ルイ・ヴィトンの新作ウォッチ「タンブール カルペ・ディエム」はデザインも価格もインパクト大
これまでにスペシャルオーダーとして、幾度となくオートマタを潜ませたオーダーメイドウォッチを製作してきたルイ・ヴィトン。唯一無二のモデルを通じ、からくり時計の秘密を明かすことを決意。2年の研究・開発期間を経て「タンブール カルペ・ディエム」を完成させました。
「タンブール カルペ・ディエム」のフレームワークは、キャリバーの完成度の高さと、針の代わりに時を告げる「オートマタ機能」という2つを主軸に構築されています。プッシュボタンを押すとダイアルのミニチュア劇場が手元で開幕。登場人物であるスカルと蛇が、ジャックマールの役を演じて時を告げる唯一無二のタイムピースです。
ジャンピングアワー、レトログラードミニッツ、パワーリザーブディスプレイ、そしてオートマタの4つの複雑機構が組み込まれています。
時間はオンデマンドで表示。蛇の形をしたプッシュボタンを押すと中央の蛇の頭が持ち上がり、スカルの額にうがたれたアワー表示窓が姿を現します。同時に、蛇の尾が揺れ動き、パワーリザーブを示すアワーグラス(砂時計)の下に位置する分表示が指し示されるのです。
ムーブメントのデザインも非常にユニーク。スケルトン仕様の裏蓋から見ることができるキャリバーは、ダイアルのヴァニタス・モチーフに呼応して、スカルの形に組み立てられています。
15世紀からスカル、骸骨、砂時計は、過ぎゆく時間の寓喩(ぐうゆ)として懐中時計や柱時計に描かれていました。ルイ・ヴィトンはそれらの要素を現代的に再解釈し、スイスの職人たちにゴールドを全てハンドメイドで彫金するようにオーダー。なめらかに浮き上がるように演出し、蛇が這って進む様子を見事に表現しました。
同ブランドを代表するロゴやモチーフを、あえて全面に押し出していないのも魅力のひとつ。モノグラムフラワーはスカルに彫り込まれているほか、蛇の鱗にタトゥーのように描かれており、スカルの眼窩でブラッドレッドに染まって現れます。存在感抜群の一本で、時計の面白いを感じてみて。
商品名/タンブール カルペ・ディエム
価格/5550万円(税込)※参考価格
ムーブメント/LV525キャリバー
ケースサイズ/46.8mm
ストラップ/ブラックアリゲーター
バックル/18Kピンクゴールド製のフォールディングバック
ルイ・ヴィトン
1854年創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを、常に最高級な品質で提供しつづけています。現在でも、ルイ・ヴィトンは、トラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながら、エレガントで、実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。
●ルイ・ヴィトン クライアントサービス
☎0120-00-1854
https://jp.louisvuitton.com
LINEお友達登録はこちら