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【頭文字D聖地巡礼】群馬と長野の県境、碓氷峠ブルーのシルエイティ戦舞台から釜めし「おぎのや」を巡る旅

【頭文字D聖地巡礼】群馬と長野の県境、碓氷峠ブルーのシルエイティ戦舞台から釜めし「おぎのや」を巡る旅

真子と沙雪のシルエイティ(RPS13)戦の舞台となった碓氷峠へ。取材を通じてすっかり群馬好きになった筆者ですが、碓氷峠には行っていなかったことに気付き、作品の舞台を目指してクルマを走らせることに。

美しい景色が広がる碓氷峠を聖地巡礼

碓氷峠にある聖地巡礼コースは峠の麓までの10㎞以上あるルートになっています。東京方面から向かったので、登りと下りを往復する形で向かいました。
コースの始点は群馬県安中市と長野県軽井沢市との境目にある峠のピーク地点にあり、終点は麓にある約10㎞先の地点がゴールとなっているようです。

国道18号上にあり、並走するように造られた碓氷バイパスが建設されたので、現在は旧道となっています。長野県側からルートを見ると、後ほど訪れた「めがね橋」がデザインされた看板がありました。
こちらは群馬県側から見た長野県境の看板。作中でも登場していて、聖地巡礼スポットになっています。
全体としては500m近い高低差があるコースで、ヘアピンカーブが多い比較的平坦な序盤部分から、後半の急峻なダウンヒル部分がある険しいルート。

幹線道路ではなくなっているせいか、交通量は少なく、景色も良いので走っていて、どこかのどかな雰囲気があります。

激戦が繰り広げられたC-121コーナー

作中でピックアップされていたC-121コーナー手前の停車スペースに着きました。ここは主人公、藤原拓海のハチロクと真子と沙雪のシルエイティの熱い勝負が繰り広げられた場所で、峠最大の難所といわれているコーナーです。
実際のC-121コーナーの様子。作中では入口は広いが出口が狭いポイントとされ、初見で完璧にクリアする藤原拓海の攻略IQの高さに恐れを感じている沙雪のセリフが印象的な場面。映像を確認すると、確かにコーナーの先が狭い印象を受けました。

観光名所めがね橋に感動

コース後半には観光名所である、めがね橋があります。正式名は碓氷第三橋梁(うすいだいさんきょうりょう)という鉄道橋で、明治25年に建設されたレンガ造りの橋。国指定重要文化財に指定されていて、紅葉の名所となっています。この日もカメラを持った観光客がたくさん訪れて賑わっていました。

バトルはめがね橋の先で決着となるため、ここを離れてさらなる聖地巡礼スポットに向かいます。

釜めしで有名な「おぎのや」横川店へ

峠の釜めしで知られる、おぎのやへやってきました。この看板も聖地巡礼スポットのひとつで、拓海のバイト先の先輩池谷と真子のロマンスが描かれた場所となっています。なんと看板前には藤原とうふ店のハチロクとブルーのシルエイティが!

店に伺ったところ、店舗で管理している車両で、基本的にいつも展示されているそう。生でマシンを見られて良い記念になりました。
店で看板の前に立つ真子と愛車がデザインされたタオル、力餅、釜めしを購入。実は創業140周年記念限定のクリア容器に入った釜めしを狙っていたのですが、この日は完売してしまっていたよう。開店直後を狙わなかった筆者の考えが甘かった…。
お土産に買って帰った釜めしを自宅でいただきます。冷めても味はほとんど落ちることなく、素朴な味わいはとても美味しい。今回の碓氷峠ドライブは、ご当地グルメと聖地巡礼が一緒に楽しめる良い旅となりました。

これまでも頭文字Dゆかりの地を巡って来たので、そこそこの峠を制覇できてきたように思えます。まだまだ聖地巡礼スポットは残っているので、次回も楽しみに行ってきます。
峠の釜めし本舗おぎのや 横川店
所在地/群馬県安中市松井田町横川297-1
電話/027-395-2431
営業時間(店内売店・釜めし売店)/9:00~17:00
取材・文/田中一馬
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