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Amazonで買った山奥のキャンプ場で「トレイルカメラ」設置、野生動物は撮れるのか?

Amazonで買った山奥のキャンプ場で「トレイルカメラ」設置、野生動物は撮れるのか?

Amazonで買ったトレイルカメラを持って、野生動物のリラックスした姿を撮影しに行くことに。以前にも訪れた甲府市森林浴広場なら動物との距離が近く、良い映像が撮れるはず。果たして本当に撮れるのか?

人には発見しづらい野生動物の普段の姿を撮影したい

動物の自然な姿を自分で撮影できたら楽しいだろうと思い、トレイルカメラが欲しくなりました。そこで、4K以上の画質でできるだけ価格が安いものを探したところ、「KJKトレイルカメラ」というのががバランス良さそうなので買ってみました。Amazonで買った価格は8900円。

ちなみに、トレイルカメラとは、人や動物の体温(熱)、動きを赤外線センサーが感知したときにのみ自動で撮影する屋外用の監視・撮影カメラ。通常、静止画のほか動画も撮れます。
釣行時か山深い場所でのキャンプで使えればと、撮影の機会をうかがっていました。そしてこの日撮影場所兼キャンプ地として選んだのが、以前にも訪れたことのある甲府市森林浴広場。標高が高く人気が少ない、自然に限りなく近い場所です。野生動物との距離も近そうなので、カメラに写ってくれることを期待します。

よく見てみると手入れされている甲府市森林浴広場

重要なのがトレイルカメラの設置場所。どこに置くか場内を散策して感じたのは、この森が普段から手入れされ、目に付く範囲はほぼ枝打ちや間伐も行われていました。他にも様々な場所に人間の気配を感じます。まずはクルマの位置から近く、回収しやすい開けた場所に設置することにしました。
トレイルカメラのアングルの範囲にはたくさんの苗木が植樹されていて、管理に携わる人たちの努力により、この美しい自然が維持されているんだなと感じました。その反面、わずかながら真新しい弁当ガラや、空き缶が捨てられていて、ゴミの持ち帰りを促す看板がある残念な部分も。他にはなかなかない貴重な森なので、今後は改善されることを願うばかりです。

設置してわずか数十分後、巨大な雌鹿が映る

トレイルカメラを設置してすぐに大きな雌鹿を撮影することができました。というより、鹿のほうから鳴き声で存在を知らせてきたので、筆者は肉眼で見ています。経験上森で鹿を発見するのは難しくないですが、わざわざ向こうから近づいて存在を知らせてくるのは珍しい気がします。
このトレイルカメラは明るさを感知してカラーと白黒を切り替えるので、この時はカラーになっています。画面の右側に筆者がいたのですが、わざわざ近づいてきて、こちらを見ながら鳴き声を上げてきました。まるでこちらに威嚇するような感じで、意図が理解できず鹿らしくない行動に少し笑ってしまいます。

この雌鹿は単独で堂々と歩き、足から頭までの高さが160㎝くらい。これまで見た鹿の中でもトップクラスに大きい個体に見えます。もしかしたらこのあたりを統治するような存在で、侵入してきた筆者に怒っていたのかもしれません。

その後はかわいい親子鹿が映っていた

その1時間後、筆者が気付かない間に親子の鹿が撮影されていました。この時もライトをつけて焚き火をしているので、間違いなくこちらの存在は感知しているはずですが、かなりのんびり歩いています。
小鹿は植樹された苗木の葉をむしゃむしゃかじって、カメラの方を見ていました。各地で鹿による食害が報告されていますが、やはり苗木の若葉は食料になってしまっているようです。人の手で自然のバランスを取るのは、本当に難しいことだと改めて感じました。

そういうわけで、トレイルカメラを試してみると肉眼ではみられない自然な野生動物の姿を収めることができました。より深く自然を理解するには、トレイルカメラを活用して野生動物観察するのも良いですね。
取材・文/田中一馬
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