[FASIHON]格好いいパパの作り方・向後パパの実例「思い立ったら、子供と出発!男旅が楽しい」
息子は思春期真っ只中の高校生。さぞや手を焼いていると思いきや、親子関係は良好だとか。その秘訣は旅。
「仕事柄、休みの日が急に決まるんです。でもキャンピングカーがあるから、宿とか気にせずにすぐに出かけられます。〝よし今晩から旅に〟って感じで、いつも突然誘い出しています」
急だからこそ構えずに楽しめる。いざ目的地に着いた時も、何をするかを決めずにただ2人でダラダラとゲーム三昧に過ごすことも多いとか。
「小さい頃から頻繁に男2人旅を続けてきたので、お互い気兼ねないんです。無言で長時間一緒にいるなんて、普通思春期の高校生とその父親なんて耐えられないと思いますけどね(笑)」
90年代ストリートが人気の今、息子と服をシェアすることもあるそう。
「好きな物が共通しているって、やっぱり親子として嬉しいです。これからさらに成長したらどうなるかわかりませんけど、男旅は続けたいですね」
Q.週末のファッションは?
A.「いつもワンブランドコーデ。理由は・・・楽だからです(笑)」
撮影時に着用していたラルフローレンにはじまり、ヨウジヤマモトやジョーダンブランドなど、ワンブランドでまとめることが多いという向後さん。「仕事に集中するために、朝考える時間を減らしたいんです。たまにこだわっていますねと言われるんですが、効率的なだけです(笑)」
Q.週末によく使っているアイテムは?
A.「アイテムじゃないですが、キャンプに行く際のマストアイテムのキャンピングカーかな」
お互いのスケジュールがあった時に、愛車のキャンピングカーに乗り込み男旅を楽しんでいるという向後親子。愛車はフォルクスワーゲンのユーロキャンパー。広々とした車内に加え、ルーフも跳ね上がるので男2人でもゆったり。「スリーバナー仕様のキッチンがあるので、カーサイドタープを出すだけで設営は完了。ガソリン式のヒーターも内蔵しているので、冬山で車中泊しながらスノボにも行けます」。購入したきっかけは、息子が車図鑑でキャンピングカーのページに見入っていたからとか。すなわち、子ども思いの証ってことです。
Q.週末家族で行く遊びスポットは?
A.「絶景が見えるほったらかし温泉があるキャンプ場が凄くいいです」
特にアクティビティなどをするわけではなく、休日にただ自然の中に身を置きリラックスするのが向後親子流キャンプ。行って良かったキャンプ場の1つに挙げてくれた山梨のキャンプ場では、温泉も楽しんだとか。「山の上にあるキャンプ場で、日帰り温泉からの景色が絶景です」
ほったらかしキャンプ場
Shop Data
☎080-9677-1010
山梨県山梨市矢坪1669-25
料金/3500円~
https://hottarakashicamp.com
Q.キャンプ帰りで行ったオススメのご飯どころは?
A.「千葉県の漁協が営んでいる飯屋で食べる魚は本当新鮮で最高!」
よくキャンプに行く向後さん。最近、その帰りに、お気に入りのランチスポットを見つけたとか。それが、漁協が営んでいる食堂。「漁港直営なので、刺身がとにかく美味しいんですよ。量も多いから、食べ盛りの息子を連れて行くには打って付けです」。海に面した温泉も併設しているので、キャンプ帰りはここで汗を流し、腹を満たすことが多いそう。
漁業直営食堂ばんや
Shop Data
☎0470-55-4844
千葉県安房群鋸南町吉浜99-5
営業/(本館)平日9:30〜17:45、土日祝9:30〜19:30 (温泉)7:00〜22:00
入浴料金/大人600円、小学生まで300円 定休日/無休(温泉は火曜日定休)
http://www.banya-grp.jp/
向後信行さん
49歳・ヘアメイク/息子16歳
Profile
2006年にはヘアサロン「JINEiRO」をオープン。マネージメント事務所も運営すると共に、数々のファッション誌やタレント、アーティストなどのヘアメイクを手がけています。キャンプと同時に釣りも楽しんでいますが、それも息子とのコミュニケーションツールとか。娘に関しては「僕にとっての永遠のアイドル」。