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ボロボロのレザーブーツを「ネット知識」と「アマゾンで買えるもの」だけでメンテナンスしてみた

ボロボロのレザーブーツを「ネット知識」と「アマゾンで買えるもの」だけでメンテナンスしてみた

2年間使ってボロボロになってしまったライディングブーツを、インターネットで調べた知識と、アマゾンで購入できるものだけでメンテナンスしてみました。

革製の製品はメンテナンスすることで長く使うことができます。

メンテナンスは軽く布で汚れを落とし、オイルを塗って撥水スプレーを吹く程度ですが、8年前に購入した長財布と小銭入れは、良い感じに味が出てきました。

ですが、ブーツは筆者がバイクに乗る時に履いていることもあってか、同じようなメンテナンスをしていても2年ほどでボロボロの状態に。

今回は革のメンテナンスを、インターネットで調べて、アマゾンで買えるものだけでやってみました。

そろえたアイテム

商品名/ 馬毛ブラシ
価格/1572円

●コロニル
いつもは布で拭いてクリームを塗っていましたが、先に馬毛ブラシでブーツ全体をブラッシングしたほうが良いそうです。
商品名/ポリッシングクロス
価格/660円

●コロニル
汚れの拭き取りや磨きの際に使います。
商品名/フォーム状クリーナー
価格/1650円

●コロニル
合成皮革などにも使えるフォーム状のクリーナーで革を引き締めながら汚れを落とすことができます。
商品名/レザークリーム シュプリームクリームデラックス ミディアムブラウン
価格/1399円

●コロニル
普段は無色のクリームを愛用していますが、ブーツの色が所々剥げてしまっていたので色付きを用意。
商品名/アプリケーションブラシ
価格/1100円

●コロニル
商品名/ドイツブラシ ブリストール
価格/470円

●荒川産業

まずは馬毛ブラシでブラッシング

はじめのブラッシングは馬毛で行う。
いつもは最初にクロスで拭き上げしますが、インターネットで調べたところ柔らかい「馬毛ブラシ」でブラッシングします。

タンの部分やサイドファスナー部分に細かいゴミが入り込んでいるので、念入りにブラッシング。

クロスにクリーナーを付けて拭く

フォームを付けて拭き上げる。
柔らかいレザーメンテナンス用の「ポリッシングクロス」に「フォーム状クリーナー」をつけて拭いていると、段々と表面に艶が出てくるように感じました。

クロスでクリームを塗る

細かい部分はブラシを使うと塗りやすい。
「アプリケーションブラシ」でクルクルと円を描くようにクリームを塗っていきます。

ブーツはダークブラウンですが、ネットの情報だとワントーン明るい色を選ぶと良いとの事だったので、ライトブラウンを選択。

塗ってみると、まるで絵の具で色を付けたように明るい色になったので少々不安に。

豚毛ブラシでクリームを馴染ませる

豚毛ブラシで強めにブラッシングする。
豚毛の「ドイツブラシ ブリストール」でブラッシングしていくと、徐々に色が馴染んでいきます。

仕上げにクロスで吹き上げる

仕上げはクロスで拭き上げ。
ブラシで十分にクリームを馴染ませたら、クロスで艶を出していきます。

クリームを塗った直後は色味が変わりすぎて驚きましたが、ブラッシングとクロスの拭き上げで落ち付いたので安心しました。

結果

艶々の仕上がりに。
自己流のメンテナンスと比べてよかったポイントは、

・全体的に艶がしっかりでた
・シワの部分までしっかりクリームが入って艶がでた
・傷や摩擦で色が抜けた部分にしっかり色が入った


失敗したポイントとしては、ワントーン明るい色のクリームを選んだところ、全体的に色味が明るくなってしまったところ。補色する場合の色選びは慎重にした方が良いでしょう。

相京雅行
フリーのモータージャーナリスト。ワークマン公式アンバサダー、youtubeアイキョウバイクチャンネルの運営など、幅広く活動中。
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