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[クルマ]好燃費、超実用、費用対効果、よいところ3拍子なアルファのSUV

[クルマ]好燃費、超実用、費用対効果、よいところ3拍子なアルファのSUV

日本でもじわじわと人気を高めてきたアルファロメオ初のSUVステルヴィオ。イタリアとスイスの国境近くにある峠から命名されたその走りはまさに彼ら流。 そんなステルヴィオに新たにディーゼルエンジンが追加!てことで速攻試乗しました。

ALFA ROMEO STELVIO 2.2 TURBO DIESEL Q4
アルファ ロメオ ステルヴィオ 2.2 ターボ ディーゼル Q4
617万円※税込み


アルファ ロメオ ステルヴィオ 2.2 ターボ ディーゼル Q4
エンジン:2.2ℓ直列4気筒ターボディーゼル、最高出力:154kW(210ps)/3500rpm、最大トルク:470Nm(47.9kgm)/1750rpm、全長×全幅×全高:4690×1905×1680mm、ホイールベース:2820mm、車両重量:1820kg(Alfa Contact)

ここで手を止めた方はクルマ好きだと思います。アルファロメオのバッジをつけた赤いクルマが写っていたら、やっぱ手を止めちゃいますから。


で、紹介するのは新たにディーゼルエンジンを搭載したステルヴィオ。280psを発揮するガソリンの2ℓターボと510psの2.9ℓV6ツインターボの次に来る最新モデルです。搭載するのは2.2ℓ直4ディーゼルターボで、当然ですが環境にも優しくなっています。インジェクションはコモンレール式で、排気にはAdBlue(アドブルー)と呼ばれる尿素による浄化装置が備わります。最近日本でディーゼルは人気ですから、その面でも要チェックですね。


ウリはアルファロメオの走りをそのままにクリーンディーゼルで環境に優しく好燃費も実現しちゃう点。長く乗れば乗るほどガソリンエンジンとの燃費差が出ますから、お財布にも優しいってことです。うん、好都合。


でもって走りも問題なし。2ℓのガソリンと比べ最高出力は70ps落ちますが、トルクは逆に70Nmもこちらが上回ります。なので、スタート時や高速道路での追い越しでもたつくことはありません。力強く加速します。


このほかの特徴は、ほかのステルヴィオ同様Q4と呼ばれる4輪駆動式であること。アウトドアユースにもしっかり耐えるでしょう。でも個人的な最大の魅力は価格。これまでのどのモデルよりも低く抑えられています。好燃費でランニングコストもいい上に価格設定もまたがんばったようです。


ということで、もっとも買いやすいモデルが追加されたステルヴィオ。これが街に増える日は近そうですね。


エンジン音を聞かないと区別はつきません


アルファ ロメオ ステルヴィオ 2.2 ターボ ディーゼル Q4今回追加されたディーゼルモデルの外観は特に変更ありません。なのでガソリン車との見分けは難しそうです。リアには右に「STELVIO」、左に「Q4」のバッジがつきますが、それもガソリン車と同じです。ホイールは18インチが標準。快適な乗り味となっています。
 


日本のマーケットをかなり意識してます


アルファ ロメオ ステルヴィオ 2.2 ターボ ディーゼル Q4
クアドリフォリオを含めたガソリン車同様ハンドル位置は右のみという設定。その面での使いやすさも長所のひとつです。今回、価格設定を含めFCAジャパンは勝負に出たような気がします。

アルミブロックでお金もかかってます


2.2ℓターボディーゼル
この2.2ℓターボディーゼルは日本のマーケットにおいて初めて販売されるディーゼルユニット。かつてアルファロメオ156にもコモンレール式のディーゼルは搭載されていましたが、日本では販売されませんでした。このエンジンの特徴はアルミブロックを使って軽量化されたことと、レスポンスのよさ。そのため、彼らはスポーツディーゼルと呼ぶそうです。

インターフェイスもしっかり使えます


アルファ ロメオ ステルヴィオ 2.2 ターボ ディーゼル Q4 インターフェイス
ステルヴィオはApple CarPlayとAndroid Autoに対応しています。なので、音声入力で目的地を設定でき、ハンズフリーで電話やメールの送受信ができます。
アルファ ロメオ ステルヴィオ 2.2 ターボ ディーゼル Q4 インターフェイス
「目は道に、手はハンドルに」という大原則は崩しません。もちろん、センターコンソールのダイヤルも使えるので、助手席の乗員がなにかの操作をすることも簡単です。

市販車だけじゃなくレースもホンキ


アルファロメオ・レーシング


今年2月、アルファロメオは昨年まで「アルファロメオ・ザウバー」としてF1で戦ってきましたが、2019年は「アルファロメオ・レーシング」と名称変更したことを発表しました。F1優勝に向けての強い決意を感じます。ドライバーは2007年の世界チャンピオンのキミ・ライコネンとイタリア人のアントニオ・ジョヴィナッツィ。マシンは改良されたC38。リアのアルファロメオマークがかなり目立ちます。開幕戦は3月17日のオーストラリアGP(メルボルン)。


問い合わせ先
Alfa Contact ☎0120-779-159

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