TRAVEL
2025.06.08
大人の弾丸トリップ「夜行バス」が快適!夜までUSJを遊び尽くして翌朝に横浜へ
USJを閉園まで満喫し、翌朝には横浜で予定がある…そんなわがままスケジュールを叶えてくれたのが、快適な夜行バス。独立シートや星空演出など、まるで走るラウンジ。ぐっすり眠れて時間もお金も節約。そんな大人の弾丸トリップ体験を本音でレポート。
朝から晩まで遊びたい、そんな人におすすめできる選択肢があった

「USJを閉園ギリギリまで満喫したい。でも翌朝には、横浜で外せない予定がある」。この強行スケジュールを成立させるには、いくつかの条件をクリアする必要があります。新幹線はすでに終わっている時間帯。ホテル泊では翌朝の移動時間が読めず、コストもかかる。クルマで移動する手もありますが、疲労や安全面を考えると現実的ではありません。
そんな中、今回はたまたま夜行バスを使ってみることになったのですが、これが予想をはるかに上回る快適さで驚かされました。
そんな中、今回はたまたま夜行バスを使ってみることになったのですが、これが予想をはるかに上回る快適さで驚かされました。
USJ閉園後も安心!夜行バスまでの最短ルート

22時の閉園ギリギリまでUSJで遊んだあとでも、夜行バスまでのアクセスは想像以上にスムーズでした。とりあえずJRユニバーサルシティ駅からJR大阪駅まで移動。所要時間は電車で約13分。

大阪駅に着いてからは、徒歩3分ほどでバスの出発地「ハービスOSAKA」へ。

道順もわかりやすく、初めてでも迷うことなくバス停に到着できました。近くにはコンビニやトイレもあり、身支度を整える時間もしっかり確保できます。
走る個室ラウンジのような快適空間

22時30分、バスに乗ってまず驚いたのは、空間の快適さです。

1人がけの独立リクライニングシートには、レッグレストとフットレストが完備されていて、身体をしっかり預けることができます。

さらに窓側席には通路側にもカーテンが付いていて、閉めると個室のようになり周囲の視線を気にせずリラックスできました。

天井には十二星座と星空がほのかに浮かび上がる演出があり、眠りへと自然に誘ってくれるような穏やかな光。ただの移動空間ではなく、旅の締めくくりとしての上質な時間を感じられました。
移動時間も快適になる装備

全席にUSBポートとコンセントが備えられているのも、大人にうれしいポイント。スマートフォンの充電はもちろん、音楽を聴いたり動画を観たり、思い思いの過ごし方ができます。私は翌朝に外せない予定があったため、しっかり眠れる準備をして乗車しました。

ホットアイマスクと不織布マスクを持参し、乗車後はそのままリクライニングを倒して爆睡しました。

シートが独立式なのが本当にありがたい。ぐっすり眠る準備を整えられました。
ぐっすり眠れた? 夜行バスのリアルな寝心地

正直、夜行バスでちゃんと眠れるのか不安はありましたが、実際にはしっかりと身体を休めることができました。シートは深く倒れ、足元は広々。カーテンで視界を遮ることで、まるで自分だけの空間にいるような感覚になります。周囲の物音も最小限で、長距離移動とは思えないほど静かな時間が流れていました。目が覚めたのは、車内アナウンスで「横浜に到着します」と聞こえた瞬間。予定より15分早く、5時30分に横浜駅に到着しました。
時間もお金も無駄にしない、大人の旅スタイル

この夜行バス、今回の乗車料金は1人あたり10300円でした。ホテルに1泊して新幹線で帰るとすれば、3万円は軽く超えるところ。そう考えると、宿泊費と交通費を一度に抑えられるこの移動手段は、かなり合理的だと感じます。

もちろん、新幹線より速いわけではありません。けれど、寝ている間に移動できるというタイパの良さと、予想外の快適さを体験してしまうと、「また乗ってもいいかも」と素直に思えました。時間にもコストにも敏感な大人にとって、こうした移動手段の進化は、見逃せない選択肢の一つだと感じます。
夜行バスは、大人の自由を広げてくれる

たまたま使ってみた夜行バスが、これほど快適で実用的だとは思っていませんでした。ただの移動手段というよりも、旅の締めくくりとして静かに過ごせる、居心地の良い空間でした。そう感じたのは、車内の静けさや設備の快適さ、そして翌朝すっきり目覚められたことが大きかったと思います。
遊び終えたあと、そのまま無理なく帰ることができる手段として、夜行バスは誰にとっても意外と悪くない選択肢なのではないでしょうか。私は今後も予定や時間に合わせて使い分けていけそうです。
遊び終えたあと、そのまま無理なく帰ることができる手段として、夜行バスは誰にとっても意外と悪くない選択肢なのではないでしょうか。私は今後も予定や時間に合わせて使い分けていけそうです。