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【紅葉ドライブ】開通直後の「山王林道」から「日光第一いろは坂(下り)」を巡る!頭文字D聖地巡礼も

【紅葉ドライブ】開通直後の「山王林道」から「日光第一いろは坂(下り)」を巡る!頭文字D聖地巡礼も

2025年10月中旬に川俣温泉方面から南下して、人気の奥日光エリアの紅葉の様子を確認してきました。特にこの時期限定で通行止め解除となっている山王林道の様子は必見! 紅葉具合や林道走行の参考してみてください。

山王林道から第一いろは坂を目指す

今回のルートは取材スケジュールの都合上、川俣温泉方面から奥鬼怒線山王林道を進み、第一いろは坂を通って東京方面へ向かうルートとなっています。どのような景色が見られるのか楽しみです。
奥鬼怒線「山王林道」は川俣温泉から、戦場ヶ原に近い光徳を結ぶ林道で、2025年10月1日から2025年11月30日まで限定的に通行止めが解除されているルートです。
川俣温泉側にある山王林道の始点です。この日は週末で林道にしてはかなり短い間隔で対面からバイクやクルマが通り過ぎていきます。気を引き締めて、頂上にある峠を目指して進んでいきました。
戦場ヶ原方面から向かうメジャーなルートに対して反対側から走っているため、他車とすれ違うことが多く、落ち葉に隠れた側溝の存在もあり、険しさを感じます。道幅を譲り合ってくれる対面のクルマやバイクに対して、何となく申し訳ない気持ちも。
標高1600m付近にある山王林道治山碑までたどり着きました。木々が覆い被さるような道から開けた印象になり、頂上が近いことを予感させます。

紅葉が楽しみやすい光徳側へ

道から紅葉を迎えた山々が見えてきました。林道の周りには太郎山や高薙山があり、道から見える山はかなり色付いている様子でした。まだ緑が多いので、これからさらに紅葉が楽しめそうです。
さりげなく存在する山王峠を越えて、さらに光徳側に進むと息をのむような絶景が広がっていました。右に見える太郎山のオレンジの山肌には、白樺の幹と枝が無数の白い放射線模様に見え、感動的な美しさを誇る風景となっています。林道から紅葉を楽しむなら光徳側の方がおすすめかもしれません。
林道終着地点近くの景色も圧巻で、まっすぐのびるカラマツが視界いっぱいに広がり、紅葉が進んで葉が陽に照らされ黄緑色に輝いています。山王林道は場所によって植生がガラッと変わる点もあり、非常に楽しいルートでした。

奥日光エリアを通過して第一いろは坂へ

観光客で賑わう戦場ヶ原、中禅寺湖を通過して、いろは坂へ向かいます。画像は戦場ヶ原付近のもので、この日の紅葉は見頃となっている印象。中禅寺湖はまだこれからといったところでした。
下り専用である第一いろは坂に到着。大した混雑もなく、紅葉はまだこれからといった印象です。紅葉最盛期にはこんなスムーズに進めないのではないでしょうか。

最後は頭文字Dの聖地巡礼で締める

話が変わりますが、実はこの第一いろは坂は頭文字Dの聖地で、筆者が好きなキャラクターである須藤京一戦の舞台となっています。この橋はバトルのクライマックス一歩手前の場所となっていて、聖地であることに気付いた時に一人で興奮していました。
作品ではこの3番目の橋で横並びに突っ込み、道幅が狭くなる出口で差がついて決着となります。工事中ですが確かに幅員減少の表示があり、細かいコースレイアウトも作品と一緒であることが確認できて大満足。

紅葉調査に来たのに聖地巡礼まで出来て、非常に楽しいドライブになりました。ぜひこれからの季節はこのルートで日光の紅葉ドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。
取材・文/田中一馬
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