OUTDOOR
2025.06.23
買ってよかった渓流釣りギア!モンベルの沢靴「サワートレッカー」で快適渓流釣り
初めての渓流ルアー釣りに行くため、一番迷ったのが足元の装備。色々考えて購入したシューズを、実際にフィールドで試してきました。
渓流ルアー釣りシューズの種類をおさらい

渓流ルアー釣りは川の中にジャブジャブ入って、ポイントを変えつつ釣り歩くのが基本となっています。基本装備のスタイルは2種類あり、防水の胴長靴であるウェーダーを利用する足元が濡れないように釣りをするスタイルと、タイツやショーツを利用して濡れながら身軽に釣り歩くスタイルがあります。
筆者は夏場に涼しく楽しみたいので後者のスタイルで行うことにしました。
筆者は夏場に涼しく楽しみたいので後者のスタイルで行うことにしました。

どちらのスタイルにせよ、基本的にウェーディングシューズと呼ばれる靴が必要になります。さらにソールにも種類があり、一般的な登山靴のようなラバーソールと、繊維でできたフェルトソールがあります。
大きな違いは苔に対するグリップ力の違いで、フェルトソールは苔がある場所に特化しています。ラバーソールは砂利やアスファルトといった硬い路面でも摩耗しにくく、2つのソールそれぞれに利点があります。
大きな違いは苔に対するグリップ力の違いで、フェルトソールは苔がある場所に特化しています。ラバーソールは砂利やアスファルトといった硬い路面でも摩耗しにくく、2つのソールそれぞれに利点があります。
モンベルで提案されたのは沢登り用シューズ「サワートレッカー」だった

実際にウェーディングシューズを選ぶに当たって、リサーチしたものの馴染みがないブランドばかりでどれを選んだらいいかわかりませんでした。なので「定番のアウトドアブランドから発売されているものを選べば間違いないだろう」とモンベルへ行って色々質問してきました。

モンベルの「フェルト ウエイディング シューズ」はウェーダーに合わせて幅広に作られていて、どうしてもゆとりのあるフィット感になるそう。ウェーダーを利用するならウエイディング シューズ一択ですが、筆者のニーズを聞いて提案してくれたのが「サワートレッカー」という沢登り用のシューズでした。
両者を履き比べてみると、サワートレッカーは通気性が高く、軽くて足に密着するフィット感がとても好印象。メインの釣場として考えている源流域を歩くのに適しているので、サワートレッカーを購入しました。
両者を履き比べてみると、サワートレッカーは通気性が高く、軽くて足に密着するフィット感がとても好印象。メインの釣場として考えている源流域を歩くのに適しているので、サワートレッカーを購入しました。
サワートレッカーを現場でテスト!

ドキドキしながら以前から目を付けていた釣りスポットにやってきました。シューズと一緒に購入した厚手のソックスと合わせて着用し、いざフィールドへ向かいます。

恐る恐る苔が生えた石の上に乗ると、ちゃんとグリップしているのが実感できます。足首までホールドされるフィット感も、ケガを防いでくれそうな感じ。何よりモモを上げて岩場や坂を登るようなシーンが多かったので、軽量であったことが疲労を軽減するのに役立ちました。

渓流はひんやりしていて美しく、歩くだけで気持ちが良い。シューズのおかげで快適に歩けるので、自然の空気や景色を存分に感じられます。
しかし肝心の釣りの結果は、技術不足であること痛感する結果となりました…。
しかし肝心の釣りの結果は、技術不足であること痛感する結果となりました…。
お気に入りのシューズに出会ったことで新たな趣味が楽しい

気になっていたソールの耐久性や減りについて、数回の使用では全く問題ありませんでした。今回お気に入りのシューズに出会えたことで、新たな趣味を長く続けられそうな気がしています。エリアによって川の表情に違いがあるはずなので、今後も色々な場所を攻めていきたいと思います。
取材・文/田中一馬