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MADURO STYLEの家創り第68回/風の時代に合わせた「ウェルビーイング」なモデルハウス

MADURO STYLEの家創り第68回/風の時代に合わせた「ウェルビーイング」なモデルハウス

成田を拠点とする、新パートナーのヒラヤマホームが手掛けるMADURO STYLE千葉のモデルハウスを、MADURO STYLEの総合プロデューサーにして納得住宅工房の久保代表がプランニング。前回では、吹き抜けやパティオなど久保代表の設計デザインの真骨頂たる工夫がてんこ盛りな「カルチャーな家」を提案。今回はさらに、その「カルチャーな家」をブラッシュアップ。MADURO STYLE千葉のモデルハウスの設計プランとネーミングを完成させました。

MADURO STYLE千葉のモデルハウスのプランニングも、いよいよ大詰め。今回は、このモデルハウスの真価を一番端的に言い表すネーミングについて議論。コロナ禍で新しい生活様式に変わり、STAY HOMEでなくENJOY HOMEを目指すこのモデルハウスは、なんと命名されたのでしょうか…。


久保 zoomで再びお集まりいただき、ありがとうございます。都市を中心に緊急事態宣言がさらに3月7日まで1カ月延長され、引き続きSTAY HONEを余儀なくされました。これから先の生活様式を踏まえて、先日ご提案しました「カルチャーな家」をさらにブラッシュアップした、MADURO STYLE千葉のモデルハウスの設計プランを作りましたので、ご覧ください。具体的な変更点としましては、盛りだくさんな仕様や設計はそのままに、水回りは、東側から北側へ、階段を南側から北側へと配置を変えたり、奥さまも家族の団らんに加わりながら料理ができるよう、アイランドキッチンをリビング側に向けたり、平山さんからいただいたアイデアを元に子供部屋やご夫婦の寝室を若干サイズアップ。また洗面所を広くしたいというリクエストを踏まえて、新たに脱衣所を設けました。「STAY HOME」でなく、「ENJOY HOME」な毎日を過ごせる仕掛けを増やしております。


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西側部分には、細い窓を1階、2階に2つずつ配置。1階は玄関やシューズクローゼットや書斎、2階は寝室とクローゼット。隣家からの視線を遮ることができ、外からの見映え的にも格好いい外観に。実用面とデザイン面、両方の満足を叶えています。

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リビングの上には部屋を設けずに、吹き抜け設計にして開放感を優先し、大きな窓を配置。パティオは、隣家や道路に面していない場所に配置。なので、あえてパティオの塀は設けません。

平山 いいですね。床だけでなく天井まで木が貼られるあたり、木造を主軸とする弊社の持ち味が活かされています。この「ENJOY HOME」をより強く意識したブラッシュアップ案は、素晴らしいと思います。


久保 この「カルチャーな家」の設計プランをブラッシュアップしながら、よりしっくりくる名前が思いつきました。ずばり「ウェルビーイングな家」というネーミングは、いかがでしょう? ウェルビーイングとは、WHO(世界保健機関)が提唱した言葉で、個人や地域や組織が精神的にも肉体的にも社会的にもWELL…つまり良好に、その良好な状態がBEING…つまりずっと続いていくという意味です。本当の幸福度、幸せな状態が持続する「 WELL BEING(ウェルビーイング)」は、家族のSDGsな幸せを目指すMADURO STYLEの家創りの、これからのキーワードでもあります。2020年は、新型コロナウィルスの流行によって、世界中の情勢や価値観が一変しました。一方で、風水に目を向けると、200年以上続いた「地の時代」は終わり、2020年12月22日から「風の時代」に入りました。ちなみに「地の時代」を迎えた1800年代は世界経済に影響を及ぼす産業革命が起きて、「地の時代」に求められたのが「お金や物質」「組織や会社など縦社会での肩書き」「成功や上昇」など。それに対し、これから200年ほど続く「風の時代」は、「体験や心の満足」「横のつながり、家族、仲間」が大切になってきます。まさにコロナ禍で新しい生活様式に変わり、「個人個人もウェルビーイングを目指し、家族や友人と協力し合い、心の喜びを得る」時代にシフトしたのです。国籍や国境を作った時代は終わり、ボーダレスに繋がるこれからの時代に、「日本の玄関口」である成田にふさわしいのが「ウェルビーイングな家」。思い切り開放感をもたらしてくれる吹き抜けの設計、外の空気や情景が味わえるパティオ、家の中でも仕事や趣味に没頭できる書斎兼リモートルームなど…ずっと「STAY HOME」が続いても、閉塞感やストレスを感じない「ENJOY HOME」になる家…「ウェルビーイングな家」と命名しました。


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前回、久保代表がプレゼンした「カルチャーな家」(https://maduro-online.jp/5797)の設計図と見比べれば、平山さんのリクエストに応えて、久保代表がどうブラッシュアップしたのか一目瞭然。基本設計を変えることなく、ちょっとした「ひと手間」で、よりリビングが広く開放的に進化。設計から施工、さらに住んでからのメンテナンスの最後の最後まで丁寧に、この「ひと手間」を大切にしているのも、納得住宅工房の真骨頂。サステナブルな上質な家創りは、デザインや素材だけでなく、こうした「ひと手間」が大事なんです。

平山 そんなことまで考えた上での命名なのですね。玄関先に設けられたウォークインシューズクローゼットは靴だけでなくアウターを脱いで置くことができたり、土間収納やパントリーを設けているので細々した物を収納できたり…つまり家の中をいつもスッキリ片付いた状態にキープできる設計ですね。家にいる時間が長くなると、散らかりがちになるし、ストレスも溜まりがちになります。しかし、この「ウェルビーイングな家」ならば、家族全員が心身共に良好に暮らすことができますね。時勢に合った設計かつ、ネーミングだと思います。


久保 ありがとうございます。SDGsやサステナブルといった言葉が流行していますが、流行りではなく、毎日の「暮らし」の中で大切な言葉です。ウェルビーイングは、「毎日の暮らし」を「幸せな暮らし」にブラッシュアップしてくれるネーミングだと思います。新しい時代にふさわしい、必ずや注目を集めるモデルハウスになると思います。このモデルハウスは成田ですが、坪単価が20万円前後と成田市と同じ価格帯の私たちの本拠地富士市にも建ててみたいプランです。完成を楽しみにお待ちください。


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MADURO STYLE千葉
ヒラヤマホーム
取締役
平山泰之

千葉県成田市出身。佐吉さんのご子息で、ヒラヤマホームの4代目に就任予定。一生涯、心地よく住み続けられるように、常に自分自身が住んでいく家として全身全霊かけて対応することを設計理念とする建築士。


MADURO STYLE千葉
☎️0120-55-1146
千葉県成田市飯田町126
営業/8:00~18:00
定休日/無休(年末年始、夏季休業あり)



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納得住宅工房代表取締役CEO
MADURO STYLE総合プロデューサー
久保 淳

1999年、納得住宅工房を設立。静岡県内にショールーム5店舗とモデルハウス3棟を展開。住宅、エクステリアに関する数々の賞を受賞。施主の感性や理想を引き出す設計提案、欧州のトレンドや伝統を取り入れた建材やオーガニック素材、ハイスペックな住宅性能をトータルコーディネートしたオーダーメイド住宅を年間150棟ほど手掛けている。アパレルショップ「ポルタロッサ」のオーナーでもある。https://www.maduro-style.com/



地域に家を建てたい方、興味がある方は
MADURO STYLEの公式HPへ
https://www.maduro-style.com


公式HPではMADURO STYLEのコンセプトや仕様の解説に加えて、納得住宅工房の建てた家を巡り、その魅力やオーナー様の感想をまとめた連載「週刊MADURO STYLE」も展開中です。またお問い合わせた方には嬉しい特典も!?


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