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【使用レポート】電化キャンプの憧れ! エコフロー 38L ポータブル冷蔵庫

【使用レポート】電化キャンプの憧れ! エコフロー 38L ポータブル冷蔵庫

ポータブル電源とセットで検討したい、ポータブル冷蔵庫。今回はポータブル充電ブランド、エコフロー(EcoFlow)が開発したGLACIER ポータブル冷蔵庫をレビュー。

大きなポータブル冷蔵庫を連続4日間使ってみた

最近はポータブル電源の普及で、より大電力を使う家電をキャンプに持ち込む人が増えてきました。その代表格がポータブル冷蔵庫。

今回持ち込んだ場所は、フジロック前夜祭からの4日間、オートキャンプが出来る「ムーンキャラバン」。各テントでも電化が進み、ポータブル電源はどこのテントでも見かけましたが、ポータブル冷蔵庫はまだこれからのアイテムといった感じ。しかし、電源さえあればこれほどキャンプを快適にしてくれるアイテムもありません。
大きな冷蔵庫はやっぱり安心感があります。幅77.6cmは折りたたみチェアの長さほど。ワゴン車なら入ります。しかし、この大きさで庫内を満載にすると、2人がかりでないとクルマから出し入れできない点に注意。

ちなみにクルマはフォルクスワーゲン Golf Variant TDI Style(2023年モデル)。

気になる電池の持ち具合は?

電池容量と庫内温度が表示されているパネル。ポータブル冷蔵庫は外気温から冷蔵庫の設定温度に下げるまでが一番電力を使うので、出発前の家で温度を下げておくと、充電池が持ちます。

今回は一緒に持っていったポータブル電源、エコフロー DELTA 2 Maxがあったので電力には全く困らなかったのですが、途中のコンビニで食材や水を買い、その場で冷やし始めたところ、冷蔵庫の電池残量が一気に50%まで減って焦りました。

その後は昼間の外気温が連日30度超え(フジロック史上最高気温:主催者発表)で、1日およそ50%ずつ減っていく感じ。追加充電を DELTA 2 Maxで補っていました。設定温度、使用条件、外気温などで異なるものの、このポータブル冷蔵庫を50%追加充電するのに、2048Whのポータブル電源の15%を使いました。

38Lの容量があれば家族で連泊できる

人によってはビールだけを満載したくなるほどキンキンに冷える冷蔵庫。氷を作れるほど冷やせます。

容量は左右合わせて36L、中間の仕切りが無ければ38L入る。右にはペットボトル1.5Lを2本、コンビニの氷1.1kg、1Lのカルピスを。左にも4日分の朝食と夕食を入れてみて、庫内は2人分だと余裕。正直、今年の苗場は平年よりも外気温が高く、どのくらい電池容量が持つかビビりながら入れたけど、容量的には4人家族分くらいは余裕で入る感じです。

ポータブル冷蔵庫があればいつものキャンプがもっと楽しい

電化キャンプでは、夏にエアコン、冬にコタツという強者もいますが、食の要となる冷蔵庫はやっぱりあると楽しい。夏でも2泊目以降安心して牛乳、卵、生肉といった生鮮食料品を保存できれば、キャンプの楽しみ方は一気に広がるでしょう。

今回はビビリながらの使用レポートでしたが、次は料理を楽しむ使い方もしてみたい!
商品名/EcoFlow GLACIER ポータブル冷蔵庫
価格/13万1560円
サイズ/幅77.6×奥行38.5×高さ44.5cm(キャスターと伸縮ハンドルを含まない)
重量/約23.3kg
庫内容積/シングルゾーン(仕切板なし) 38L、デュアルゾーン(仕切板あり) 36L
AC 入力/100~240V (50 / 60Hz)、180W
ソーラー充電入力/240W (11-60V, 最大13A)
シガーソケット充電入力/192W (12/24V, 最大10A)
バッテリーパック電力/100W (USB-C)
防水性能/IPX4
冷却温度範囲/-25°C~10°C (周囲温度25°C)
運転音(音圧レベル)/保冷 <42dB 製氷 <52dB
冷媒 / 充填量/R600a, 32 g
急速冷凍モード (30°C~0°C)/約15分
コンプレッサー定格出力/120W
Bluetooth対応、Wi-Fiは2.4G Wi-Fiのみに対応

●EcoFlow Technology
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