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クロックスが至高!の筆者が「KEEN」のサンダルを履いてみた結果

クロックスが至高!の筆者が「KEEN」のサンダルを履いてみた結果

年中足元はクロックスの筆者が、今年の夏はKEEN(キーン)サンダルをゲットしてみました。至高と思っていたクロックスとの違いを忖度なしに伝えます。

KEENサンダル使ってみた

筆者の足元はいつもクロックスです。

仕事でバイクに乗ることが多く、その際には防御力を考えてブーツを履いているので、普段は楽なクロックスを選んでしまうのです。

筆者がクロックスこそ至高と考えるポイントは以下の通り。

脱ぎ履きがめちゃくちゃ楽
ストラップを踵にすれば、小走りしても脱げない
濡れてもすぐ乾く


その反面、10年以上愛用してきてイマイチと思うポイントを挙げるとすれば。

見ためがチープに見えやすい
ソールが早くすり減ってしまう
長時間歩くと疲れてしまう


このクロックスの3つの弱点をクリアしているサンダルを探して見つけたのが、KEENのサンダル「ニューポート」です。

ニューポートのバリエーション

現在販売されているニューポートはいくつかのバリエーションがあります。

レザーを採用したニューポートをベースに、水辺仕様の「エイチツー」キャンパス地を採用した「キャンパス」。

そして今回筆者が試したのが、エイチツーをベースにフジロックやペインティングユニットとのコラボモデルを展開する「レトロ」です。

レトロは派手な柄が多い

商品名/ニューポート レトロ
カラー/Neighbors
価格/1万4300円

●KEEN
エイチツーが落ち着いたカラーを多くラインナップしているのに対して、コラボモデル中心のレトロはグラフィックが派手。

今までシンプルなデザインとカラーのクロックスを使っていたので、派手なレトロを選びました。

またコラボモデルということもあり、来年は全く異なるグラフィックが展開されるはず。限定という言葉に弱い筆者は一撃でした。
ライブペインティングスタイルを得意とするGravity freeとのコラボモデル。
よく見ると、たくさんの動物が描かれている。

サイズ感

KEENのホームページには1サイズアップで選んだ方が良いという記載がありました。筆者は基本的に25.5cmを選んでいますが、靴によっては26.0cmを選ぶこともあります。

そこで今回は26.0cmを選んでみましたが、裸足で履いてピッタリ、靴下を履くと窮屈という感じでした。

基本的には+1.0のサイズを選ぶと良さそうです。
サイズ感は+0.5でなく+1.0がお勧め。

実際に履いてみた結果

履いてみて、一番驚いたのは通気性の良さです。

クロックスはボコボコと穴が開いていて、通気性が良さそうに見えますが、ニューポートを履いたら桁違いの通気性の良さを体感できました。

自転車に乗る時にも使ってみましたが、少しスピードを出すと風が足に当たり涼しく感じました。

次に感じたのはフィット感の良さ。子供と鬼ごっこする時に全力を出すとクロックスは脱げてしまうことが多々ありますが、ニューポートは脱げません。

さすがにランニングに使う気にはなりませんが、鬼ごっこくらいならソールのクッションがしっかりしているので足を痛めることがなさそう。

履き心地はスニーカーに近い感じがしたので、2時間ほど歩いてみましたが足が痛くなったりすることがなく、長時間歩きまわるシーンにもピッタリです。
つま先にラバーガードがついていて、フィット感がしっかりしているので近所を自転車で走るのにも最適。
つま先のビックリマークがアクセント。
通気性の良さは抜群。

すぐ乾くのでベタベタしない

アッパーは速乾性に優れたポリエステル素材を採用していますが、外側と足にあたる内側では素材感が違います。

内側はクッション性に優れた素材を採用していて、保水して乾きにくいのではないかと思いましたが杞憂でした。

しばらく歩いていたら乾いたので、夏場の川遊びなどにもバッチリです。
水をかけて濡らしてみたけど、すぐに乾いた。

気になった点

クロックスは簡単に脱ぎ履きすることができますが、ニューポートは靴を履くような感覚です。フィット感はバンジシューレスというゴムで調整しますが、いわゆる結ばない靴紐というやつです。

ゴムである程度のフィット感を得ることができますが、更にロック部分のボタンを押しながら調整ができます。

紐靴を履くのと比べれば楽ですが、サンダルに脱ぎ履きのしやすさを求めている人は合わないかもしれません。

またソールパターンは水はけが良さそうなのですが、濡れた路面ではクロックスの方がしっかりグリップしました。

実際にソールを触ってみると、クロックスは柔らかくニューポートは固いので素材の違いでグリップ力が違うかのかもしれません。

ただソールのすり減りが早いクロックスに比べれば長持ちしそうな感じがします。
バンジーシューレース。
ソールパターン。

色違いやパターン違いで買い足したくなる

シックなブラックはどんな服装にも似合いますし、コラボモデルが多いレトロにはフジロック2022やNew Acoustic Camp Family Packなどアウトドア感満載のグラフィックがラインナップされているので、色違いで買い足したくなります。

またレディースやキッズ、さらにはビッグキッズサイズなども用意されているので親子コーデを楽しむのもいいかもしれません。

KEENには他にもヨギやシャンティーといった気軽に履ける製品があります。

また2本のコードと1枚のソールから作られるユニークという製品は、ニューポートと比べてもスニーカー色が強く、ソールパターンのグリップ力も良さそうです。

思考停止気味にサンダル=クロックスで過ごしてきてしまいましたが、KEENサンダルとの出会いによって「KEENサンダルはいいぞぉオジサン」になりそうです。
親子コーデも良さそうです。
相京雅行
フリーのモータージャーナリスト。ワークマン公式アンバサダー、youtubeアイキョウバイクチャンネルの運営など、幅広く活動中。
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