【防災】車載できる非常食!? 約60年の歴史ある「ER SHELL」が〇〇みたいな味だった

もしもの時に備えておきたい非常食ですが、せっかくなら美味しくて腹持ちがいいものを選びたい。約60年の歴史を持つ「ER SHELL」はどんな味なのでしょうか？

真夏の車内に置いておける非常用食品「ER SHELL」

萬有栄養の非常用食品「ER SHELL」。農学博士であった創業者の岩垂荘二が船舶用救難食糧として開発したビスケットバーです。保存食や着色料は使わず、昔ながらの製法で作られてるそう。1つのER SHELLは約274kcal。おにぎり1個分のカロリーが約170kcalなので、手頃にカロリーを摂取できます。

商品名／ER SHELL
価格／2764円
内容量／504g（56gx9個）
原材料／ビスケット（小麦を含む）（国内製造)、ピーナッツ粉、砂糖、食用植物油脂、脱脂粉乳
アレルギー表示対象品目／小麦、ピーナッツ、乳成分
保存方法／直射日光を避け保存
賞味期限／5年

●萬有栄養

パッケージは、ハイブランドのフレグランスのような洗練されたデザイン。このボックスが緩衝材の役割を担っていて、クルマの揺れなどの振動に耐えられる仕様になっているんだとか。

パッケージサイズは18.8x6.7x6.6cm。少し大きいのでダッシュボードは難しそうですが、トランクルームのアンダースペースになら余裕で入りますね。耐熱温度は80℃（耐冷温度は-30℃）と、過酷な日本の夏でも車内に置いておけそうです。

約5年保存可能なので、車検時にチェックすればOK

筆者が非常食を買う際にまずチェックするのは、賞味期限。長ければ長いほど交換する手間が省けて、楽ですよね。「ER SHELL」の賞味期限は、なんと約5年。2年に1度ある車検のタイミングで確認すれば、賞味期限切れのリスクがなくなるので、これは良い。

手で簡単に開封できる真空パッケージ

開封してみると、何だかかわいらしいキューブが出てきました。単体ならより手に取りやすい場所（ダッシュボードなど）に保管できそうだなぁと思ったのですが、パッケージには「中の食品は必ずこのケース（緩衝材を含む）に入れた状態で保管してください」との記載がありました。残念。やはり中身が崩れてしまうのでしょうか。

「ER SHELL」は真空密閉された状態でパッケージされていました。袋の上部には切り目が入っていて、ハサミを使わずにスパッと開封できます。

袋から開封したら、そのまま食べられます。もちろん、加熱したり、水を入れる必要なはし！　今回は撮影のため手のひらに出しましたが、袋に入れながらでも問題なく食べられます。

見た目は沖縄土産のちんすこうのよう。パッケージを見てみると、国内製造のビスケット（小麦を含む）やピーナッツ粉、砂糖、食用植物油脂、脱脂粉乳を使用して作られているそうです。ちんすこうと近そうですが、気になる味は？

優しい甘さと塩味は、ちんすこうに似てる

さっそく1口いただいてみると…おぉ？！　まず優しい甘さが広がり、程よい塩気も追いかけてきます。ちんすこうに近い味で、これは非常食のレベルをはるかに超えています。仕事が忙しい時などにもこれがあれば何かと重宝しそう。それくらい食べ続けられる美味しさです。

「ER SHELL」を知らない家族にも食べてもらったのですが、もう1個食べたいと高評価。食べているとポロポロと落ちてしまうのがちょっと難ですが、1個で十分満腹になりました。腹持ちもいいので、これは良い非常食となってくれそうです。

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