CAR & BIKE
2023.03.31
憧れの世界ラグジュアリーEV図鑑 第2回「メルセデス・ベンツ EQS」
世界中には「一度は乗ってみたい」と多くのドライバーが憧れを持つ高級車が存在します。ドライバーに憧れを抱かせるクルマのひとつがEV。第2回は高級車の代名詞的ブランド、メルセデス・ベンツのEQSに注目しましょう。
メルセデス・ベンツ初のEV「EQS」の特徴はフロア下に敷き詰められたバッテリー
EQSには、安全性や快適性、利便性を兼ね備えたEV専用の新プラットフォームが採用されています。新たなプラットフォームの中央下部には、大容量のリチウムイオンバッテリーが敷き詰められています。
バッテリーにありがちなメモリー効果の心配が不要
メモリー効果とは、バッテリー最大容量まで充電ができなくなってしまう現象のこと。ニッケル水素電池を搭載したクルマに起こる現象です。リチウムイオンバッテリーは基本的にメモリー効果の心配がいりません。
AMGブランドのEQSはスポーツカーに匹敵するパワーを発揮可能
EQS450+は、後方に電動パワートレインを搭載した後輪駆動車。メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスブランド「AMG」からリリースされたEQSには、前後に電動パワートレインが備わっており、RACE STARTを使えばエンジン搭載のスポーツカーに匹敵する最高出力484kWを発揮可能です。
EQSがライフスタイルを変える
EQSを蓄電池のように、家庭用電源として利用できるV2H(Vehicle to Home)や、アウトドアや非常時に使えるV2L(Vehicle to Load)といったバッテリー電力の使い方もできます。太陽光発電も活用すれば、より経済的な生活が送れるでしょう。
全国約20000基の充電ステーションを利用可能
Mercedes me Chargeに加入すれば、全国の提携充電ステーションを利用できます。
充電ステーションを考慮したルート検索が可能
Electric Intelligence ナビゲーションは目的地までのルートを検索するだけでなく、道路の勾配やクルマの充電状況などから必要に応じて充電のタイミングも取り入れながら、最適なルートを提案します。
静かな室内で快適に過ごすための設備も充実
リアシートの前方には、それぞれ11.6インチディスプレイと高音質ワイヤレスヘッドホンが備わっています。インターネットや映画、テレビなど、左右それぞれの楽しみ方を味わうことが可能。
約4700件の事故の調査結果を安全技術に生かす
メルセデス・ベンツは約4700件の事故を調査し、乗員だけでなく、自転車や歩行者も守る技術を生み出しています。EVのような静かなクルマの接近を知らせる車両接近通報装置や、2段階に分けて膨張するエアバッグなどもそのひとつ。
自動運転に近づくアクティブレーンチェンジアシストを搭載
アクティブレーンチェンジアシストは、進みたい方向へウインカーを点滅させるだけで、自動的に車線変更する機能。高速道路でのスムーズな走行をサポートしてくれるでしょう。
車名/メルセデス・ベンツ EQS450+
車両価格/1563万~2372万円
モーター/交流同期電動機
システム最高出力/245kW(333PS)
システム最大トルク/568N・m
一充電走行距離(WLTCモード)/700km
サイズ/全長5225×全幅2125×全高1520mm
●メルセデス・ベンツ
車名/メルセデス・ベンツ EQS450+
車両価格/1563万~2372万円
モーター/交流同期電動機
システム最高出力/245kW(333PS)
システム最大トルク/568N・m
一充電走行距離(WLTCモード)/700km
サイズ/全長5225×全幅2125×全高1520mm
●メルセデス・ベンツ