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【街中華】極太メンマがゴロリ!横浜の老舗「奇珍樓」竹の子ソバ

DINING

【街中華】極太メンマがゴロリ!横浜の老舗「奇珍樓」竹の子ソバ

2021.06.30

朝昼晩とラーメンでもオッケーな筆者が、街をプラプラしながら至福の一杯をいただきます。今回は日本最大の中華街がある横浜市で長年愛される、街中華の名店「奇珍樓」、その名物といえば極太メンマがゴロリと入った「竹の子ソバ」。至福の一杯、そのお味は?

横浜市麦田町に佇む老舗「奇珍樓」


奇珍楼


横浜で中華といえば「中華街の中華」を連想する方も多いと思いますが、今回ご紹介する「奇珍樓」は中華街から20分ほど歩いた、横浜市中区麦田町に店を構えています。その歴史は深く、なんと1917(大正6)年に先代が開き、現在の場所には1942(昭和17)年に移ってきたそう。ちなみに「奇珍」の看板は愛称で、正式には「奇珍樓」だそう。


また、店内には現在の店主が「奇珍樓」にまつわるエピソードを、当時の写真つきで綴ったボードがあります。それによると「奇珍」は「キッチン」が由来なのかもしれない、というほっこりしたエピソードもあり、何だかこちらまで癒やされました。これとは別に「貴重」という意味もあるそうです。


さっそく「竹の子ソバ」を注文!


さて、席に案内されメニューを見るとたくさんの魅力的なメニューが。「竹の子ソバ」目当てなのに、他のメニューをつい注文しそうになってしまいました。


奇珍楼


中でも「五目焼きソバ」は「竹の子ソバ」にならぶ人気のメニューだそうです。次行ったら食べてみようと心に誓いました。


奇珍樓名物「竹の子ソバ」登場!


竹の子そば


奇珍樓に伺ったのは土曜日のランチ時真っ只中。そのためか、20分ほど待ってようやく食事開始! ただ、同じ麺類でもメニューによって料理提供が早いものもあるようでした。


竹の子ソバ


まずはスープから。長ネギの香りがフワッと香る、あっさりした醤油スープ。こんな昔ながらの中華そばを味わえるお店って、最近珍しい気がするんです。進化系ラーメンももちろん好きですが、個人的にやっぱり心に染みるのはこういう懐しい系かもしれないです。


竹の子ソバ


麺は糸のように細くしなやかなストレートタイプの極細麺。ちぢれ麺よりはスープとの絡みが弱いですが、レンゲに麺とスープをすくいスルッとひと口で食べると、なんとも贅沢な気分になります。一本一本がとても繊細な麺で食べやすいですよ。


竹の子ソバ


さて、いよいよ「竹の子ソバ」の真打ち登場です! 他の画像でもすでに見えていますが、こちらが名物の「極太メンマ」。写真だと分かりにくいですが、本当に極太なんです。


竹の子の繊維を残しつつ、旨みがギュッと凝縮された極太メンマ。噛むたびにコクが溢れ出します。


実はこの極太メンマ、作るのに10日間を費やすそう。時間をかけて数日間メンマを煮込み、さらにそのあとまた数日かけて毎日水を取り替える作業で、これほどの立派なメンマができるとのこと。


こんなにも丁寧に下処理されたメンマに出会ったのは初めてかもしれません。ぜひ、この先もずっとこの「竹の子ソバ」を守ってほしいです。


昔なつかしの「竹の子ソバ」でほっこりしませんか


口あたりなめらかでスルッとすすれる極細麺に、手間ひまかけて丁寧につくられた極太メンマ。見た目はシンプルな一杯ですが、そこに注がれる思いや歴史を感じながら「竹の子ソバ」を堪能できました。


なかなか外食が制限される世の中ですが、規制が緩和したら感染症対策ルールは守りつつ外食を存分に楽しみたいですね。




奇珍樓へのアクセス



住所/神奈川県横浜市中区麦田町2-44
営業時間/11:30~15:00 17:00~21:00
定休日/木曜(木曜が祝日の場合、前日休み)
※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、情報が異なる場合があります。


●奇珍樓
045-641-4994


原 結
食べ歩きや旅行、アウトドアが大好きなアクティブ系女子。旅先でもショッピングは二の次、自然とのふれあいを求めてしまうタイプです。話題のレシピや新商品のレポートなど毎日の暮らしに役立つ情報をお届けします。

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