世界40台限定の希少モデル！パガーニ「Huayra Roadster BC」が日本初上陸

40台限定生産、日本円換算で約3億9488万円（税別）という希少価値を誇るウアイラ・ロードスターBC。滑らかな運転とエクストリームなパフォーマンスの両立、軽量性および安全性、デザインやエレガンスの融合を叶え、パガーニの創造的な哲学の礎であるレオナルド・ダ・ヴィンチの芸術と科学の基礎概念に基づき開発されています。

採用されているエンジンはAMGから供給を受けた6リッターV12ツインターボで、出力は800馬力です。これはクーペ版のウアイラBCよりも11馬力高い出力となっています。また、パガーニが誇る究極のデザインとテクノロジー、エンジニアリングの技巧が凝縮されており、すべてのコンポーネントはわずか1250kg（2756ポンド）です。

エアロダイナミクス

公共の道路とレーストラックのどちらでもドライバーが運転を楽しむことができる地上高を維持しながら、時速280kmで500kgのダウンフォースを得ることを目標に設計されました。この目標を達成するため、あらゆる運転条件における内部のエアフローシステムと外部の空気力学的に滑らかさを追求したシルエットとのバランス調整が行われました。

フロントはパガーニV12エンジンに必要な熱交換を保証すると同時に、効果的なダウンフォースを生み出すよう改良。一方で、リアが空気の抽出をすることで常に圧力を中心に保っているため、リアウイングは平均的な道路速度でも非常に効果的です。
シャシーとマテリアル
カーボンファイバーとカーボンチタンを基本とした新しいテクノロジーを採用。パガーニ・アウトモビリが提供してきた従来の技術に比べてねじり剛性が12％、曲げ剛性が20％増加し、運転時のダイナミックレスポンスや危険な状態における安全性を高めることを可能にしています。
エンジン

メルセデスAMGの供給によるパガーニV12エンジンは、2つの新しいターボ、革新的なハイドロフォーミング成形、2つのスロットルボディ、4つのウォーターエア・インタークーラーを含む革新的な機能を搭載。最高出力800hp／最大トルク1050Nm以上で、回転毎分2000rpmの本エンジンは同一カテゴリー内で最も優れた重量出力比を誇ります。可能性を最大限に活用するため、エンジンはボッシュ社が設計した洗練された電子システムに支えられています。

なお、本エンジンはハイブリッドシステムに頼ることなく、カリフォルニアの環境規制を含む最新の国際的二酸化炭素排出量とガス排出基準に準拠しています。
サスペンション
ボッシュ社の技術はパガーニ・アウトモビリの技術の源であるサスペンションユニットにも適用されています。シャシーの剛性や車両力学、サスペンションの弾性運動学、そして重心と重量の低下などの要素を研究したあと、性能や安定性・安全性をさらに高めるためボッシュ社の電子工学を採用。この電子システムによって、ダイブとスクワット、ロールの効果を劇的に抑制するだけでなく、車両のコントロールと安全性を新たなレベルへ引き上げます。
トランスミッション
Xtrac社製の7速シーケンシャルミッションが搭載されたギアボックスは、パガーニV12エンジンのすべてのパワーと優れた反応性を運転に順応させることを可能に。フライホイールとクラッチのユニットは、トリプルディスククラッチ、電子制御ディファレンシャル、そしてレーシングスタイルの3ウェイカップリングシステムで構成されています。トランスミッションシステムは、デュアルクラッチトランスミッションに比べ35%も軽量化。トランスバーサル構造は、車両全体の重量を軽減するだけでなく、極慣性によってオーバーステアを大幅に制限できます。
タイヤとリム
ウアイラ・ロードスターBCのために開発されたピレリP Zero Trofeo Rタイヤは、ピレリ社の高性能タイヤ部門である「Modular Integrated Robotized System（MIRS）」で考案されたもの。

天候や運転動特性に関係なく、熟練していないドライバーでも総合的な安全性とコントロールのセンセーションを感じることを目的とした本タイヤは、多くの主要テストトラックにおいて著しく高い性能を発揮しており、通常走行時は1.9gの横加速度、ピークは2.2g、縦方向の減速時も2.2gという驚異的な結果を達成しました。リムの部分には鍛造されたアビオナル合金を採用。軽量のマニュアル仕上げの14本スポークデザインは、ウアイラ・ロードスターBCの特色とエレガンスさが一目でわかるよう表現されています。
ブレーキ
ウアイラ・ロードスターBCにはブレンボ社によって開発された、フロントに6ピストンワンピースキャリパー、リアに4ピストンワンピースキャリパーを備えたカーボンセラミックシステムが装備されています。

インテリア（内装）

ウアイラ・ロードスターBCの内装は、過去のモータースポーツやグランツーリスモといった伝統へのトリビュートを表し、現在・未来の姿を融合させる官能的な経験を提供。パガーニのエレガンスさとスタイルはカルボウッドや繊細にエンボス加工されたレザーなどの素材だけでなく、レーシングスタイル、4点式シートベルト、9チャンネルオーディオシステム、洗練されたアクセサリーといった仕様によっても表現されています。

モデル名／Huayra Roadster BC
0-100km時加速／非公開
乾燥重量／1250kg
エンジン／AMG製M158型60度V型12気筒SOHC 36バルブ ツインターボ
最高出力／802ps、5900rpm
最大トルク／1050Nm、2000～5600rpm
最高速度／非公開
総排気量／5980cc
トランスミッション／XTRAC製 7速シーケンシャルトランスミッション
駆動モード／RWD ミッドシップレイアウト
ブレーキ型式／ブレンボ製
フロント／6ピストン＆ローター径398mm
リア／4ピストン＆ローター径380mm
タイヤメーカー／ピレリPゼロ トロフェオR
タイヤサイズ／フロント365/30 R20インチ、リア355/25 R21インチ
ボディ構造／Carbo-Titanium HP62 G2 ： Carbo-TriaxHP62

●Pagani Automobili S.P.A.
https://www.pagani.com/

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