コロナ禍で需要増の「カーシェア」。ママとパパが選ぶ、利用率第1位は?
こどもりびんぐが実施する「こどもリサーチ」の第7回調査テーマは、カーシェアリング。未就学児を育てているママとパパが選ぶカーシェア利用率について調べました。
利用率第1位に輝いたのは、最短30分から利用できる「タイムズカーシェア」。街中で黄色いタイムズカーシェアのロゴを見たことがある人も多いのではないでしょうか。次いで、2位に「オリックスカーシェア」、3位に 「ニッポンレンタカー カーシェアリング」がランクインしました。
今回の調査では、全国の回答者の76.4%が「自家用車を持っている」と回答。カーシェアに登録している人は5.5%にとどまったものの、カーシェア利用経験がない56.2%の人が「興味がある」と答えました。
また、実際にカーシェアを利用している理由としては「(税金面などの)固定費を抑えられた」「出先で急に車が必要になった時や自宅以外で車が必要な時に、どこでも使える」といったようにコスパや利便性が評価されていました。
新型コロナウイルスの影響で「以前より使用したい気持ちが高まった」人も
同調査では「カーシェアに興味があり、検討している」という回答者に対し、新型コロナウイルスの影響でカーシェアに対する気持ちが変わったかも質問。「以前より使用したい気持ちが高まった(27.8%)」「以前と変わらない(55.5%)」「以前より使用したい気持ちが低くなった(16.7%)」となりました。
短時間利用、子連れレジャー、子どもの送迎などが登録のきっかけに
登録時にもっとも重視した理由としては、上位から「短時間で利用しそうな機会が増えた(38.9%)」という人がもっとも多く、次いで「子連れでのレジャー利用(27.8%)」、「子どもの送迎・大きな荷物がある場合の移動・急病など緊急時・郊外への買い物(いずれも22.2%)」と続きました。これまで電車やバスなどの公共交通機関を使っていた世帯が、“ちょっとした用事”で登録する機会も多いようです。
車のサブスクサービスについても調査
本調査では、車に月額固定費だけで乗れる「サブスクリプションサービス」についても調査。もっとも興味のあるサブスクリプションサービス1位はトヨタの「キント(59.9%)」、2位は「ホンダ マンスリーオーナー(19.2%)」、3位は「スマボ(14.4%)」となりました。
関心の高さを見ると、今後カーシェアやサブスクなどさまざまなサービスを登場によってカーライフの幅が広がると予想できます。パパ、ママ世代の車に対する価値観が変化していくなかで、どのようなサービスが選ばれていくのでしょうか。アフターコロナ時代における、車のサブスクやシェアリングサービスから目が離せません。
【調査概要】
期間:2020年5月13日~17日
調査対象:「あんふぁんWeb」「ぎゅってweb」、サンケイリビング新聞社公式サイト「リビングWeb」「シティリビングWeb」各会員で未就学児を持つ人
回答者プロフィールエリア:全国327人(女性297人、男性30人)
調査対象:dカーシェア、オリックスカーシェア、タイムズカーシェア、ニッポンレンタカー カーシェアリング他多数
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問い合わせ先
こどもりびんぐ 事業本部メディアビジネス部新規事業チーム
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