ビールを冷やす3つの方法！家で早くキンキンにするために試したこととは

ビールはキンキンに冷えてこそ、格別の味わいになる！　そこで今回は、買ったけど家に着いたらぬるくなってしまったビールを、なるべく早くキンキンにする3つの方法にチャレンジしてみました。

すぐにビールを冷やしたい！ 24度の室内で10分検証

蒸し暑い日々が続いています。こんな日に飲みたくなるのがビール。それもキンキンに冷えたビールであれば極上のひとときになります。

今日も「帰ったらビールを飲むぞ！」と気合を入れて買ってきたものの、自宅に着く頃にはぬるくなっていました。ここから冷蔵庫に入れて、冷えるまで待ち続けたくはありません。

そこで今回は、ビールをすぐに冷やせるという3つの方法を試してみます。一番早く冷やせる方法をチェックするべく、すべて10分ずつタイマーをかけて検証開を開始します。

①　ちょっと気は遣う！キッチンペーパー＋冷凍庫へ放り込む方法

最初に試してみるのが、濡れたキッチンペーパーを巻きつけて冷凍庫に入れる方法。早くビールを飲みたい時に、とりあえずより温度が低い冷凍庫に入れ込んだことがあるという方も多いはず。こちらの方法は、ただ冷凍庫に入れるだけでなく、気化熱の効果によってさらに冷却スピードをアップできるんだとか。

【使用したアイテム】
・濡らしたキッチンペーパー

冷凍庫で冷やす際に注意して欲しいのが、凍結すると体積が増えるため破裂の可能性があるということ。10分以内を目安に、決して凍らせないように注意ください。ほとんど手間はかかりませんが、多少気を遣う方法ですね。

さぁ、気になる結果を見ていきましょう。10分後のビール温度は14.4度。冷やす前の温度は24.3度だったので、約10度下がっていることになりますね。ただ残念ながら、ベストな飲み頃とはまだまだ言えません。

②　手間がかからない氷水に入れて放置する方法

続いてチェックするのが、氷水の中にビールを入れる方法。氷と水といった手に入れやすいアイテムで冷やせるため、日常的に活用できそうです。

【使用したアイテム】
・氷水…1L

そのまま10分放置したところ、ビール温度は10.8度まで下がっていました。この短時間で14度も下がるのか！　想像以上に冷却効果を実感できました。手に持った瞬間に感じた缶の冷たさも、明らかに①との違いを感じます。そのまま漬けておいてもOKなので、手間と冷え方のバランスは良いかもしれません。

③　一番早く確実に冷やす！氷水に塩に入れて＋回転させる方法

最後にチェックするのは、氷水に塩をプラス。②と公平に比較するために、水と氷の量は同じにしています。よくかき混ぜて塩は溶かしてから、ビールを入れてみました。

【使用したアイテム】
・氷水…1L
・塩…大さじ2

さらにくるくると回転させると、ビールと氷水との接触面積を増えるため保冷効果をアップできるそう。少し手間はかかりますが、ビールを美味しく飲むためには手間をかけられる人向けですね。

気になる温度は、9.5度。塩を入れた氷水の方が1度温度が下がっています。たった1度ではありますが、ビール好きからするとこの1度は大きい。この後、実際に飲んでみたのですが、やはりキンキンに冷えています。くぅ！　頑張って回転させた甲斐がありました。

後日氷の量を増やして再検証してみたところ、今度は温度は7度まで下がりました。サッポロビール公式サイトではおすすめの飲み頃温度は4～8度と紹介されていたので、この温度はベストと言えますね。

もちろんほかのアルコール飲料やジュースが入った缶飲料でも活用できます。急にビールが飲みたくなった時はもちろん、急な来客時にも活躍してくれること間違いなしです。

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