TRAVEL
2025.05.29
【ゆるキャン△】聖地巡礼で山梨県身延町までドライブに行ってきた(前編)忠実な描写の原風景
キャンプ漫画、キャンプアニメとして有名な「ゆるキャン△」(あfろ・芳文社)の聖地を改めて巡ってみることに。現地に行ってみると、アニメが実際のスポットを忠実に描いていることがわかりました。
聖地・山梨県南巨摩郡にある身延町に行ってみた

身延町は山梨県西部の南巨摩郡にある町。ゆるキャン△最初のシリーズでは身延町周辺を中心に描かれていて、聖地となるスポットが狭いエリアにたくさんあります。今回は中央自動車道の甲府南インターで降り、南下していくルートで向かってみました。
さっそくコラボ自動販売機を発見


まずは常幸院というお寺に向かいました。こちらはスポット巡りのために駐車場が解放されており、敷地内には「ハッピードリンク」とコラボしたゆるキャン自販機が設置されています。看板も作中の表記である「ラッキードリンク」になっています。コラボ自販機はこちらを含めて7か所に設置されているので、探しに行くのも楽しいのではないでしょうか。
金龍山 常幸院
山梨県南巨摩郡身延町常葉439
山梨県南巨摩郡身延町常葉439


お寺の上には作中の「本栖高校」のモデルとなった下部小・中学校跡(現在は廃校)があります。登校シーンで印象的だった学校前の坂はアニメそのまま。
ちなみに駐車場は前出の常幸院が解放してくれているようなので、そこから歩いて行くのがマナーとなります。
ちなみに駐車場は前出の常幸院が解放してくれているようなので、そこから歩いて行くのがマナーとなります。

坂の上から町を見下ろすと、山間ののどかな景色が広がっています。ここからすぐ近くに登場キャラクター「志摩リン」の自宅となったモデルの家屋があるので行ってみました。


この家屋はテレビ東京系で放送されたドラマ版「ゆるキャン△」で利用された家となっているそうで、窓にはドラマ版のポスターが張られていました。アニメの自宅も道路沿いにあり、早朝に原付でキャンプに出発するシーンが印象的。こちらも作中そのままの雰囲気です。
https://g.co/kgs/s734cDq
https://g.co/kgs/s734cDq
山梨県南巨摩郡身延町常葉7451

「みのぶまんじゅう」を販売している栄昇堂にも行ってきました。ここはJR身延駅近くのしょうにん通りという商店街にある和菓子屋で、取材時に訪れた際もひっきりなしにお客さんが来店する人気のお店です。みのぶまんじゅうを買い、作中で登場した近くのベンチに座って食べてみました。
栄昇堂
山梨県南巨摩郡身延町角打3024
山梨県南巨摩郡身延町角打3024


モチモチとした生地に程よい甘さのこしあんがマッチして、とてもおいしい。作中ではおいしさの割に知名度が低いというセリフがありましたが、今や全国的に有名な商品となっていることでしょう。


このベンチは主人公の「各務原なでしこ」がキャンプギアを購入するためにバイトを始めることを決意するシーンの場所で、目の前に流れる富士川も美しく、とても良い雰囲気。筆者が立ち去った後も、他の観光客らしき人達が座って、まんじゅうを食べていました。

聖地巡礼の前編となる今回はアニメ登場シーンを中心に歩きましたが、次回はゆるキャングッズ販売店や、観光スポットを中心に巡ってみたいと思います。
取材・文/田中一馬