[BIKE]トライアンフの2500ccのロケット並みの加速と超大型ゆえの乗り心地とは!?
超ド級スペックながらフレンドリーな乗り味!
排気量2・5リッターのエンジンといえば、大人4人が乗った中型サルーンを過不足なく走らせてくれるパワーを発揮するもの。それを、バイクに載せたら「ロケット」みたいにぶっ飛んでいくのはお察しの通り。なにしろ、トライアンフのロケット3Rは車重318kgに対し167ps、つまりウェイトパワーレシオ19kg/ps。GT−Rの2・87kg/psを軽く上回り、アヴェンタドールLP750の2・03kg/psをも凌駕するのですから「ロケット」のネーミングは伊達ではありません。
かといって、普通のライダーが手を焼くようなじゃじゃ馬かというとさにあらず。5軸IMUや、コーナリング&トラクションコントロールABSといった最先端の電子デバイスに加え、アルミフレームの採用などで先代より40kgも軽量化されていること、最高級のサス&ブレーキなどによって、じつにフレンドリーなマシンに仕上げられているのです。
そうはいっても、超弩級スペックとアグレッシブなルックスですから、お利口さんタイプが澄まし顔で乗るよりも、心からの喜びを叫びながらフルスロットル! なんて乗り方が似合うこと言うまでもありません。
無論、タンデムパーツもオプションで用意されているので、ロケットのフル加速をママやお子さんと一緒に楽しむことも可能。それこそ絶叫マシンに乗るつもりで、楽しんでみてください。
TRIUMPH ROKET 3R
トライアンフ ロケット 3R 265万3000円(税込)
全幅×全高:889×1065mm、ホイールベース:1677mm、装備重量318kg、エンジン:インライン3気筒DOHC、最高出力167PS(123kW)/6000rpm、最大トルク221Nm/4000rpm、トランスミッション:6MT、タンク容量:18ℓ、シート高:773mm