TOP / TRAVEL / 【ゆるキャン△】聖地巡礼で身延町周辺をドライブしてみた(後編)印象に残る巡礼を締める
【ゆるキャン△】聖地巡礼で身延町周辺をドライブしてみた(後編)印象に残る巡礼を締める

【ゆるキャン△】聖地巡礼で身延町周辺をドライブしてみた(後編)印象に残る巡礼を締める

キャンプ漫画、キャンプアニメとして有名な「ゆるキャン△」(あfろ・芳文社)の聖地を改めて巡ってみることに。現地は忠実に描かれた景色を堪能しながら、この後編はグッズ販売店や印象に残った場所を中心に巡ってみました。

ゆるキャン△グッズを求めてみやげもの店へ

身延駅から身延山久遠寺の方までやってきました。この付近にあるゆるキャン△グッズが豊富にあるお店を目指します。
こちらの「椎茸と湯葉の専門店 武州屋」にはたくさんのグッズが販売されているのですが残念ながらこの日はお休みでした…。
椎茸と湯葉の専門店 武州屋
山梨県南巨摩郡身延町身延3850−1
店がある通りを上ると久遠寺と身延山のロープウェイ乗り場があるようです。今回はスケジュールの都合で店と麓にある山門までしか入れませんでしたが、時間がある時にもっと奥まで目指してみたいと思います。
身延から本栖湖方面に向かう本栖みちを走るとあらわれる「道の駅しもべ」。ここにもたくさんのグッズが販売されていて、豪華な展示も行われています。食堂やキャンプ場も併設されているので、宿泊や食事目的で目指すのもピッタリなスポットだと思いました。
道の駅 しもべ
山梨県南巨摩郡身延町古関4321

スピンオフの下部温泉から本栖湖出会いのトイレへ

身延エリアの締めくくりに下部温泉に来てみました。下部温泉はスピンオフである「へやキャン△」で取り上げられているスポットで、下部温泉については別の記事でも取材したことがあります。武田信玄公の隠し湯」と呼ばれる温泉地で、武田信玄や兵たちが傷を癒しに来たとされる温泉。

昭和の雰囲気が残っていて静かであり、熱海のような賑やかさがないところが、気に入りました。一人旅にピッタリな印象です。
下部温泉駅
山梨県南巨摩郡身延町上之平
本栖湖へ向かう本栖みちは「甲州いろは坂」と呼ばれる紅葉の名所となっています。数多くのコーナーを通過すると高所の景色が広がっていて、いつの間にか山の上まで来たことを実感します。ゆるキャン△のエピソードで防寒対策不十分のまま真冬の富士五湖にキャンプに来て、寒さに凍えるシーンがありますが、本栖湖は標高約900mという高原地帯に存在しています。

観光客であふれるのどかな観光地のイメージがありますが、かなり標高差がある環境であることはあまり知られていないかも。
ちなみに富士五湖の中で最も標高が高いのは山中湖で約980m、日本にある高所の湖として3番目にランクしているそうです。筆者は山中湖でキャンプした時、あまりの強風でタープを張るのをあきらめたのを思い出しました。
作中にも登場する中之倉トンネルを抜けると本栖湖と富士山が現れます。ここにも聖地巡礼スポットがあるのですが、観光バスが到着したようで、狭い駐車場は大混雑となっていました…。
以前撮影した画像になりますが、本栖湖には第1話で主人公のなでしことリンが出会ったトイレがあります。中之倉トンネル近くにある洪庵キャンプ場の近くにある場所で、ファンの間では非常に有名なスポット。奇しくも物語の始まりの場所が今回の旅の締めくくりの場所になります。
公衆トイレ
山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926

行って良かった聖地巡礼

今回聖地巡りをしてみて実感したのは、アニメが地域の景色を忠実に描いているという点です。現地に訪れたファンが追体験しやすく、観光客が増えたのかお店も歓迎ムードであったため地域おこしとして、とても良い関係にあることも実感しました。有名となった作品の聖地巡礼ですが、改めて行ってみて良かったと思いました。
取材・文/田中一馬
  • SHARE   
  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • Pinterest
同じカテゴリの記事一覧
RECOMMENDS