【レクサス】一部改良「RX」の強化ポイントは？走行性能アップで668万円から

レクサスが、クロスオーバーSUV「RX」を一部改良。液晶メーターが12.3インチにサイズアップするなど、快適な車内空間を演出しています。走行性能やデザインはどう変わった？

「レクサスRX」は5つのパッケージを展開

引用元／トヨタ自動車。

「RX」は1998年に北米で誕生し、日本で初めて導入されたのは2009年に登場した3代目モデル。現行モデルは2022年から発売されている5代目で、走りとデザインが一新されています。

引用元／トヨタ自動車。

グレードはスタンダードな「version L」と、スポーツモデルの「F SPORT」、そして新たな四輪駆動力システム・DIRECT4が採用された「F SPORT Performance」の3つ。パッケージ展開としては「RX350“version L”」「RX350“F SPORT”」「RX350h“version L”」「RX450h＋“version L”」「RX500h“F SPORT Performance”」の5つとなります。今回の一部改良では、パッケージごとの変更も行われました。

「RX500h」限定のDRSが「RX450h+」と「RX350h」に設定

走りに関しては、全パッケージ対象でアブソーバー減衰力、シャシーのセッティング最適化などにより、車両の上下挙動を低減することで安定した操縦性を実現しています。

「RX500h」では駆動力特性が変更され、パワフルでレスポンスのいい加速感と減速時における初期応答性を両立。「RX450h+」と「RX350h」では、アクセル開度に対する駆動力特性の出し方が変更され、レスポンスが良くなっています。

引用元／トヨタ自動車。

「RX500h」で採用されていたステアリングシステム・Dynamic Rear Steering（DRS）が、「RX450h+」と「RX350h」のAWDにも設定。これは低速域と高速域で操舵性が変わるというもので、スポーツモードと合わせると中速域まで拡大できます。

後席の遮音性がアップ

引用元／トヨタ自動車。

全パッケージ対象でダッシュインナーサイレンサーの目付量アップやインストルメントパネルへの吸音材追加などが実施され、エンジンノイズを低減。リアガラスにはアコースティックガラスを採用。このほか、リヤボディ周りへの制振材・吸音材の追加により、後席周りの騒音が低減されています。

「RX500h」に関してはエンジン制御が見直され、エンジンノイズを軽減。加えてASC（アクティブサウンドコントロール）のチューニングが刷新されたことでスポーツモード時に臨場感のあるサウンドが楽しめるようになりました。

車内イルミの追加でラグジュアリーな雰囲気を演出

引用元／トヨタ自動車。

全パッケージ対象で、フロントコンソール前部に室内イルミネーションを追加。輝度を高めることによって夜のドライブを特別なものへと変えてくれます。

引用元／トヨタ自動車。

「RX500h」と「RX350」に関しては内装色にホワイトが追加し、ホワイトとブラックとのハイコントラスト配色が楽しめます。

引用元／トヨタ自動車。

また、「RX450h+」「RX350h」「RX350」に関しては、新たに21インチタイヤ＆ホイール（ダークグレーメタリック塗装＋切削光輝）がメーカーオプションとして追加されました。

「RX350」に運転支援機能が追加設定

「RX350」には、高度運転支援技術・Lexus Teammateのアドバンストパーク（リモート機能付）を標準設定。より安全性が高くなりました。

車名／RX350、RX350h、RX450h+、RX500h
価格／RX350“version L” 2WD（FF）：668万円、AWD：709万円、RX350“F SPORT”：713万円、RX350h“version L” 2WD（FF）：760万円、AWD：811万円、RX450h＋“version L”：887万円、RX500h“F SPORT Performance”：903万円
全長／4890mm
全幅／1920mm
全高／1700mm（RX350のみ1705mm）
ホイールベース／2850mm
パワートレーン／RX500h：2.4L直列4気筒インタークーラー付ターボハイブリッド、RX450h+：2.5L直列4気筒プラグインハイブリッド、RX350h：2.5L直列4気筒ハイブリッド、RX350：2.4L直列4気筒インタークーラー付ターボ
タイヤサイズ／235/50R21 101Wタイヤ＆21×8Jアルミホイール

●トヨタ自動車

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