今年のカー・オブ・ザ・イヤーは⁉「SUBARU レヴォーグ」や「マツダ MX-30」が授賞
「2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたのは、SUBARUの「レヴォーグ」。圧倒的な快適性とはコストパフォーマンスが評価されました。今年度から設けられた、K CAR オブ・ザ・イヤーやデザイン・カー・オブ・ザ・イヤーも要チェックです。
日本カー・オブ・ザ・イヤー「SUBARU レヴォーグ(SUBARU)」
「スバルグローバルプラットフォーム」とフルインナーフレーム構造の組み合わせで、圧倒的な操縦性と快適性を高次元で両立。日常域での扱いやすさを重視した新開発1.8L直噴ターボエンジンは、リーン燃焼という新しい技術とユーザー目線の開発姿勢が支持を集めました。
大型センターインフォメーションディスプレイやフル液晶メーターで構成された先進的なデジタルコクピットなど、インテリア面も大幅にアップデート。2020年代のベンチマークにふさわしい仕上がりとなっています。
3D高精度地図データと、GPSや準天頂衛星「みちびき」などの情報を活用した高度運転支援システム「アイサイトX(エックス)」を設定しながら、装着車で317万円(税別)スタートというコストパフォーマンスの高さも評価されたポイントです。
インポート・カー・オブ・ザ・イヤー/「プジョー 208/e-208(Groupe PSA Japan)」
高剛性ボディとしなやかに動くサスペンションの組み合わせによるクラスを超えた上質な乗り心地と、ドライバーの意のままにライントレースするハンドリングが秀逸。フランス車らしい内外装の高いデザイン性と精緻な作り込みも魅力で、発進時から豊かなトルクを発揮しガソリン車同様のフットワークを叶えます。
400万円を切る車両価格のEVモデル「e-208」が展開されているのも評価のポイントです。
デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー/「マツダ MX-30(マツダ)」
SUVスタイルながら、観音開きの「フリースタイルドア」を採用。新しいスペシャリティカーを提案しています。
インテリアにはコルク素材やリサイクルファブリック、「プレミアムヴィンテージレザレット」と呼ばれる人工皮革を使用。サステナビリティとデザインを両立しています。
テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー/「アウディ e-tron Sportback(アウディ ジャパン)」
高度な回生システムを備えた発電&蓄電テクノロジーを採用。EV特有のノイズを一切排除し、プレミアムモデルらしい快適性を実現しています。
大型スクリーンを奢ったインテリアやデジタル式の「バーチャルエクステリアミラー」の設定もEV専用車らしい演出。前後輪の電気モーターによる強力な駆動力、実用的な405kmの航続距離も評価を集めた理由です。
パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー/「BMW ALPINA B3(ニコル・オートモビルズ)」
どんなシーンでも最高のパフォーマンスを発揮するスポーツサルーン。ハイスピード域を難なく走りきるポテンシャルを持ちながら、日常域でも感動級の扱いやすさを実現しています。
エンジンの足回りもこの上なくスムーズ。20インチという大径のホイール&タイヤを履きながら、しなやかな乗り味を叶えたモデルです。
K CAR オブ・ザ・イヤー/「ニッサン ルークス(日産自動車)」「ミツビシ eKクロス スペース/eKスペース(三菱自動車工業)」
実用性の高いスーパーハイトワゴンながら、コントロールしやすく安定感の高い走行性能が可能。軽自動車の水準を引き上げたハイクオリティモデルです。内装の質感やシートの座り心地も評価を集めたポイントです。登録車と同等性能の先進安全運転支援システム「プロパイロット/マイパイロット」の採用も大きな魅力。
日本カー・オブ・ザ・イヤーとは
日本のモータリゼーションの発展と、コンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知を目的として1980年に創設。文字どおり、日本を代表する「クルマの賞典」として、日本国内だけでなく海外からも高く評価されています。
41回目となる本年度のノミネート車は、2019年11月1日~2020年10月31日までに日本国内で発表された全45台の乗用車。自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60名の選考委員による第一次選考で、上位10台の「10ベストカー」が選出され、その中から今年度のイヤーカーが決定しました。なお、今年度から設けられたカー・オブ・ザ・イヤー、インポート・カー・オブ・ザイヤー以外の4つの賞は、すべてのノミネート車が選考対象となります。
●日本カー・オブ・ザ・イヤー
http://www.jcoty.org/
LINEお友達登録はこちら