OUTDOOR
2025.09.26
【ワークマン】残暑に検証!話題のスリム真空ハイブリッドコンテナは冷たいまま保てる?
ワークマンの「2リットル対応スリム真空ハイブリッドコンテナ」を外気温30℃の公園で検証。ペットボトル直置き、保冷剤なし・あり、の3パターンで水温を計測して、冷たさの持続力を比べました。
昼間はまだ暑い!? 飲み物は冷たいままでいてほしい

すっかり秋らしい風が吹きはじめたものの、公園やキャンプでは持ってきた飲み物がすぐにぬるくなってしまう。2リットルのペットボトルを持ち出せば経済的だけど、1時間もすれば常温に近づいてしまいます。
口にした瞬間冷たいはずの飲み物がぬるいと、気分もどこかだらけてしまう。外で過ごす時間を快適に楽しむには、飲み物の温度は意外に大きな課題だと感じていました。
口にした瞬間冷たいはずの飲み物がぬるいと、気分もどこかだらけてしまう。外で過ごす時間を快適に楽しむには、飲み物の温度は意外に大きな課題だと感じていました。
2リットル対応スリム真空ハイブリッドコンテナを試してみた

そこで今回、ワークマンの「2リットル対応スリム真空ハイブリッドコンテナ」を実際に公園へ持ち出して、残暑の外気温30℃で検証しました。
冷蔵庫から出したばかりのペットボトルは8℃。これを入れて、30分ごとに水温を計測。条件は「コンテナなし」「コンテナのみ」「コンテナ+保冷剤あり」の3パターンです。
冷蔵庫から出したばかりのペットボトルは8℃。これを入れて、30分ごとに水温を計測。条件は「コンテナなし」「コンテナのみ」「コンテナ+保冷剤あり」の3パターンです。

コンテナなし(直置き)
冷蔵庫から取り出した直後のペットボトルを、そのまま置きました。外気温30℃の環境下でどのくらいの速さでぬるくなるかを測るためのベースラインです。

コンテナのみ(保冷剤なし)
ペットボトルをそのままコンテナに入れ、外気の影響をどこまで防げるのかを確かめました。ある意味コンテナの真の実力が試されます。内部に保冷剤がない状態でどの程度持続できるかを比較対象としました。

コンテナ+保冷剤あり
コンテナに2リットルのペットボトルを立てて入れ、その上に保冷剤を2つ重ねるようにセットしました。なるべく冷気が全体に回るよう、蓋をしっかり閉じて実験をスタート。
結果は以下の通り

上の表の数字を見ても分かるように、コンテナなしでは30分で14℃に上がり、キャップを開けて飲むともうすでにぬるい。コンテナなしだと3時間後には21℃にまで上がる環境です。

一方、保冷剤なしのコンテナのみは、最初の数時間は「まだ冷たい」と感じられる範囲でしたが、3時間を超えるとさすがに冷たさは薄れ、6時間後には18℃。手で持った瞬間、内部の水が温まっているのが分かり、長時間置くと外気の影響は受けてしまいます。

対して保冷剤を入れたケースでは6時間経っても8℃を維持し、飲んでみても冷蔵庫から出した直後のような冷たさが残っていました。実験の予定は6時間でしたが、あまりに変化がなかったので「まさか」と思い、夜22時にも計測。表示されたのは12℃で、手にした瞬間もまだ冷たいと感じられる水温でした。
クーラーボックスほど大げさでなくても冷たさが続く

冷たさが夕方まで続くと、飲み物のことを気にせず会話や遊びに集中できました。荷物も2リットル1本で済むので、大きくて重いクーラーボックスを持ち歩く煩わしさもありません。
休日をもっと充実させるために

日々の仕事や家事で忙しい中、休日の時間は貴重。限られた時間をどう過ごすかで、気持ちのリフレッシュ度合いも変わってきます。
些細なことですが、飲み物が最後まで冷たいというシンプルな安心感があるだけで、外での集まりやアクティビティもよりリラックスして楽しめます。大げさな装備に頼らず、必要なものを最小限にまとめられると、時間の質そのものがぐっと上がるのを実感しました。
些細なことですが、飲み物が最後まで冷たいというシンプルな安心感があるだけで、外での集まりやアクティビティもよりリラックスして楽しめます。大げさな装備に頼らず、必要なものを最小限にまとめられると、時間の質そのものがぐっと上がるのを実感しました。
小さな工夫が上質な時間をつくる

今回の体験で特に印象的だったのは、肩からかけて気軽に持ち運べることでした。従来のクーラーボックスのように両手をふさぐこともなく、出かけるときも帰るときも動きがスムーズ。
小さい保冷剤を一緒に入れれば、飲み物を冷たいまま保てるだけでなく、持ち運びの手間まで軽くなると、外で過ごす時間そのものがより快適に感じられますね。
商品名/2リットル対応スリム真空ハイブリッドコンテナ
価格/2900円
カラー/ダークブラウン
幅 /約11cm
奥行き/約11cm
高さ/約31cm
容量目安/2Lペットボトル1本収納可能
重量/約1.4kg
●ワークマン
取材・文/SYURI
小さい保冷剤を一緒に入れれば、飲み物を冷たいまま保てるだけでなく、持ち運びの手間まで軽くなると、外で過ごす時間そのものがより快適に感じられますね。
商品名/2リットル対応スリム真空ハイブリッドコンテナ
価格/2900円
カラー/ダークブラウン
幅 /約11cm
奥行き/約11cm
高さ/約31cm
容量目安/2Lペットボトル1本収納可能
重量/約1.4kg
●ワークマン
取材・文/SYURI