【街中華】焼き魚が泳ぐ味わい!?「海富堂」の絶品炭火焼き中華そば

その名のとおり、魚を余すことなくまるごと使った、超濃厚中華そばが特徴の「海富堂（しーふーどう）」。まるで口の中を焼き魚が泳ぎ回るような……。東京・神田で見つけた、味わい深い一杯をご紹介。

JR神田駅から歩いてすぐのところにある「炭火焼濃厚中華そば海富道」。フードロスに着目し、買い手がつかずに廃棄させられる魚など、食べられるのに捨ててしまう魚たちをスープや出汁に使用。超濃厚な中華そばに昇華させています。どこか重厚な雰囲気が漂う外観も、タダモノジャナイ感を醸し出しています。

外観からすでに期待値がアガります。

メニューは鯖、鰯、鮭、海老、烏賊の5種類。ごはんと小鉢がセットになった「定食」も選べます。門外不出の炭火焼き特殊製法で、魚の骨までを余すことなく使用。濃厚スープと秘伝の出汁を掛け合わせることで、圧倒的に香ばしさが漂う一杯に仕上げています。

別盛りスタイルのトッピング！
焼き魚といえば「鯖」というくらい鯖ラバーの筆者は、もちろん鯖の中華そばをチョイス。ほどなくして運ばれてきた中華そばは……麺のみ！　実はコレ、中華そばの温度を高温に保ち、濃厚なスープと絡みつく麺の味わいを楽しんでほしいとのことから、トッピングは別盛りに。圧倒的なこだわりを感じながら、いただきます。

商品名／炭火焼き濃厚中華そば　鯖
価格／850円

焼き鯖が泳いでいる……！
一口すすると、鯖の旨味が広がる広がる。思わず「コレ、焼き鯖が泳いでいるよね」とつぶやきたくなるような濃厚さ。いや、ひょっとしたらつぶやいてしまっていたかも。とにかくウマい。見た目とは裏腹に、後味にいやらしさが残らず、スッといなくなるスープが素敵です。細めの麺との相性も抜群。麺とスープのみを味わったあとは、お好みでトッピング。ひょうたんに入った山椒を加えると、これまたイイ感じのアクセントに。