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未成年入店禁止!? 大人が通いたくなる、横浜市・京急鶴見駅前の街中華「タイガー」でラーメン

未成年入店禁止!? 大人が通いたくなる、横浜市・京急鶴見駅前の街中華「タイガー」でラーメン

京浜急行の京急鶴見駅すぐの街中華「タイガー」に初訪問。未成年入店禁止というルールと、500円ラーメンを手がかりに駅前に残る大人の空間を探ります。

駅からすぐの街中華「タイガー」へ行ってみた

JR鶴見駅からだと徒歩約4分、京急鶴見駅なら改札を出てすぐの商店街「ベルロードつるみ」の中にある街中華「タイガー」を訪れます。

訪問したのは土曜日の昼間。きっかけは、「未成年入店禁止」というルールがあると聞き、いまもその方針を続けている店とは、一体どんな空間なのでしょうか。
今回が初訪問ながら普段の営業の様子を見たくて、週末の昼間を選びました。

昔からの佇まいに張り紙1枚、なるほどそういうことなのね

外観はかなり昔ながらの佇まいです。昭和の雰囲気を残す町中華という印象です。店の前には、手書きの張り紙がありました。
「当店は、たばこのすえる店ですので、20才未満の方は入店できません」と書かれています。だから未成年がが入れないのね、と納得。心優しい店主じゃないですか。

そして扉を開けると、外から想像していたよりも広い空間が広がっていました。
机は全部で12卓。それぞれおよそ1メートルほど間隔を空けて配置されています。土曜の昼間で9卓が埋まっていました。来店客は全員お一人様です。静かに食事をしている人が多く、店内は落ち着いた空気。

この日は、男女二人で店を切り盛りしていました。男性が厨房で調理を担当し、女性が配膳から会計、片付けまでを一人で行っています。大きな声や無駄な動きはなく、それぞれが役割を淡々とこなしています。長く続いてきた店のリズムを感じました。
各机には灰皿がひとつずつ置かれています。いまでは珍しい光景かも。壁には手書きのメニューがあり、雑誌や漫画も並んでいます。装飾としてのレトロではなく、長年の積み重ねがそのまま残っている印象です。

未成年入店禁止というルールも、この空間づくりと無関係ではないと感じました。大人が大人として過ごせることを前提にした店です。

一番人気は昔ながらの「ラーメン」500円

注文前に「一番人気は何ですか」と聞きました。「メニューの一番上に書いてあるラーメンです」と教えてくれました。価格は500円、迷わずラーメンを注文しました。
スープは透き通り、麺は細めのストレート。具はナルト、メンマ、チャーシュー、ネギという構成です。スープはあっさりしていて強い主張はありません。昔ながらの中華そばですね。
特にナルトは、ふわふわで少しもちっとした食感でした。派手さはありませんが、食べ進めやすい一杯です。

静かな昼の店内で感じた、大人が集まる場所

今回初めて訪れてみて、 ここは日常の中にある店だと感じました。 未成年入店禁止というルールはありますが、 敷居が高いわけではありません。 静かに食事をしたい大人が自然に集まれる場所。 京急鶴見駅から徒歩すぐ、JR鶴見駅からもそう遠くはないので、移動の途中でも立ち寄れる距離です。

土曜日の昼間、それぞれが一人で食事をしている光景を見て、無理に会話をしなくてもいい空気があると感じました。
実際にラーメンを食べている時間も、特別な体験というわけではないのですが、店内の静けさが心地よく感じられました。この店は「時間を消費する場所」ではなく、「時間を整える場所」なのかもしれない。そう思いながら店を後にしました。

タイガー
所在地/神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-23-8

取材・文/SYURI
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