パテック フィリップからSSケースの限定モデル、カラトラバRef. 6007A登場
2020年、パテック フィリップは2015年より行われていた工場の建設工事を完了し、ジュネーブ市郊外プラン・レ・ワットの新工場における生産活動をスタートしました。新工場では、マニュファクチュールのジュネーブにおける事業活動をすべてひとつの屋根の下に統合することを可能にしました。新工場は、希少なハンドクラフトの専門家と当社スタッフの基本的かつ高度なトレーニングのためのスペースも装備。印象的な規模(10フロア、全長約200メートル)の新工場は、1996年建設の本社工房を拡張し、今後20~30年にわたるマニュファクチュールの成長を見込んでいます。新工場は、パテック フィリップのジュネーブのルーツと、伝統と革新を完璧に融合させ、時計製作芸術の未来に向けての可能性を感じさせる新しい試みの場でもあります。
その新工場の完成を祝って、記念タイムピースを発表。ステンレススチール仕様のカラトラバ 6007Aモデルは、エクスクルーシブなデザイン・コンセプトで際立っており、1000個の限定製作となります。
マニュファクチュール パテック フィリップ、新工場落成を記念する限定製作のタイムピースを発表
パテック フィリップは、プラン・レ・ワット(ジュネーブ)における新工場の完成を記念し、錆びにくいステンレススチール仕様によるエクスクルーシブなカラトラバ・モデルを製作。
パテック フィリップでは、その歴史において重要な出来事を記念するために限定製作の記念タイムピースを発表することが、伝統となっています。1997年、プラン・レ・ワットの新しいマニュファクチュールの落成を記念するために発表されたパゴダ 5500モデルとミニット・リピーター 5029モデルは、2つの著名な例です。パテック フィリップ・タイムピースの創作、開発、製作を行う、印象的な規模を誇る新工場PP6の着工と完成へのトリビュートとして、マニュファクチュール パテック フィリップは、この出来事のためにエクスクルーシブで独自性溢れるカラトラバ・モデルを特別に創作することにより、その伝統をいま一度力強く表明します。
錆びにくいステンレススチール仕様の記念タイムピース
新しいカラトラバ 6007A-001 モデルは、そのケースと、洗練されたステンレススチール仕様の、ふくらみを帯びた幅広いベゼルにより、一目でそれと分かる個性を持っています。ステンレススチールは、特に愛好家の間で切望されており、パテック フィリップのコレクションにおいて珍しく採用された素材です。三角マーカーのついたシュマン・ド・フェール(レール)型アワーサークル、カラトラバ 6006モデル(2017年以降、現行コレクション)のオープンワークを想起させるバトン型時・分針、3時位置に日付表示窓を備えた自動巻ムーブメント、キャリバー 324 S C、植字アラビア数字など、すべての要素が創造的な文字盤のアーキテクチャーに貢献しています。明確なグラフィックスタイルは、文字盤のテクニカルなパーソナリティを強調しています。同時にデリケートな回転サテン仕上げを施した特徴的なブルーグレーのトーンは、ホワイトの転写スケール、夜光付ホワイトゴールドの植字数字とホワイト塗装指針と視覚的なコントラストをなしています。
文字盤センターには、光と戯れるカーボンスタイルのテクスチャーを配し、これがハイテクの世界を暗示する謎を秘めた要素となっています。もう一つの特徴は、ホワイトの装飾的なステッチが加えられた、ピンバックル付のカーフスキン・バンドです。織物を思わせる繊細なエンボス模様が施され、文字盤センターとコーディネートされたカラーとテクスチャーとなっています。
1000個の限定製作
記念タイムピース、カラトラバ 6007A-001モデルは、1000個の限定製作となっています。ケース径は40mm、カラトラバ十字と《New Manufacture 2019》の文字が特別に記載されたサファイヤクリスタル・バックを備えています。2019年は、新工場PP6に最初の部門が移転した年です。カラトラバ 6007A-001モデルのエクスクルーシブなスタイルは、パテック フィリップの歴史にまた新たな伝統と革新の証を刻んだものとなっています。
価格は309万円(税抜)。レアな限定モデルの為、手に入れられたらかなり幸運です!
問い合わせ先
パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター ☎︎03−3255−8109 http://www.patek.com