水を入れるだけ!? 5年保存できる「携帯おにぎり」を食べてみた

災害用にあると安心。美味しければキャンプにも持っていけるかも！　お湯や水を入れるだけでできる美味しい携帯おにぎり、わかめ、五目おこわ、鮭の3種類を備蓄せずに食べてみました。

お湯や水を入れて待てばおにぎりが！おいしいのか？

備蓄用の食料といえばかんぱんや缶詰などが定番ですが、せっかくなら手軽に食べられる美味しい食事をストックしておきたい！

そんな願いを叶えて欲しい願望もあって、亀田製菓が手がけている「尾西の携帯おにぎり」をチョイス。パッケージに記載されている通り、お湯や水を入れるだけで簡単におにぎりができる優れ物。ハサミも鍋も、箸も使わずに作れて、手も汚さずに食べられるという災害シーンにうれしいポイントが盛りだくさんです。果たして肝心の味は？

とりあえずお湯を入れて待ってみた

まずは正面についているシールを剥がして、お湯をを入れる目安となる線を確認！

続いて一番上の線に沿って本体を開封し、中に入っている脱酸素剤を取り出します。「尾西の携帯おにぎり」に使用されているのは、炊き立てのご飯を急速乾燥させたアルファ米で、国産のうるち米を使って作られています。具材も個包装されていないので、必要な作業は開けて脱酸素剤を取り出すだけ。

あとは、記載されている線までお湯か水を注いで、20回ほど本体を振り15分（水の場合60分）待ちます。待つ間は自袋が立してくれてます。本体上部にはチャックがついていて、万が一倒れてしまっても問題なし！

15分経過したら、記載されている通りに袋を切っていきます。あらかじめ切り込みが入っているので、ハサミを使わずに簡単にカットできました。熱湯を使っているので本体がかなり熱くなっています。やけどには注意！

すべてカットすると、袋の中からなんとおにぎりが！　直接触れることなく作れ、食べやすいおにぎり状になっているため、片手で手軽に食べられます。しっかりと固まっているので、食べている途中にポロポロと落ちてしまうこともありません。

「尾西の携帯おにぎりわかめ」は、たっぷりの乾燥わかめが入っていて、満足度は高いおにぎりです。味が少し薄めかな。筆者には若干物足りなさを感じたものの、老若男女問わず食べやすいというメリットはあります。

ご飯はつい15分前までカッチカチだったとは思えないほど、モッチモチ！　ご飯の旨みも感じられて、非常食とは思えないクオリティ。味は薄いものの、上から塩を振りかけてしまえば全く問題なし。とっても食べやすいです。

商品名／【5年保存】尾西の携帯おにぎりわかめ（おにぎり1個分×10袋）
価格／おにぎり1個分×10袋 2376円
表示内容量／42ｇ（できあがり量 109ｇ）
賞味期限／5年
原材料／うるち米（国産）、味付乾燥具材（食塩、わかめ、砂糖、昆布エキス、でん粉、ホタテエキス）／調味料（アミノ酸等）
保存方法／直射日光、高温多湿を避けて、常温で保存してください。

今回取り上げた3種類の中で一番美味しかったのが、「尾西の携帯おにぎり五目おこわ」。おにぎり専門店で売っている五目おこわのように、それぞれの具材の旨みをたっぷり楽しめる味わい。正直長期保存できる非常食で、ここまで美味しい味になるとは…、技術の高さに驚きです。

具材として使用されているのは、油揚げやごぼう、しいたけ、こんにゃくなど。それぞれたっぷり入っているので、どこを食べても具材の食感や味を楽しめますよ。

商品名／【5年保存】尾西の携帯おにぎり五目おこわ
価格／おにぎり1個分×10袋 2700円
表示内容量／45ｇ（できあがり量 104ｇ）
賞味期限／5年
原材料／もち米（国産）、うるち米（国産）、味付乾燥具材（食用植物油脂、醤油、砂糖、乾燥人参、油揚げ、乾燥ごぼう、乾燥しいたけ、こんにゃく、食塩）／ソルビトール、調味料（アミノ酸）、酸化防止剤（ビタミンE）、（一部に小麦・大豆を含む）
保存方法／直射日光、高温多湿を避けて、常温で保存してください。

「尾西の携帯おにぎり鮭」は、優しい鮭の味わいを楽しめるおにぎり。全体的に程よく塩気があり、鮭の部分からはしっかりと香りや風味も感じられました。クセのない安心する味なので、非常用の味噌汁などを用意しておけば、災害時にも美味しい和食を食べられますね。

商品名／【5年保存】尾西の携帯おにぎり鮭
価格／おにぎり1個分×10袋 2700円
表示内容量／42ｇ（できあがり量 109ｇ）
賞味期限／5年
原材料／うるち米（国産）、味付乾燥具材（さけ、食塩、還元水飴）/調味料（アミノ酸）、トレハロース、ベニコウジ色素、酸化防止剤（ビタミンE）、（一部にさけを含む）
保存方法／直射日光、高温多湿を避けて、常温で保存してください。