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2026.03.08
【湖底の風景】渇水で採石場跡が見られる「小河内ダム」(奥多摩湖)へドライブ
近年の少ない降水量の影響で、各地のダムで湖底に沈んだ遺構が再び人目に触れて話題に。前回は宮ケ瀬ダムの旧道にに行きましたが、今回は小河内ダム(奥多摩湖)にある採石場跡を見にドライブ。
都内にある人気ドライブスポット!小河内ダム(奥多摩湖)とは
小河内ダム(奥多摩湖)は東京都奥多摩町にあり、関東の貯水容量順では以前取材した宮ケ瀬ダムに次ぐ3番目、国内全体でも24番目となる大きなダム。宮ケ瀬ダムと同様、重力式コンクリートダムという型式で作られています。
都内にあるドライブ・ツーリングスポットとして人気で、クルマやバイクだけでなく、サイクリストなどの観光客も訪れる都民の憩いの場です。
都内にあるドライブ・ツーリングスポットとして人気で、クルマやバイクだけでなく、サイクリストなどの観光客も訪れる都民の憩いの場です。
渇水で現れたのは、目を見張る古い採石場跡地
渇水で表れた遺構は建設に利用された採石場跡地。小河内ダムの建設の歴史は古く、1938年に着工するも、太平洋戦争の激化の影響で5年後に工事は中断。1948年に工事が再開され、そこから約9年に及ぶコンクリートの打ち込みが行われたという苦難の歴史があります。
その採石場跡地が上の画像。まるでヨーロッパの遺跡のような印象で、とても神秘的。水没しながらもしっかり形は残されていて、当時の面影を感じることができます。
近くで見ても階段やはしご、トンネルの入り口のようなアーチがきれいに残っていて、太陽に照らされた面と影のコントラストが美しいです。
金属製の階段が下に続いていて、多くの人々が湖底にある現場へ向かったであろう様子が目に浮かびます。
定かではありませんが、右側の円柱を見ると半分より下が露出したてのように見えます。これが近年における水位の低下によるものだとすると、平成以降で最低の貯水量という深刻な事態を実感します。
東京都 水道・下水道1月26日のXによると、「平成に入って以降、最低を記録した8,600万m3を下回りました」とあり、節水への協力が呼びかけられています。
東京都 水道・下水道1月26日のXによると、「平成に入って以降、最低を記録した8,600万m3を下回りました」とあり、節水への協力が呼びかけられています。
ダムの歴史を知り水道水のありがたさを実感
ダムの上を進むと、工事において犠牲になってしまった87名の工事関係者の方の慰霊碑がありました。渇水をきっかけに、ダムのことを調べてみると、当時の状況や多くの人の働きや苦労を知ることができます。そんな歴史を知ると、当たり前のように供給される水道水のありがたさをあらためて実感しました。
ダム近くにある「奥多摩 水と緑のふれあい館」ではダムや近隣の自然について詳しく調べたり、レストランで食事をしたりすることができます。興味が湧いた人は、ドライブ先の候補に小河内ダムも考えてみてはいかがでしょうか。
取材・文/田中一馬
施設名/奥多摩水と緑のふれあい館
所在地/東京都西多摩郡奥多摩町原5
TEL/0428-86-2731
開館時間/9:30~17:00 ※レストランは10:00~16:00(ラストオーダー)
休館日/水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日) 年末年始(12月28日から1月4日まで)
所在地/東京都西多摩郡奥多摩町原5
TEL/0428-86-2731
開館時間/9:30~17:00 ※レストランは10:00~16:00(ラストオーダー)
休館日/水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日) 年末年始(12月28日から1月4日まで)




















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