LIFE
2026.03.22
クルマと犬と旅でつながる! 埼玉県飯能市で開催された「VAN WAN LIFE」イベントレポート
「マーケットだけ、クルマだけのイベントではなくて、そこにストーリーを持たせたい」という思いが強くあるというVAN WAN LIFE。ワンちゃんとの幸せな日々と、愛犬家同士の交流という新しい価値観とともに、今注目したいイベントです。
仲間たちと旅の記憶を共有する、VAN WAN LIFEという楽しみ方
3月14日~15日の2日間、埼玉県飯能市の「メッツァ RV パーク」でにわたって開催された、愛犬と楽しむ車中泊イベント「VAN WAN LIFE」(バン ワン ライフ)。愛犬とともに車中泊をする参加者だけでなく、ショップやワークショップのテントを気軽に覗けるイベントでした。
2022年に岐阜県大垣市での初開催から4年目を迎え、犬好きな人やクルマ好きな人、そして実際に車中泊をしている人が全国から集まるイベントに。イベントを育ててきた代表の廣瀬 武さんの話もまた興味深いものでした。
2022年に岐阜県大垣市での初開催から4年目を迎え、犬好きな人やクルマ好きな人、そして実際に車中泊をしている人が全国から集まるイベントに。イベントを育ててきた代表の廣瀬 武さんの話もまた興味深いものでした。
― VAN LIFEに犬(WAN)を加えた「VAN WAN LIFE」という造語を作って、その実践している代表の廣瀬さん、どんな想いでこのイベントを作ってきたのでしょうか?
廣瀬さん 「マーケットだけ、クルマだけのイベントではなくて、そこにストーリーを持たせたいという思いを強く持っていました。犬と一緒に車中泊の旅をして『こんな経験したよ!』みたいなことがみんなで語り合えるように、人と人だけでなく、ワンちゃん同士を交流しやすくするための心理的(気持ち)な導線を作れるようにしています」。
「人がモノを買って帰っていくだけではなくて、このイベントで新たな経験とか、旅の記憶の共有とか、そういったことができるような工夫を、毎回仲間たちと一緒に考えています」。
「人がモノを買って帰っていくだけではなくて、このイベントで新たな経験とか、旅の記憶の共有とか、そういったことができるような工夫を、毎回仲間たちと一緒に考えています」。
― 来てくれた皆さんと旅の共有ができるなんて、楽しそうですね。どうやって共有するのでしょうか?
廣瀬さん 「例えば、この『VANWAN旅マップ』ですね。今ここに書いてある大瀬崎灯台と能登島は私が家族と行った場所。ワンちゃんと行ったところに限定したマップなので、犬と行ける場所が一目でわかります」。
― このマップの写真を撮って帰れば、次の旅の計画にも役立ちそうですね。
廣瀬さん 「僕たちは単にクルマが好きとか、キャンプが好きというのではなくて、自分の家族であるワンちゃんと一緒に旅をするのが好き。だからこのマップでワンちゃんとの旅ログをみなさんと共有したいと思って」。
― このイベントではRVパークで車中泊をする人達も大勢来るということですが、集まって泊まるだけなのでしょうか?
廣瀬さん 「夜は車中泊をするみなさんと一緒に『景品付き じゃんけん大会』をします。そこでは私たちがこの1年間、旅をしてきた場所で買ってきたお土産を中心に配るんです。景品じゃなくて『旅のお土産』っていうのがポイントなんですよ」。
― お土産からまた旅の話が盛り上がりそうで、楽しいですね。
廣瀬さん 「ワンちゃんはもともと群れで生活する生き物、そういった群れでの集団行動を、旅になぞって、何かストーリー性を持たせたいなと思ってこの企画を考えました」。
廣瀬さんの車中泊仕様、トヨタ ランドクルーザー78プラドをチェック
― 2024年のVAN WAN LIFEイベントで取材してから、少しずつ内装を変えてますね。
廣瀬さん 「はい。まずベッドが変わりました。以前はテーブルとしても使えるベッドがあって、ベッド上には奥さんが寝て、自分は下に寝るスタイルだったものを、全面(平らな)ベッドにしたんです。去年の正月に青森県の大間を旅をしたんですが、セパレートなベッドだとお互い冷え切ってしまいます(笑)。寒い車内で2人で体温を分け合うために一体式のベッドに変更しました」。
「あと、大間のような寒い地方に行くと車内の温度と外気温の差が大きくなって、どうしても結露してしまいます。大人2人とワンコ1匹がいるとなおさらなんですが、この換気扇(ハングベント)をつけたことで結露が解消されました。オールステンレス製でメカニカルなデザインが、男っぽくて気に入ってます」。
「あと、大間のような寒い地方に行くと車内の温度と外気温の差が大きくなって、どうしても結露してしまいます。大人2人とワンコ1匹がいるとなおさらなんですが、この換気扇(ハングベント)をつけたことで結露が解消されました。オールステンレス製でメカニカルなデザインが、男っぽくて気に入ってます」。
廣瀬さん 「この換気扇1つで吸気と排気の循環ができるので、夏の暑い季節にはクーラーも換気しながらの方が効きが良くなるんじゃないかと思って。ワンちゃんに快適で安心できる車内空間にすることが大切。とにかくワンちゃんファーストです」。
― 廣瀬さんの愛犬のこごみちゃんは、一緒にいろいろなところに旅ができて幸せですね。VAN WAN LIFEは人だけじゃなく、ワンちゃんも幸せにするコンセプトだと感じました。
廣瀬さん 「子供の愛着形成には、意識的にスキンシップをとったり優しく抱っこしたりするアタッチメントが大切だとされています。それはワンちゃんも同じだと思っていて。ワンちゃんはノンバーバルコミュニケーションで、言葉を持たない生き物です。だから、狭い車内で人と体を触れ合いながら過ごす車中泊は、ワンちゃんの愛着形成にも良い影響があるんじゃないかと思います」。
― ワンちゃんとクルマで旅をするだけでなく、狭い車内でくっついて過ごす時間にも価値がある。そうした実践が、VAN WAN LIFEの魅力なのですね。
VAN WAN LIFEに共感するマーケットエリアはどこも魅力的
日中のマーケットは、湖をバックに芝生が広がるノルディックスクエアで行われました。ワンちゃんとのんびり散歩を楽しみながら買い物ができるので、この日に車中泊をしない来場者もふらっとイベントに参加できました。
VAN WAN LIFEのロゴを手がけた「うちクリ」さん。もともと犬のイラストを描いていたそうですが、VAN WAN LIFEをきっかけにクルマのイラストも手がけるようになったそう。愛犬&愛車が一つになった世界で一枚の絵を描いてくれます。
こちらは大阪発のドッグライフスタイルブランド「Authentic Product Service」さん。犬服をはじめ、カフェマットやベッド、トイなど、日常の中で犬が安心して過ごせる機能性とシンプルなデザインを両立。ワンちゃんと試着を楽しみながらお気に入りの1着が選べました。
廣瀬さんが使用していた換気扇は、東京にある工作機械メーカー「ムラコシ工機」さんの「ハングベント」。ポータブルバッテリーで約20時間稼働。窓を数センチ開けるだけで簡単に取り外しできるそうです。日本の工作機器メーカーならではの精密な設計と、手作りのプロダクト。VAN WAN LIFEに実機の展示もありました。
パラコードを使ったバン向けのアシストグリップ、キーホルダーやストラップの制作・販売をしている「オカミドリショウテン」さん。イベントでは特別に、パラコードを使った犬用リードの販売も行っていました。アシストグリップは、バンの乗り降りのサポートをしてくれる優れもの。車内のアクセントにもなります。
オリジナルのワッペンやステッカー、キーホルダーなどを展開する「The Parking odd」さん。イベントでは、クルマのかたちのぬいぐるみ作り「バンぐるみ」のワークショップを行っていました。好きなワッペンを貼って、世界に一つのクルマのぬいぐるみが完成!
おしゃれな写真屋さんの「SOMEWHERE.」さん。フォトブースのテーマは「旅するお花屋さん」。湖をバックにしたまるで北欧のような風景の中で、愛犬のとびきり可愛い写真を撮影してくれます。
このほかにもさまざまな出店者が揃い、マーケットエリアは人とワンちゃんで賑わっていました。夜はRVパークに車中泊参加者が集まり、それぞれのVAN WAN LIFEを共有。旅やワンちゃんの話で盛り上がる、アットホームなVAN WAN LIFEイベントでした。





















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