[BIKE]キムタク世代にとっての憧れのアメリカンバイクが「インディアン」!
キムタク世代にとっての憧れのアメリカンバイクがコレ! 古来よりカッコつけることと、我慢することはトレードオフの関係にあること、読者諸兄は身をもってご経験があるかと。例えば、亜熱帯のような猛暑といえどもリネンのジャケットを羽織って涼しい顔をしてみたり、木枯らし吹きすさぶストリートでも素足にローファー(それも底冷え厳しいレザーソール)で颯爽と現れてみたりなどなど。たしかにカッコいいことこの上ないのですが、実はアナタのやせ我慢を周囲は先刻お見通し。讃嘆きらめく瞳の奥では、ちょっとした冷笑が浮かんでいるのかもしれません。
Scout 100th Anniversary Edition
スカウト 100th アニバーサリーエディション
192万円
世界750台限定のレアマシン一生乗り続けられます!
余裕を持って、楽ラク気分で、ストイックなクラシックバイクの醍醐味を満喫できるのは、このバイクの魅力です。全長×全幅×全高:2327×1029×1076mm、ホイールベース:1575mm、車両重量:258kg、エンジン:水冷Vツイン、 総排気量:1133cc、最大トルク:97Nm/5600rpm、トランスミッション:6速、タンク容量:12.5l、シート高:708mm(ポラリス ジャパン)
実は、これクラシックバイクの世界でも様相はあまり変わりません。すなわち、きちっとした佇まい、味わいに満ちたマシンに人々は羨望ともやっかみともつかぬ視線を向けてはくれるのですが、その裏にはオーナーの「やせ我慢」を見透かし、密かにほくそ笑んだりしているのです。が、ファッションはともかく、もはやバイクでやせ我慢は必要ありません。なぜなら、ネオクラシックというカテゴリーがにわかに台頭し、じつに出来のいいモデルが続々と登場しているからに他なりません。中でも、アメリカ最古のモーターサイクルカンパニー「インディアン」のSCOUTはトップランナーと呼ぶにふさわしい存在。
それもそのはず、こちらのSCOUT 100thアニバーサリーエディションは、100年前(1920年)に発売された初代から連綿と綴られてきたヘリテージが、惜しみなく注ぎ込まれたネオクラシックの大本命モデルなのですから!
キムタク世代にとってアメリカンスタイルのバイクは、ライフスタイルを彩る絶好のアイテム。ですが、ひねりのないストレートなまでのアメリカンでは、凡百のフリーダム野郎になり下がってしまう!? それゆえクラシカルでありながらヌケ感もあり、また性能や走りが余裕綽々のSCOUTがピタリとハマるのです。SCOUT 100thアニバーサリーエディションは、世界限定750台というレアなモデル。ディープなフェンダーや、フルレザーのサドルシート、随所に描かれたゴールドピンストライプなど、ディテールはこれでもかとヘリテージが注ぎ込まれ、百周年記念バッジがトドメのようにきらめきます。ちなみに、サドルシートの後ろにオプションのビリオンシートを装着することもできるので「ママと一緒にちょっと遠乗り」なんて場面も。
水冷60度Vツインエンジンは嫌な振動もなく、心地よい鼓動を伝え、ライバルに大きく水を開けるハイパワー。ふたりで乗っても胸のすくような加速が味わえること請け合いです。また、アメリカンらしく長めのホイールベースと、足を前に投げ出すフォワードコントロールのポジションは、跨っただけでライダーをカッコよく見せてくれるので、ストリートでも注目を浴びるはず。さらに、長時間のライディングでも疲れにくいのが特徴。駐車場から出すのも重たい、なんてことにならないサイズと重量ですから、ツーリングはもちろん、ちょっとコンビニみたいな普段使いも苦になりません。ぜひ、跨ってみることをオススメします!
100年に渡って愛されてきた名車たち
1901年、マサチューセッツ州スプリングフィールドで創業したインディアン。 戦後、一度は生産を終了したものの2011年にポラリス社によって完全復活。その歴史は映画「世界最速のインディアン」でも描かれた通り、人々を胸アツにしてやまないエキサイティングなもの。ご紹介したスカウト・シリーズと、ビッグサイズのチーフ・シリーズをラインナップするほか、フラットトラックレースで破竹の連覇を見せるなど、新生なってからも止まることなく躍進中。アパレルも積極的に展開しているので、誰もがインディアンの横顔アイコンを一度は目にしたことがあるでしょう。ここでは、数あるレジェンドの中からアイコニックなスカウトをピックアップ。時代を経ても、変わらぬインディアンのスピリットが読み取れるでしょう。
問い合わせ先
ポラリス ジャパン ☎045-670-9135 https://www.indianmotorcycle.co.jp