LIFE
2024.08.21
【防災】一番美味しいのは?水で作ったカップヌードル、緑のたぬき、ペヤングを食べ比べ
昨今、もしもの災害時にカップラーメンを“水”で作る方法が注目されています。でも気になるのは、どんな種類でも美味しいの……? ということ今回は、水で作った「カップヌードル」と「緑のたぬき天そば」、そして「ペヤングソースやきそば」の3種を食べ比べをしてみました。
意外や意外……水でも思ったより美味しいじゃん!
今回の検証に選んだのは、筆者が日頃からよく食べている①日清食品「カップヌードル」、②東洋水産「緑のたぬき天そば」、③まるか食品「ペヤングソースやきそば」。どちらもコンビニやスーパーで手軽に買えるものばかりです。
水を入れて30分待ってみた
まずは、いつものように中に入っているかやくや調味料などを取り出して。
常温の水を内側の線まで注いでいきます。少し、いや正直かなり不安ですが……ひとまず待ってみましょう。
いつもと違うのは待ち時間。30分を目安に待機していきます。熱湯のように麺を蒸らせないので、フタをする必要はありません。
10分後
常温水に10分浸したカップヌードルは、まだ麺は塊のような形状。試しに1口食べてみると、特に上部がボリボリとした食感でした。美味しく食べるならもう少し待ったほうが良さそうです。
30分後
そして、30分後。麺やかやくはしっかり柔らかくなっていました。カップヌードル以外に調味料を入れて、食べる準備を済ませていきましょう!
まず食べてみたのが、一番手軽に作れた「カップヌードル」。湯気はないものの、香りはいつものカップヌードルそのものです。
さっそく食べてみると……あれ、想像以上に美味しいぞ! 言うなれば、ちょっと冷めてしまったカップヌードルを食べているような感覚。調味料などのゴミが出ないところも、非常時にも助かりますね。
さっそく食べてみると……あれ、想像以上に美味しいぞ! 言うなれば、ちょっと冷めてしまったカップヌードルを食べているような感覚。調味料などのゴミが出ないところも、非常時にも助かりますね。
続いて、この中で筆者が一番好きな「緑のたぬき天そば」を食べてみます。こちらもいつもと変わらない、ハイレベルな美味しさ。トッピングの大きな天ぷらもしっかり柔らかくなっていました。
ラストは、最後にお湯を捨てなくてはいけない「ペヤングソースやきそば」。ちょっと手間ですが、意外にも一番美味しく仕上がりました。
スープがないためか、冷えていても味のクオリティが落ちておらず、極めてお湯で作った時に近い味を楽しめました。ソースの絡みも良くて味も濃いので、食べ物の種類が限られてしまう災害時には重宝しそう。
スープがないためか、冷えていても味のクオリティが落ちておらず、極めてお湯で作った時に近い味を楽しめました。ソースの絡みも良くて味も濃いので、食べ物の種類が限られてしまう災害時には重宝しそう。
お手軽なカップラーメンや焼きそばを備蓄食料に
一番美味しかったのは「ペヤングソースやきそば」でしたが、ほか2つも常温水で作ったとは思えないクオリティでした。お湯が必要だからとカップラーメンは2〜3個しか用意していなかったのですが、常温水でここまで美味しく作れるならもっと量を増やすのもありですね!