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猛暑に本領発揮! ワークマン「真空保冷ペットボトルホルダー」はアウトドアで使えるか? 温度計で検証

猛暑に本領発揮! ワークマン「真空保冷ペットボトルホルダー」はアウトドアで使えるか? 温度計で検証

真夏の屋外、ワークマンの真空保冷ペットボトルホルダーは本当に冷たさを保てるのか? 棒状温度計で測定し、その保冷力と体感を追ってみました。 

アウトドアに欠かせない「冷たさキープ」問題、どう解決する?

気温30度超えの真夏日が増えてくるこの季節。冷たい飲み物を外に持ち出しても、気づけばぬるくなっていて、がっかりしたという経験があるはず。アウトドアやスポーツ観戦、子どもと公園で過ごす時間など、「冷たさをキープしたい場面」は意外と多いものです。

そんな時に気になる、保冷アイテム。今回はワークマンの「500ml専用真空保冷ペットボトルホルダー」で試してみます。ペットボトルにかぶせるだけのタイプで、価格が980円と手に取りやすく「本当に冷たさが続くの?」と半信半疑になりながら、その実力を確かめてみました。

30℃超えの公園に烏龍茶を置いて確かめてみた

実験場所は住宅街の公園。日陰はあるものの、風通しは少なく、気温はおよそ30.1℃。湿度は65%と、じっとしていても汗ばむような天候です。
ペットボトル飲料は冷蔵庫でよく冷やした烏龍茶(開始時:約7℃)。これを「ホルダーあり」と「ホルダーなし」の2本に分けて、公園の木陰に並べてみました。30分ごとに温度を計測して、体感の変化も記録。さてどうなる?

温度変化の記録をしてみると

開始時:どちらも冷蔵庫レベルの7.0℃

スタート時は、ホルダーあり・なしどちらも同じ7.0℃。冷蔵庫から出したばかりのしっかり冷えた状態で検証を開始しました。

30分後:ホルダーなしが急上昇、14.0℃に

30分経過すると、ホルダーなしのボトルはすでに14.0℃。ぬるさを感じ始める温度帯に入りました。
ホルダーありは変わらず7.0℃をキープ。

1時間後:ホルダーありは変わらず、なしは18.0℃に上昇

1時間後、ホルダーなしの飲料は18.0℃。常温に近づき、体感としても明確に「ぬるい」と感じるレベルに。
一方でホルダーありはまだ7.0℃と冷たさを維持。

1時間15分後:ホルダーありは8.0℃になったものの、その差が明確に

わずかに温度が上がったものの、ホルダー使用の飲料は8.0℃。
ホルダーなしは19.0℃となり、口にしたときの印象はほぼ常温水。

1時間45分後:ホルダーありは9.0℃、なしは21.0℃

検証終了時、ホルダーありは9.0℃と冷たさを感じられる温度を保っていました。
対してホルダーなしは21.0℃に達し、完全にぬるくなった印象に。
まとめて見ると、ホルダーありの効果があらためて凄い。

飲んでみた感想は数字以上の驚き

30分経った時点で、ホルダーなしのお茶はすでにぬるくなりはじめて、口に含むと明らかな温度上昇を感じました。反対に、ホルダーに入れたお茶は驚くほど冷たさがそのまま。2口目も3口目も、まるで冷蔵庫から出したばかりのような爽快感です。

1時間を過ぎると、ホルダーなしの方は常温に近づいていき、「仕方ないな」と思って飲むレベルに。対して、ホルダーありの方はわずかに温度が上がったものの、冷たさはしっかりキープされていて、暑い中で飲むには十分なひんやり感がありました。
2時間近く経過した時点でも、ホルダーの中のお茶はしっかり冷たく、飲むたびに「まだ冷たいの凄いな」と感じるほど。温度計の数字より、口にした瞬間の爽快さが、このホルダーの実力を物語っていました。

結論:数字も体感も本当に冷たいままキープできる

この検証では「真空保冷ペットボトルホルダー」がしっかりと機能していることが、温度の変化からも、実際に飲んで感じた冷たさからもはっきりとわかりました。

安価なアイテムですが、ここまで温度をキープできるのは正直かなり優秀だと思います。真夏の外遊びやレジャーには、ペットボトルをそのまま持ち歩くよりも圧倒的に快適だと実感。飲み物のぬるさにガッカリしたくない人にとって、このホルダーは頼りになりそうです。

商品名/500ml専用真空保冷ペットボトルホルダー
価格/980円
カラー/ホワイト
素材(本体部分)/ステンレス鋼
素材(ふた部分)/ポリプロピレン
素材(持ち手部分)/合成ゴム・天然ゴム
素材(本体底中央部分)/合成ゴム・天然ゴム
●ワークマン

取材・文/SYURI
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