DINING
2023.03.31
【キッチンカーの世界】リピーターが絶えないアメリカンフード「Kimmy's Deli」
イベント会場や街中で見かけるキッチンカー。その車内はどうなっているのでしょうか? アメリカンフードをお弁当として提供しているキッチンカー「Kimmy's Deli」の中を見せてもらいつつ、話をうかがいました。
一度食べたら病みつき!リピーターが多いアメリカン「Kimmy's Deli」

「Kimmy's Deli」のオーナー池田さんは、渋谷にあるハンバーガー&ステーキ店で働いていた頃の仲間とキッチンカーを始め、今年の8月で3周年。訪れるお客さんの半数以上はリピートするという、大人気のキッチンカーです。
「自分の店舗を持ちたい」という夢があったため、最初は貸店舗を探していたそう。しかし、いい物件が見つからずにいた頃にキッチンカーのことを知ります。
キッチンカーなら開業資金や固定費が安く済むため、開業のハードルが下がる。そこで思い切って、「Kimmy's Deli」をオープンし、あっという間に人気店に。
「今は、めちゃくちゃ楽しいですね。むしろキッチンカーにして良かった」と池田さんは答えてくれました。
「自分の店舗を持ちたい」という夢があったため、最初は貸店舗を探していたそう。しかし、いい物件が見つからずにいた頃にキッチンカーのことを知ります。
キッチンカーなら開業資金や固定費が安く済むため、開業のハードルが下がる。そこで思い切って、「Kimmy's Deli」をオープンし、あっという間に人気店に。
「今は、めちゃくちゃ楽しいですね。むしろキッチンカーにして良かった」と池田さんは答えてくれました。
店の屋号「Kimmy's Deli」は、ヒッピーだったお義母さんの名前が由来だそう。店舗のキービジュアルにも、お義母さんの若い頃の似顔絵が起用されています。

価格/4000円(受注生産終了)

価格/3500円(受注生産終了)
料理だけではなく、Tシャツや帽子などのオリジナルグッズも手掛け、ファンサービスを大切にしているお店。帽子も、お洒落ですよね!
Kimmy's Deliが放つ「好きな世界感」の魅力

Kimmy's Deliの車体はいすゞのエルフ。最初にキッチンカーを製作する会社に依頼したところ、300万円台後半かかったそう。購入後「100万円ほどでも揃えられる」と分かり、次の店舗も検討しているのだとか。
「今年は2台目のキッチンカーを持ちたいので、そのクルマは100万円くらいには抑えたいですね」。
キッチンカーの仕事が面白く、もう少しお店を増やしていきたいそうです。
「今年は2台目のキッチンカーを持ちたいので、そのクルマは100万円くらいには抑えたいですね」。
キッチンカーの仕事が面白く、もう少しお店を増やしていきたいそうです。

そんなお店のお気に入りポイントは、フロント、サイド、リアに描いてもらったイラスト。かねてから池田さんが大好きだったという、湘南茅ヶ崎育ちのアーティスト・RYU AMBE氏に、ダメ元でSNSのDMから直接お願いしたところ、なんと快諾。家の前まで来てもらい描いてもらったそうです。
店の雰囲気に合っていて、いいアクセントになっています!
店の雰囲気に合っていて、いいアクセントになっています!

車内も見せてもらいました。
思ったよりも広々としていて、ふたりで立って作業ができるうえ前後に作業カウンターがあるので、効率良く調理ができそうです。
思ったよりも広々としていて、ふたりで立って作業ができるうえ前後に作業カウンターがあるので、効率良く調理ができそうです。

本来は天井も壁も真っ白だったものの、天井を黒く塗るなどDIYで作りこまれた雰囲気が素敵。棚にはコツコツ集めたお気に入りのヴィンテージ小物が飾られ、好きなものに囲まれている雰囲気がアメリカン。

奥の棚には、池田さんが好きなロックバンド「The BONEZ」の直筆サインを発見!
「バンドTシャツを着た人が来店したから『The BONEZのTシャツですよね』と声を掛けたんですよ。そうしたらなんとバンドのツアーマネージャーをしている方だったんです」。
偶然から始まった縁で、ライブのケータリングとして呼ばれるようになったそう。
「(大ファンの)アーティストの方たちにも食べてもらえ、リピートまでしていただき、プライベートでも訪れてくれました。本当にキッチンカーをやって良かったと思いましたね」。
話を聞いているこちらもハッピーな気持ちになってきます。
「バンドTシャツを着た人が来店したから『The BONEZのTシャツですよね』と声を掛けたんですよ。そうしたらなんとバンドのツアーマネージャーをしている方だったんです」。
偶然から始まった縁で、ライブのケータリングとして呼ばれるようになったそう。
「(大ファンの)アーティストの方たちにも食べてもらえ、リピートまでしていただき、プライベートでも訪れてくれました。本当にキッチンカーをやって良かったと思いましたね」。
話を聞いているこちらもハッピーな気持ちになってきます。

そんなまさかの出会いをそこまでのつながりに変えたのは、池田さんの「サービス精神」があったからこそ。
忙しい時間帯でも「少しでもお客さんとコミュニケーションを取ろうと心掛けている」といいます。そういう心掛けが、大好きなロックバンドと仲良くなれる……そんな奇跡のような出会いも生んだのかもしれません。
人を引き込むパワーのある池田さんのキャラクターも、このお店の魅力の一つです。
忙しい時間帯でも「少しでもお客さんとコミュニケーションを取ろうと心掛けている」といいます。そういう心掛けが、大好きなロックバンドと仲良くなれる……そんな奇跡のような出会いも生んだのかもしれません。
人を引き込むパワーのある池田さんのキャラクターも、このお店の魅力の一つです。
リピートしたくなるおいしさが魅力

Kimmy's Deliのメニューは、グランドメニューの他、毎月変わる限定メニューも用意。月1回ほど、全メニューの見直しを行い、常にお客さんに飽きられないように探究心を忘れません。
味付けの配合を工夫して出すと、今まで全然出なかったメニューが目に見えて売上げが伸びることもあるそう。おすすめは「チキンオーバーライス」や「BBQポーク」「タコライス」など。中でもタコライスは改良に改良を重ね、今の味に辿り付いたというメニュー。
味付けの配合を工夫して出すと、今まで全然出なかったメニューが目に見えて売上げが伸びることもあるそう。おすすめは「チキンオーバーライス」や「BBQポーク」「タコライス」など。中でもタコライスは改良に改良を重ね、今の味に辿り付いたというメニュー。

一般的なタコライスは、ご飯の上にキャベツの千切りがのせられていますが、Kimmy's Deliはコールスローが入っています。そのほかにも砕いたタコスもミックス。タコスやキャベツのザクザク感が楽しめます。しかもトマトとパクチー、タマネギなどが入った自家製サルサソースも加わり、複雑な味わいや食感が「面白い!」。ワクワクしながら、おいしく味わえるんです。

こだわりのポイントは「肉を炒めたときに出た油は全部捨ててから、煮込んでいます。だから脂っこくない」と教えてくれました。
たしかにがっつり肉を食べているはずなのに脂っぽさを感じなく、いくらでも食べられる味わいでした。
たしかにがっつり肉を食べているはずなのに脂っぽさを感じなく、いくらでも食べられる味わいでした。

明るくユーモアのある池田さん。出店している場所ごとに、お気に入りの子がいるらしくワクワクしながら料理をしているそうですよ! とても楽しそうですね。
そんなKimmy’s Deliの出店場所は日によって違うので、アプリもしくは公式ホームページなどを確認してから足を運んでみてください。
そんなKimmy’s Deliの出店場所は日によって違うので、アプリもしくは公式ホームページなどを確認してから足を運んでみてください。
店舗名/Kimmy’s Deli
場所/東京 月曜日:世田谷ビジネススクエア、火曜日:渋谷区立北谷公園、水曜日:モーリッチガーデンテラス、木曜日:城山トラストタワー、金曜日:飯田橋ラムラ(撮影場所)
※出店場所は変更される場合があります。詳しくはアプリ「SHOPSHOP」から出展場所を確認可能
●Kimmy’s Deli
場所/東京 月曜日:世田谷ビジネススクエア、火曜日:渋谷区立北谷公園、水曜日:モーリッチガーデンテラス、木曜日:城山トラストタワー、金曜日:飯田橋ラムラ(撮影場所)
※出店場所は変更される場合があります。詳しくはアプリ「SHOPSHOP」から出展場所を確認可能
●Kimmy’s Deli