CAR & BIKE
2025.04.11
【ヒョンデ】新型水素電気自動車「ネッソ」発表!5分の充電で700km以上の航続距離
ソウルモビリティーショー2025で発表された、Hyundai Motorの「the all-new NEXO」。最先端のミッドサイズSUVであるこの新型水素電気自動車では、先進的な燃料電池技術によってテールパイプ排出ゼロが実現されます。かつて夢見た水素モビリティの未来がもうすぐそこに。
大胆な新デザインと進化したテクノロジーを抱く水素モビリティ
先進的な燃料電池技術によってテールパイプ排出ゼロが実現される、新型「NEXO」。5分間の充電で航続距離700km以上が目標とされつつ、開発では安全性にも重点が置かれました。またこの新モデルは、バッテリー電気自動車(BEV)やハイブリッド車だけでなく、水素電気も含む多様な車両電動化戦略を示唆するものです。幅広い選択肢が提示されたと考えてよいでしょう。

2024年10月に発表されたINITIUMコンセプトがベースになった新型NEXOは、Hyundai Motorのデザイン言語「アート・オブ・スティール」を体現するように、素材本来の強さと自然な造形性が反映されています。デザインではスチールの耐久性と汎用性が緊張感と力強さをもたらしつつ、芸術的な形状が実現されました。無骨さを感じる直方体のような大胆なラインと堅固な構造に、アーチ型の断面によって力強さが加えられた頑丈で洗練されたデザイン。ドアに施された水平の溝パターンでは車両の耐久性が強調されていて、都市とアウトドアの両方のライフスタイルに適応してくれそうな仕上がりといえるでしょう。
エクステリアは「HTWO」ランプを特徴とするデザインで、4つのドットランプが夜間でもインパクトたっぷりです。カラー展開はCreamy White Pearl、Phantom Black Pearl、Amazon Gray Metallic、Ocean Indigo Matte、Ecotronic Gray Pearl、Goyo Copper Pearlの6色で、最後のカラーは韓国の自然と文化からインスパイアされたものだそう。韓国語で「静謐」を意味する「ゴヨ」にちなんで名付けられたこのカラーは、深みのある豊かな色調によって韓国の伝統美と現代的な美意識が融合されています。光の角度や環境によってボディカラーが変化する3層コート塗装です。
車内は広々とした設計で、家の中にいるかのようなソフトで贅沢なパッドが採用されています。ドライバー中心の湾曲したディスプレイ、直感的なコントロール、収納スペースに優れたアイランド型センターコンソールなども主な特徴です。デジタルサイドミラーディスプレイは、ダッシュボードの一部としてシームレスに統合され、開放感と実用性を最大限に高めています。ハイテク感あふれる家具つき空間です。
新型NEXOでは車内空間が長く、広く、高くなり、リアの荷室容量もアップ。最大993Lの空間が確保され、ゴルフバッグなら4個も収納できます。ラゲッジエリアに新たに導入されたプラットフォームは、ユーザーがニーズに合わせて自由にアクセサリを選べるようになっています。
インテリアには、1列目のプレミアムリラックスシート(レッグレスト付き)も装備。1列目シートの背もたれはスリムになり、2列目シートのニークリアランスとレッグルームが改善されました。2列目シートの快適性は、ベンチレーションシートによってさらに向上し、リクライニング角度も従来のNEXOより大きくなっています。2列目のヘッドルームとショルダールームもリニューアルされ、リヤドアは先代車より大きく開き乗り降りがしやすくなったため、家族連れにも快適です。
インテリアには、1列目のプレミアムリラックスシート(レッグレスト付き)も装備。1列目シートの背もたれはスリムになり、2列目シートのニークリアランスとレッグルームが改善されました。2列目シートの快適性は、ベンチレーションシートによってさらに向上し、リクライニング角度も従来のNEXOより大きくなっています。2列目のヘッドルームとショルダールームもリニューアルされ、リヤドアは先代車より大きく開き乗り降りがしやすくなったため、家族連れにも快適です。
センターコンソールやダッシュボードエリア、ドアトリムなど、キャビンの至るところにスマートな収納ソリューションが備わり、より便利になりました。道路速度制限アラートと連動したアンビエントムードライトがプレミアム感も演出してくれます。クルマ全体にサステナブル素材が使われている点も醍醐味です。
車名/the all-new NEXO
サイズ/全長4750mm、ホイールベース2790mm、全幅1865mm、全高1640mm(ルーフラック装備車は1673mm)
タイヤサイズ/225/55R18(18インチ)、245/45R19(19インチ)
積載容量/1719(1列目後方)、993(2列目後方)
燃料電池スタック/110kW(グロス)/94kW(ネット、FCシステム出力)
モーター出力/フロント150kW(350Nm)
高電圧バッテリー/パワー:80kW、エネルギー:2.64kWh
水素タンク/容量:162.6L(54.2L×3)、使用可能なH2:最大6.69kg
目標航続距離/700km以上(18インチホイール、GLトリム装備車、韓国国内仕様車)
予想最高燃費/97.8km/kg(18インチホイール、GLトリム装備車、韓国国内仕様車)
パワーパフォーマンス/最高速度:時速179km、0→100km/h 7.8秒
●Hyundai Mobility Japan
サイズ/全長4750mm、ホイールベース2790mm、全幅1865mm、全高1640mm(ルーフラック装備車は1673mm)
タイヤサイズ/225/55R18(18インチ)、245/45R19(19インチ)
積載容量/1719(1列目後方)、993(2列目後方)
燃料電池スタック/110kW(グロス)/94kW(ネット、FCシステム出力)
モーター出力/フロント150kW(350Nm)
高電圧バッテリー/パワー:80kW、エネルギー:2.64kWh
水素タンク/容量:162.6L(54.2L×3)、使用可能なH2:最大6.69kg
目標航続距離/700km以上(18インチホイール、GLトリム装備車、韓国国内仕様車)
予想最高燃費/97.8km/kg(18インチホイール、GLトリム装備車、韓国国内仕様車)
パワーパフォーマンス/最高速度:時速179km、0→100km/h 7.8秒
●Hyundai Mobility Japan