【至高の万年筆】2026年こそ“手書き”に回帰したい！南イタリアの美軸が復活だ

南イタリア・ナポリ発の筆記具ブランド「D-N」が送る、名作「DV」コレクションの原点となった「DVオリジナル・ミニ万年筆」。夕闇のコロッセオから着想を得たオレンジ×ブラックのコントラスト、スターリングシルバーにゴールドを重ねたバーメイルの輝き、ロストワックス製法のキャップリング。単なる道具を超えた“イタリア美軸”が、ジャーナリングや日々のメモ時間を、ゆっくり自分と向き合うひとときへと変えてくれます。

イタリア美軸の原点、「DVミニ」とジャーナリング時間

引用元／Makuake。

ナポリ近郊で生まれた筆記具ブランド「D-N（旧デルタ）」の名を世界に広めるきっかけとなったのが、オレンジとブラックのコントラストが印象的な「DV」コレクション。その原点にあたるのが、今回復活した「DVオリジナル・ミニ万年筆」です。

あえて「ミニ」から始まったこのコレクションは、当時の愛好家を驚かせたチャーミングなサイズ感と存在感が魅力。名刺サイズのM5手帳や小ぶりのノートにも収まり、ビジネスバッグやジャケットの内ポケットにもすっとおさまります。南イタリアの太陽光を思わせる鮮やかなオレンジに、スターリングシルバーやバーメイルのトリムが重なることで、大人のラグジュアリーを感じさせる一本に。

蔦のリングが語る、「永遠性」とイタリア文化のストーリー

引用元／Makuake。

「DVオリジナル・ミニ万年筆」のモデルは、ブランドの転機となった限定万年筆「コロッセウム」。古代ローマの円形闘技場の壁面を覆っていた「蔦の意匠」を施したことで、「永遠性」「力強さ」「情熱」といった想いを込めています。単なる高級筆記具ではなく、アートピースに近い存在感です。

色展開もドガの「踊り子」に着想を得た「イ・バッレリーニ」、カラヴァッジョの『聖マタイの召命』をテーマにした「ヴォカツィオーネ」、夜の気配を閉じ込めた「アウラ・ノットゥルナ」と、いずれも芸術作品にオマージュを捧げた世界観。世界各色38本のみという希少性も相まって、「書く」たびに文化や歴史へのリスペクトまで感じさせてくれます。

ロストワックス製法と職人技が生む、世界でひとつの表情

引用元／Makuake。

D-Nの美軸を手に取ると、まず目を奪われるのがキャップリングやクリップの仕立て。大量生産ではなく、南イタリアの伝統職人が受け継いできたロストワックス製法の軸が、暖かみのある陰影を生み出します。

軸素材の艶やかなレジンやエボナイトと純銀のコントラストが重なることで、独特の色気が生まれるのも魅力です。クリップにはポケットの生地を傷めにくいローリング・ホイールを採用し、仕上げはすべて手仕事。仕上がったパーツは一見同じに見えても、「同じものは一つもない」と言えるほど、わずかな違いと個性が宿ります。

レザボア・インク・タンクとDUNE。用途で選べるラインアップ

引用元／Makuake。

DVミニの復活だけでなく、現代のニーズに応える新作も豊富。万年筆ユーザーなら一度は経験する「ここぞというときにインクが切れて書けない」というストレスに向き合ったのが、「レザボア・インク・タンク2.0」。胴軸内部に2mlのインクタンクを収納し、一般的なカートリッジの約3倍ものインクを「持ち歩ける」モデルです。

さらに、たっぷりインクを吸入したいエントリーモデルとして用意されたのが、砂丘をイメージした「DUNE」コレクション。ラメを散りばめたマーブル模様のレジン軸に、ピストン吸入式を組み合わせ、インクの色と表情を存分に楽しみたい人向けの一本に仕上げています。