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【実食レポ】米軍の戦闘糧食って美味しいの?ミリ飯「MRE」が意外な味だった

【実食レポ】米軍の戦闘糧食って美味しいの?ミリ飯「MRE」が意外な味だった

アメリカ軍の戦闘糧食として知られる「MRE(Meal Ready to Eat)」。どんなメニュー? 味は? ボリュームは? などなど、気になったので実食してみました!

実食:アメリカ軍のミリ飯「MRE」レポート

今回購入したのは、アメリカ軍のミリ飯として知られる「MRE(Meal Ready-to-Eat)」。20種類以上のバリエーションがある戦闘糧食で、加熱せずにそのまま食べられます。
まず驚いたのが、パッケージの頑丈さ。素手で開封できるようにデザインされているようですが、どう頑張っても開けられず、今回はハサミを使用しました。さすがミリタリー仕様!
商品名/MRE 米軍戦闘糧食
価格/Amazon実売:2670円
重量/771g
サイズ/33x15x33cm。
開けると、11のアイテムが入っていました。それぞれのパッケージには料理名などが記載されています。

カトラリーやアクセサリーパケット

カトラリーとしてスプーンも付属。プラスチック製なので、洗えば繰り返し使用できます。硬めの素材なので耐久性もまずまず。
アクセサリーパケットの中には、ガムやウェットティッシュ、クランベリーグレープのビバレッジベースなどが入っていました。マストではないけど、あると嬉しいものばかり! ほかのシリーズには、塩などの調味料が入っていることもあるのだとか。
ウェットティッシュは、日本製とは比べものにならないほど水分たっぷり。薄めですがしっかり汚れを拭き取れます。土などで手が汚れていてもキレイに落とせそう。

加水式加熱パック「FRヒーター」

注目すべきは、こちらのFRH(Flameless Ration Heater)。戦地でも温かいご飯を食べられる加水式加熱パックです。水と温めるパウチを入れるだけであっという間に加熱がスタートします。
あとは紙でできた封筒のようなものに入れて待つだけ。10分ほどで加熱は完了します。

さっそく食べてみましょう!

MREの中に入っていた料理がこちら。デザートやドリンクまでついていて、ちょっとしたコースのよう。

・テリヤキビーフスティック
・トルティーヤ
・モカカプチーノ
・アップルピーススパイスソース
・南西部スタイルビーフ&ブラックビーンズのソースがけ
・チーズスプレッド
・アップルソースケーキ
まず食べてみたのは、FRHで温めた南西部スタイルビーフ&ブラックビーンズのソースがけ。ビーンズをはじめとした具材がたくさん入っていて食べ応えがあります。程よくスパイスが効いた深みを感じられる味わいで、想像以上に美味しい! 大きめのお肉も入っていました。
次は、美味しそうなシナモンの香りがする「アップルピーススパイスソース」。りんごはかなり柔らかく煮込まれています。シナモンがしっかり効いているので、食欲がない時も食べられそう。

筆者イチオシは「テリヤキビーフスティック」

個人的にヒットしたのが、ビーフの旨味とスモーキーな味わいの「テリヤキビーフスティック」。ビーフジャーキーにかなり近く、おやつ感覚で食べられます。片手で手軽に食べられるので、アウトドアでのディナーにも便利ですね。
食後のコーヒーブレーク、ということで袋に適量の水を入れてモカカプチーノを作ってみました。今回は熱湯で作りましたが、冷水でもいいとのこと。
水を入れたらシャッフルするだけ! 器具を使わずに入れられるのは助かります。
一口飲んでみると……かなり甘い! 目が覚めるほどの甘さです。これなら、コーヒーが苦手な方でも美味しく飲めそうです。

ボリューム満点で防災フードにもおすすめ

今回食べてみたMERは、これまで食べた非常食の中でダントツの美味しさでした。これは、ほかのメニューもかなり気になります。

一人前ではありますが、ボリュームたっぷりなので分け合って食べられそう。ネット通販でも購入できるようなので、試しに食べてみて、気に入ったら防災フードとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
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