CAR & BIKE
2025.11.25
【頭文字D聖地巡礼】茨城パープルシャドウ戦の舞台!「つくばフルーツライン」をドライブ
茨城のパープルシャドウ戦の舞台、つくばフルーツラインを聖地巡礼。筆者が好きなマンガ「頭文字D」(講談社)のS2000城島俊也戦コースをトレースしてきました。長旅の休憩にピッタリなレストハウスにも寄ってきたので、ドライブの参考にしてみて。
今回のコース:城島俊也戦のダウンヒル
ルートは上図のような感じです。頭文字Dのコースは朝日峠から赤いピンがあるストレート部分までの区間となっていますが、個人的に筑波山ロープウェイ駅にあるレストハウスに行きたかったので、本記事ではロープウェイ駅からがスタートになります。
そして肝心の聖地巡礼については、筆者が好きな城島俊也戦のダウンヒルのコースを中心にトレースしました。
そして肝心の聖地巡礼については、筆者が好きな城島俊也戦のダウンヒルのコースを中心にトレースしました。
まずはつつじヶ丘レストハウスで「筑波山チーズ山カレー」
昭和っぽいレトロな外観に惹かれて、つつじヶ丘レストハウスにやってきました。ここは筑波山ロープウェイ山麓駅の隣にあり、登山客や観光客で賑わう施設となっています。
メニューも豊富で、ドライブやツーリングのちょっとした休憩にも良さそう。クリームソーダやホットコーヒーといった喫茶店メニューがあるのも良いですね。ショーケースを見ながら注文内容を決めて、いざ店内へ。
注文したのは「筑波山チーズ山カレー」です。山を模したスライスチーズが挟まっていて、どこか素朴な雰囲気のメニュー。こういうのが食べたかった。
外の売店で山ぶどうソフトも購入。最近出かけた先での食事後にソフトクリームを食べるのが習慣になってしまいました。
敷地内にはガマガエルの像が並ぶ、今は営業していない様子のレトロな建物も。雰囲気的にレストランやお土産店だった様子です。
頂上にはガマ大明神なるものがあり、その下には昭和を感じさせる遊具が並ぶプレイコーナーがあります。レトロなスポットが好みの人には刺さりそうな風景。食事休憩と共にノスタルジックな気分になれて、とても魅力的な場所でした。
いざ聖地巡礼!朝日峠駐車場からダウンヒルコースへ
レストハウスから表筑波スカイラインを下って訪れたのは、朝日峠駐車場です。こちらは作中でバトル前に集合していた場所で、この日も同じ目的であろうスポーツカーが数台停車していました。
作中にも出てくる朝日峠展望公園の看板。ここからすぐのところからコーススタートですが、2.5㎞ほどしかないよう。筆者のイメージではキャラクターがフォーカスされるシーンが中心だったので、手探りですがトレースしていきましょう。
駐車場から数百メートルで現れるこの交差点がダウンヒルスタート地点。作中ではヒルクライムの折り返し地点になっていてコーンが置いてある場所です。この付近にはタイヤ痕があらゆるところにあり、スピードを求めるドライバーに人気のスポットであることが伺えます。
先ほどのスポットを登り側から見た景色。作中のヒルクライムではこの直線で横並びになって、折り返しポイントで抜くという名シーンが生まれた場所となっています。
それではダウンヒルコースに戻りましょう。いざ走ってみると細かいカーブが連続し、道路脇の木々が張り出していて、非常に険しい印象。各コーナーにはタイヤ痕があり、多くのガードレールはひしゃげて、夜が更けた時間帯のこの場所の様子が思い浮かびます。
頻繁にショートカットされていた側溝もところどころに見られます。聖地巡礼してみると感じるのが、原作は現存する部分をしっかり活かした構成なっているという点。こういった緻密さも、作品が終了しても現地を訪れるファンが絶えない理由のように感じます。
ほんの数分でクライマックスシーンの舞台となった、連続S字コーナーが現れてきました。作中では藤原拓海の溝落としや側溝ショートカットが行われていた区間で、確かにそれらしい路肩の形状が見られます。
ゴッドアームこと、城島俊也のセリフで「俺にとってラインは目的ではなく、単なる結果に過ぎない」というタイヤマネジメントの重要性を語るシーンが思い起されます。筆者はこの回を見てS2000が好きになったのは、言うまでもありません。
ゴッドアームこと、城島俊也のセリフで「俺にとってラインは目的ではなく、単なる結果に過ぎない」というタイヤマネジメントの重要性を語るシーンが思い起されます。筆者はこの回を見てS2000が好きになったのは、言うまでもありません。
このフラワーパークの看板がゴール地点のようです。本当にあっという間についてしまいました。
どうやらこの先反対側の路肩付近も撮影スポットの看板があるようでしたが、今回は見落としてしまいました。走ってみて感じたのは、作中で8本も走る持久戦という設定になったのは、このコースの短さが影響したように思えます。
頭文字Dの聖地に来られて、とても楽しいドライブになりました。茨城を訪れる際は、聖地巡礼してみてはいかがでしょうか。
頭文字Dの聖地に来られて、とても楽しいドライブになりました。茨城を訪れる際は、聖地巡礼してみてはいかがでしょうか。
取材・文/田中一馬




















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