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車内のiPhoneを冷やす!冷却機能付き車載ホルダーの実力をチェック

車内のiPhoneを冷やす!冷却機能付き車載ホルダーの実力をチェック

5月の車内はもう暑い! 特に直射日光が当たるダッシュボード付近は、温度が上がりがち。そんな場所に設置する車載ホルダー、そして取り付けるiPhoneは、あっという間に熱暴走の危険がある温度に達してしまいます。

直射日光が当たるiPhoneの温度はやっぱり熱々だった

最近はもっぱらiPhoneのGoogleマップで移動しているのですが、直射日光が当たるフロントガラス直下のiPhoneは、素手で触れないほど熱くなる。試しに温度を計測してみたら、なんと52度! Apple公式サイトでは"周囲の温度が0°~35℃の場所でお使いください"とあり、これはさすがに推奨される状態ではなさそう。

iPhoneの高温状態が続くとバッテリーの持ちが悪くなる原因になってしまい、警告が出てGoogleマップが使えなくなることも。筆者は先日"高温注意"の画面が表示されてしまい、やむなく温度が下がるまでクルマ移動を中断しました…。
そこで導入したのが、ペルチェ素子(半導体冷却機能)付きの車載ホルダー! 想像以上に効果を発揮してくれる優れものでした。
そこで導入したのが、ペルチェ素子付きの車載ホルダー。ワイヤレス充電が可能で、さらに半導体冷却機能を搭載しているという、まさに筆者が求めていた車載ホルダーです。

これまで冷却シートなどを使ってきたのですが、効果はいまひとつでした。果たしてこの車載ホルダー、本当に効果があるのでしょうか?
商品名/車載ホルダー Qi2正規認証 最大15W充電 ペルチェ素子
価格/6480円
サイズ/ホルダー 約6.7×4.5×6.7cm、吸盤サイズ 直径 約6.5cm、アーム長 約8~16.5cm
●サンワサプライ

角度や向きを調整できるホルダーをダッシュボードに貼る

アームには伸縮式マウントアームやボールジョイントなど便利な機能を搭載。自由に向きに合わせて調整できるところも助かります。
取り付けは凸凹のあるダッシュボードのシボ面。粘着シート付きの補助シートが付属していたので、これを貼って安定性アップ。先日ドライブで箱根の峠を越えてきたのですが、一度も落下することはありませんでした。

本当に冷却効果はあるのか?試してみた

気になる冷却効果をチェック。Type-Cケーブルを接続すると、輪郭が虹色に光り始めました! (ちなみにこのカラーは色を変えたり、オフにすることも可能)ホルダー本体部分を触ってみると、すでに冷んやりしています。
今回はあえて、これまで愛用していた車載ホルダーで熱々になったiPhoneを装着。この状態の表面温度は43度。今回はこの状態で試しに30分ドライブをしてみました。直射日光も当たっているので、いつもならどんどんと温度が上がってしまうところですが…。

想像以上に温度が下がっている!これは優秀かも

30分後。32.9度とかなり温度が下がっています。これは取り付け時のiPhoneが熱を持ちすぎていたことも影響していそうですが、Apple公式サイトで記載されていた温度に収まっています。充電もできて、この冷却効果は優秀であると言えるのではないでしょうか。

エアコンの風を当てるとさらに冷却効果アップ

背面のヒートシンクに風を当てると、さらに高い冷却効果を発揮してくれるとのこと。そこでアームを伸ばしてエアコンの風が直接当たる場所に移動させて、さらに15分ドライブしてみました。
するとどうでしょう。iPhoneの温度は約28度に! この日は暑かったのでエアコンをガンガンでかけていたことも影響していると思いますが、直射日光が当たっている場所でここまで温度が下がるのは驚きです。アームが長いため、温度が上昇してきたらエアコンの前に、下がってきたら見やすい場所に、なんて使い分けもできますね。
興味本位で買ってみた車載ホルダーでしたが、想像以上に効果を発揮してくれました。吸盤式なので車内だけでなく、デスクやキッチンなどでも使用可能。iPhoneで映像を視聴したりと、熱を持ちやすい機能を使用する際に活躍してくれることも間違いなさそうです。
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