。

ただ今後も危険であることには変わりないので、安全性に注意して引き続きチェックしていきたいと思います。

散乱したグラスファイバー

前回使用していて気にならなかったのですが、断熱材であるグラスファイバーの繊維がキラキラ光って散乱しているのに気づきました。健康面に懸念を感じたのでリサーチしてみたところ、人工であるグラスファイバーの健康被害は報告されておらず、体内に入っても排出されやすい素材とされているようです。
冬キャンプの朝は、寝袋から出るのがつらいもの。今回はすぐにこたつに入り、寒さをしのぐことができました。こたつに入ったままあたたかいお茶を入れ、湖を眺めながらお茶を飲むという優雅な朝を過ごしました。

今後も改善が必要

自作のキャンプこたつの車中泊は、ひとまず成功といったところ。快適性や安全性にまだまだ改善や確認が必要だと思うので、引き続きテストしていきたいと思います。実は今回こたつで炭を利用した鍋に挑戦しているので、そちらの記事もお楽しみに!
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