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MADURO STYLEの家創り第21回「子供3人が暮らしながらもキレイを保つ家/前半」

MADURO STYLEの家創り第21回「子供3人が暮らしながらもキレイを保つ家/前半」

納得住宅工房が建てた家の魅力に迫るご自宅探訪企画。今回連載21回目は“3人の子供とダイナミックに広々幸せに暮らせる家”をテーマに静岡県袋井市の友田さん邸を取材。バレーボールに夢中の3人姉妹のお子さんが中庭をバレーボールコートに使うようなダイナミックな暮らしを、引っ越してから1年以上続けているにも関わらず、散らからずにいつまでもモデルハウスのようなキレイさをキープしていました。今回は友田さん邸担当コンシェルジュで納得住宅工房浜松店店長工藤さんもご一緒に、友田さん邸の魅力を取材してきました。

大久保 すごく家の中がキレイに整頓されていますねー。まるでモデルハウスのようです。引っ越してから1年以上経つと聞きましたが、これは奥さまの努力の賜物でしょうか?
友田 ありがとうございます。妻もそうですが、私自身がスッキリと暮らしたい性分なんです(笑)。子供が3人とも娘の女系家族なのですが、私たち夫婦の性格が遺伝したのか、みんなキレイ好きに育ってくれて! 片付けなさいと注意することもないんです。
大久保 それは素晴らしいですね。整然とした統一感もさることながら、そもそも白を基調とした家自体が実にスッキリしたデザインでありますが、設計でどういうリクエストをなさったのでしょうか? コンセプトや、こだわられたポイントをお教えください。
友田 まずは全体のデザインですが、白を基調として黒とグレーをアクセントに加えたモノトーンでシンプルな空間にこだわりました。設計面では、玄関を開けるとすぐ目の前に開ける中庭や、縦に長いリビングや、中2階に位置するパソコンルームはぜひ!とお願いしました。これは私のこだわりポイントですが、そのせいで間取りを組むのに、納得住宅工房の久保社長の頭を随分悩ませてしまいました。何度か設計図を引いていただいた記憶があります。


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工藤 友田さんはご職業柄もあってこだわりが強く、設計を担当した久保とも意見を戦わせるような場面が何度かありましたよね。
大久保 そんな度重なるバトルがあったからこそ、理想の家に仕上がったのですね。まさに結果オーライ! 友田さんが建築関係のお仕事をなさっているのは聞いておりますが、この納得住宅工房さんを選ばれたのはどういう理由からだったんですか?
友田 私が水回りのリフォームをはじめとする総合設備業を営んでいる手前、住宅メーカーとの関わりが強いため各社住宅メーカーの特色をよく存じておりました。そんな中、ありきたりではない自分好みの要望を最も良いカタチで具現化してくれるのは納得住宅工房さんしかないだろうと実感して、浜松のショールームに足を運んだのがきっかけです。実は、私が家を建てる1年ほど前に独立して起業したため、会社の3期分の決算書がまだなかったので、住宅ローンを組めなかったんですね。それで一度諦めかけたところ、八方手を尽くして算段をつけてくれたのが、担当コンシェルジュで浜松店店長の工藤さんでした。持ち上げるわけではありませんが工藤さんがいなかったら、まだマイホームを持てていなかったでしょう。本当に感謝しています。
工藤 そのお言葉はコンシェルジュ冥利に尽きます。友田さんは職人さんでもあるため、この家の水回りなどの施工もご自身でやられているんですよ。
友田 水回り全般と駐車場や庭のコンクリート関係など、会社の仕事の受注を止めてまで自分でやりました。その分、施工代を浮かさせてもらったのもありがたかったです。
大久保 奥様のリクエストはございましたか?
奥様 娘たちは洗面台がとても気に入っているようですが、私の一番のリクエストは水回りよりも2階のサンルームだったんです。娘がバレーボールをやっているので、毎日3人の洗濯物が物凄い量なので、前の家では洗濯にストレスを感じていましたが、大きなベランダの真横に子供部屋と同じくらいの広さの大きな洗濯用のサンルームを設けてもらったおかげで、毎日の洗濯も楽しくなりました。もし娘たちが大人になって結婚して家を建てるとなった際には、この大きなサンルームは絶対に欠かせない!とおすすめします(笑)。


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大久保 子供のカラフルな衣類はそれだけで散らかって見えるものですが、それが2階のサンルームにすべて収まっているのはいいですね。1階のリビングダイニングが実にスッキリとモノトーンにキレイに保たれているのも、奥様キモ入りのサンルームの賜物ですね。2階には加えて、娘さん3人のお部屋があるんですね。設計図を拝見すると50坪以上ある広さの割りに、子供部屋は4畳半程度のコンパクトさですが、これは…!?
友田 私の実家が大きくて自分の部屋も広くテレビもあったので、部屋にこもってしまい、出てこないことも多かったのです。それがイヤで、私の勝手ながら娘たちにはそう育って欲しくないなと(笑)。家の中でテレビはリビングに1台のみ、各自の部屋は寝るだけにして、あえて小さくしました。もちろん、勉強も子供部屋でなく、リビング学習です。パソコンのある私の書斎兼仕事スペースも階段途中のオープンスペースにして、リビングダイニングを見渡せるようになっています。そのおかげで、家にいるときは誰も部屋にこもることなく、リビングでワイワイ話したり、中庭を使ってバレーボールをしたり、友達が遊びに来たらプールやバーベキューを用意したりと非常にやかしましいですよ。それでもここに住むまでは家族5人でアパート暮らしだったため、各自自分の部屋があることに大感激してくれました。他にも、以前は娘たちはお風呂にスマホを持ち込んで音楽を聴いていたので、この家のバスルームにはスピーカーを付けたんです。それもとても気に入ってくれて、大音量でお風呂に入っています。近隣を気にせずにそんなことができるのも、大きな家の醍醐味ですね。そういえば、上の2人の娘には、引き渡しの当日まで家の中を見せない、というちょっとしたサプライズをしたんです。工事中の1年間半は外から眺めながら、中庭を「あそこがお風呂なんじゃない!?」なんて話していたのが、もう懐かしいですね。引き渡し日に工藤さんが家の前にレッドカーペットを引いてくれたりして、3人とも娘はみな涙を流しながら、すごく喜んでくれていたのが印象的で、今も一生忘れられない思い出です。とても嬉しかったなぁ…。


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工藤 僕や同席した担当スタッフももらい泣きしてしまいました。本当に嬉しい瞬間でしたね。
大久保 それは素晴らしいお話です。各自の部屋はできるだけ小さく、リビングダイニングは吹き抜けでできるだけ大きく…まさに、子供3人が思い切り暮らせるダイナミックな家ですね。さらに中庭でプールやバレーボールにバーベキューとはこれまたアウトドアなダイナミックな利用法ですね。この家に友達を連れてこられる3人の娘さんの自宅愛や、美男美女のご両親、さらにモデルルームのようにセンスの良さとキレイさ…すべてがダイナミックに感じられます。ご家族もさぞかし誇らしいことでしょう。これからのまた5年、10年先の熟成していく成長過程も楽しみですね!  


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静岡県袋井市在住総合設備会社3人の娘さんのパパ 友田健嗣さん
水回りなどのリフォームをはじめとする総合設備会社、TLG(トモダ ルース ジェントル)の代表取締役兼職人。奥様、高校1年生の長女、中学2年生の次女、小学2年生の3女の5人家族。バレーボール部に所属する娘さん3人の送り迎えまでソツなくこなす、自称寂しがり屋の38歳イケメンパパ。


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[納得住宅工房Co.,Ltd.]浜松店店長 工藤勝久
かつては別の住宅メーカーに勤務していたが、納得住宅工房の理念や家づくりへの情熱にあてられ転職。お客様のハートに刺激を与える“スパイスコンシェルジュ”として、浜松を中心に活躍中。自身も納得住宅工房で家を建てたオーナーにして2児のパパでもあるため、MADURO STYLEの家創りにおいてSDGsな家族の幸せアドバイスも期待できる。https://www.maduro-style.com


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[RRデジタルメディア]代表取締役 大久保清彦
『LEON』を企画創刊し、その後『OCEANS』、『ローリング・ストーン日本版』を企画創刊。『ヨガジャーナル日本版』のオンラインを立ち上げ、セブン&アイ出版の常務執行役員を経て、2018年に設立したRRデジタルメディアでは、自身が総編集長を務める『MADURO』の他、『ソトコト』、『THE RAKE』を傘下に収め、オンライン化を果たす。自身も一児のパパとして、仕事と子育ての両立に奮闘中。https://maduro-online.jp

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