簡単ミシンいらず!「鬼滅の刃」エコバックを「ユザワヤ」の材料だけで不器用な中年パパが作ってみた
世の中そこら中で『鬼滅の刃』ブームの中、中年パパのあせり。。。
世の中コンビニに行けば「鬼滅の刃」コラボ商品がたくさんあり、SNSでは「鬼滅の刃」の映画やアニメの情報であふれている。
そんな状況の中45歳中年男子、年長さん娘持ちの私は危機感をもった。
もしかして私は世の中から取り残されているのでは。。
今年6歳になる娘は毎朝の保育園の送りの最中にさかんに「ネズコ?」の真似をしてなぜだか雨の日には傘を口に咥えている。。
まったく意味がわからない。なんなのだ。「ネズコ」とは。。「ねずみっこクラブ」が復活したのか。。。
『鬼滅の刃』は子供に人気らしい。。。
私はテレビをほとんど見ない。そもそもテレビを見る時間帯に家にいない。
娘とも毎朝の送りの時間だけが週末以外に会話を交わせる唯一の時間。
これではいかん。そう思った私はもちろんgoogle様にお願いをした。
スマホの画面に出てくるwikipediaに目を皿のようにして読む。
原作者は「吾峠呼世晴」。読めない。。。
掲載誌は「週刊少年ジャンプ」。これは知っている。私も子供のころはドラゴンボールやスラムダンクを毎週楽しみにして読んだ世代だ。
しかし、6歳になる娘に昔話をしてもまったく興味がないようだ。。。
いかん、いかん。何か大逆転をできる手はないか。
私はさらにgoogle様にお願いをした。
何やら『鬼滅の刃』では和柄を使ったマスクを作ったりすることが流行っているらしい。これだ! これしかない。
『和柄生地マスク』の通販にのぞみをかけるも売り切れ続出。。。
ネットで検索をした情報を元に和柄生地のマスクを購入をしようと思うも、個人で作っている人が多くいるが売り切れ続出ですぐには手に入れることができないらしい。
嚙み合わない会話。時間が経てば経つほど私から離れていく娘の心。多感な時期にこのような時間をすごすわけにはいかない。
そう思った私、これは自作しかないと思い”救世主”「ユザワヤ」様を検索する。
あった。神田にある会社近くの『ユザワヤ御徒町店』。幸い今は昼休み時間。会社にある自転車にまたがり御徒町を目指すまで3分。
さらに自転車を走らせること10分、ユザワヤ御徒町店に到着。
やはりマスク用生地は売り切れ、それでもあきらめない。
ユザワヤ店内に入るといきなり『鬼滅の刃』関連の売り場を目にする。ほっとするのもつかの間、まったくマスク用の生地が見当たらない。
店員さんに尋ねるも、「あー、人気で売り切れなんですよね。」足元から崩れる感覚に襲われるも、そんな逆境に負けるほど45歳のビジネスマンは弱くはない。
マスクだけではない。何か作れるものはないか。
あった。エコバック。これだ、これしかない。そう思った私は店員さんにエコバックを作るのに必要なものを聞き、すべてを買い揃えて会社に戻る。
進化した裁縫業界。不器用男子の救世主。
買い揃えた道具を持ち帰り、さっそく作り始める。ここまで最近の裁縫業界は進化していたのかと驚愕する。
なんと、今はミシンや裁縫道具もいらずにかばんが作れる時代。その名も「裁ほう上手」ボンドだから最早裁縫ではないのでは、ほぼ工作ではと疑問を抱くも、悩んでいる時間はない。さっそく作ろう。
購入をしたものは
・和柄クロス生地
・裁ほう上手(裁縫用ボンド)
・縁取り用のバイアステープ
たったこれだけ。
簡単すぎてあっけないくらいに出来上がってしまったエコバック
ビジネスマンだから、結論から言おう。本当に簡単すぎてあっけにとられるくらいだった。
切る→ボンドの「裁ほう上手」で端をくっつける→ひっくりかえす→微調整をする、
たったこれだけ。
簡単に手順を書くと
・作りたい幅に生地を切る。
・重ねた状態で持ち手と持ち手の間を切り取る。
・ひっくり返した裏側の状態で裁縫用ボンドを端にぬる。
・1時間程度でボンドが乾くのでそれまで待つ。
・裏と表をひっくりかえす。
※ボンドを乾かす間にずれないようにクリップなどで抑えると良い。
そして、できあがったバックがこちら。初めての制作にしては上出来ではないだろうか。
出来上がった後だから言えるが、持ち手の場所や、ボンドを付けた場所の補強などもっと色々クオリティを上げる方法はありそうだが、それは次回の制作に回そう。
明日の朝、娘の保育園の送りでこのバックを使うのが楽しみだ。
共通の話題に悩む、世の年頃のお子さんを持つパパにはぜひ試して欲しい。