CAR & BIKE
2023.03.26
憧れの世界ラグジュアリーEV図鑑 第1回 「ルーシッド・エア」
世界中には「一度は乗ってみたい」と多くのドライバーが憧れを持つ高級車が存在します。ドライバーに憧れを抱かせるクルマのひとつがEV。ラグジュアリーEVの「ルーシッド・エア」に注目しましょう。
ルーシッド・エアを開発した自動車メーカー「ルーシッド」とは?
ルーシッド・エアは、米国の新興電気自動車メーカー「ルーシッド」が販売するEV。EVメーカーとして競い合う「テスラ」の車両開発に携わっていたピーター・ローリソンが2007年に設立した企業です。
ルーシッド・エアの魅力のひとつが高性能電動システム「Wunderbox」
ルーシッド・エアは、Wunderboxと呼ばれる車載充電ユニットを搭載。Wunderboxは、オンボードチャージャー回路で受電電圧を900Vまで昇圧させ充電を行います。Wunderboxのおかげで急速充電を実現。充電時間1分で約32km、20分充電すれば約482km走行できる電力を充電できる充電効率の良さが強みです。
3モーター採用で他社を圧倒するパフォーマンスを発揮
ルーシッド・エア サファイアは、3つのモーターを搭載したモデル。2つのモーターはリアタイヤを駆動するため、もう1つのモーターはフロントタイヤを駆動します。3つのモーターの力によって、1111馬力(Air Dream Edition Performance)を発揮。2秒以下で60mph(時速約96㎞)に達する圧倒的なパフォーマンス性能を持ちます。
リアに搭載される2つのモーターによって、左右それぞれ駆動力を制御できるトルクベクタリングが可能。コーナリングを楽しみたいといった、運転が好きな人でもルーシッド・エア サファイアのパワフルな走りに満足できるでしょう。
リアに搭載される2つのモーターによって、左右それぞれ駆動力を制御できるトルクベクタリングが可能。コーナリングを楽しみたいといった、運転が好きな人でもルーシッド・エア サファイアのパワフルな走りに満足できるでしょう。
高い空力性能を発揮するエクステリアデザイン
ルーシッド・エアはエクステリアデザインにも大きなこだわりがあります。F1チームのレッドブル・レーシングとの協力で、空気抵抗係数を0.197まで低減。この高い空力性能はパフォーマンスに大きく影響しているといえるでしょう。
ミドルサイズながらも広々とした室内空間
後部座席の足元は深く設計され、長時間ドライブでも快適に過ごせるのが魅力です。小型化されたパワートレインによって、快適な室内空間が実現しています。
リアシートが独立したセパレートタイプ。オットマンも備わっているためリラックスしながら過ごせます。
広い室内空間を保ちながらも、荷室は余裕のある空間が確保されています。特徴的なのがフロントにも設けられた荷室。他のEVよりも広い空間で、使い勝手に優れています。
車名/ルーシッド・エア
車両価格/$8万7400~$24万9000(およそ1200万~3300万円)
モーター/Dual ActiveCore
AC充電/最大19.2kW
EPA推定範囲/469マイル(Air Grand Touring)
サイズ/全長4975.3×全幅2195.7×全高1408.5mm
●ルーシッド
車名/ルーシッド・エア
車両価格/$8万7400~$24万9000(およそ1200万~3300万円)
モーター/Dual ActiveCore
AC充電/最大19.2kW
EPA推定範囲/469マイル(Air Grand Touring)
サイズ/全長4975.3×全幅2195.7×全高1408.5mm
●ルーシッド