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濃度に注意!アルコール除菌シートの使い方&作り方

濃度に注意!アルコール除菌シートの使い方&作り方

感染対策には、ドアノブや机など、身の回りのものを消毒することが大切です。消毒にアルコール除菌シートを使用している方が多いのではないでしょうか。時期によっては品切れが続くので、作り方も覚えておきましょう。ここでは、アルコール除菌シートの使い方と作り方をご紹介します。

アルコール除菌シートの効果的な使い方


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アルコール除菌シートは、正しく使わなければ効果を発揮できません。埼玉県は、テーブルに付着させた細菌をふき取り、どれだけの細菌が残ったのか調べるテストを行いました。対象となったのは、下記の4つです。



  • ●除菌ウエットティッシュ(アルコールタイプ)

  • ●除菌ウエットティッシュ(ノンアルコールタイプ)

  • ●除菌表示のないウエットティッシュ

  • ●水道水を含ませたティッシュペーパー


テストの結果、どのタイプも1回のふき取りでは、全ての細菌を取り除くことはできませんでした。除菌ウエットティッシュ(アルコールタイプ)は、2回目のふき取りで、ほぼ全ての細菌を取り除くことに成功しています。他、3つのタイプも2回目のふき取りで、ほとんどの細菌を取り除けています。


わずかな差ではありますが、除菌ウエットティッシュ(アルコールタイプ)の効果がもっとも高い結果になりました。ただし、他のタイプに関しても複数回のふき取りでほとんどの細菌を取り除けています。


こちらのテストでわかったのは、「いずれのタイプを使用する場合も、複数回ふき取る必要がある」ということです。


また、水道水を含ませたティッシュペーパーでも、除菌が可能なことがわかったため、アルコール除菌シートを使う必要性に疑問を感じる方もいるでしょう。アルコール除菌シートのメリットは、「ティッシュの無駄づかいにならない」、「ティッシュをわざわざ濡らす必要がない」の2つです。
 


アルコール除菌シートの選び方






 


 

 



 

 


 



 

 

 



 

 



 

 

 




 

 


🎀渡辺早咲子🎀(@embellir_style)がシェアした投稿 - 2020年 5月月23日午前12時35分PDT





アルコール除菌シートは、1日に10枚以上使う日もあるでしょう。そのため、コスパ重視で選ぶことがおすすめです。ただし、枚数だけではなく、厚さも確認しましょう。シートが薄いと、1回のふき取りに何枚も使うことになります。


また、「除菌」の表記があれば何でもいいわけではありません。アルコール濃度が40~80%のものを選びましょう。アルコール濃度は、高すぎても低すぎても細菌に対する効果が低下します。


また、肌が弱い方には保湿成分配合のものがおすすめです。アルコールは、肌の水分を奪うため、1日に何度も触れると肌トラブルが起こる可能性があります。保湿成分配合のものであれば、肌にうるおいを与えてダメージを抑えることが可能です。


アルコール除菌シートの作り方






 


 

 



 

 


 



 

 

 



 

 



 

 

 




 

 


𝕄𝕀𝕂𝕀(@honi_lima52)がシェアした投稿 - 2020年 5月月16日午後3時53分PDT






アルコール除菌シートは、自分で簡単に作れます。必要なものと作り方の手順をみていきましょう。


必要なもの



  • アルコール除菌スプレー

  • 容器

  • キッチンペーパー


作り方



  1. キッチンペーパーを折りたたんで容器に入れる

  2. アルコール除菌スプレーを吹きかけて適度に湿らせる

  3. 濡らしすぎた場合は上からキッチンペーパーを重ねて調節する


容器に入れた状態でアルコール除菌スプレーを吹きかけることで、清潔な状態を保てます。このように、アルコール除菌シートは簡単に作れるので子供と一緒に作ってみてはいかがでしょうか。ただし、アルコールは肌に刺激を与えるので、手につかないように注意しましょう。心配な場合は、ビニール手袋をつけて作ることをおすすめします。


アルコール除菌シートを正しく使って衛生対策をしよう


アルコール除菌シートは、複数回のふき取りで効果があることがわかりました。さまざまな感染症から家族を守るために、正しく使いたいところですね。また、アルコール除菌シートは、キッチンペーパーとアルコール除菌スプレー、容器の3つがあれば簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。


 


 


 

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