【方向感覚が苦手な人に】渋谷駅のリアル迷宮路で分かった！腕スマホが想像以上に便利だった

再開発で迷宮化した渋谷駅周辺がもう分からない。そこで、目的地までスムーズに歩くために人混みでも立ち止まらず地図を確認できる3COINSの「トラベルスマホリストバンド」を試してみました。これは使えるのでしょうか？

渋谷は本当に迷宮化しているのか？

渋谷駅周辺の再開発が進んでから、ゆっくり歩くのは今回が初めてです。筆者が住む神奈川からのアクセスも良く、自宅からは電車で30分ほど。休日に軽く出かけるにはちょうど良い距離ですが、昨今、迷いやすいと言われるほど複雑な街になってしまったのか？　本当のところを確かめに向かいました。

初めて通る道もあるだろうと予想して、地図アプリを開く回数が増えるのは覚悟していました。ただ、渋谷ストリームやスクランブル交差点の周辺は観光客も多く、歩きながらスマホを見るのは少し危ない印象があります。

そこで、スマホをチラ見しやすいように3COINSの「トラベルスマホリストバンド」を装着。これにスマホの地図アプリを開けるようにして散策を始めることにしました。

渋谷駅に降り立った瞬間、方向感覚が試される

東急線の渋谷駅に着いて改札を出ると、驚くのは通路の多さ。地上や地下へ続く階段が無数にあり、どこに向かえば目的地に近いのか分からなくなります。駅構内は人が絶えず流れていて、周囲のスピードに合わせて歩かなければならないため、地図アプリを開く余裕すらほとんどありませんでした。

ただ、腕に固定したスマホは視界のすぐそば。必要な時に確認できて、歩きながらでも地図の矢印が見えるので、「とりあえずこの方向で合っているか」を瞬時に判断できます。もちろんバッグからスマホを取り出すのと比べると、使い勝手は良いですね。

渋谷ストリーム方面へ！地上に出ると景色が一変

地下通路をくぐり抜けて地上に出ると、ビルが増えたせいか以前の記憶よりも視界が狭く感じます。どのビルがどの位置にあるのか把握しづらく、地図アプリを頻繁に見たくなりました。記憶には無い景色、まるっきり初めて来たエリアと同じなので「この道で本当に合っているのか？」という不安がどうしても付きまといます。

腕スマホで立ち止まらずに確認しながら、人の流れを止めずに歩けるのは少し安心。混雑した街なので、立ち止まらずに歩けるというメリットが意外なほど快適に感じられました。

初めて歩く人には難易度が高すぎる渋谷

それにしても渋谷は曲がり角や分岐が思った以上に多くて、初めて歩く人には難易度の高いエリアですね。一本裏の道に入ると景色が急に変わり、さっき見えた建物が見えなくなります。大通りに戻るつもりが、気づけばまったく別の方向へ進んでいたこともありました。

こういう少しだけ迷った瞬間、腕にスマホがあると助かります。足を止めずに時計を見る感覚で地図アプリをチラッと見て、方向を修正できるので、「あ、逆だった」と気づいてもすぐ軌道修正ができます。ほんの少しの操作性で大きく違いを感じられます。

360度回転が意外と便利！歩きながらでも地図が見やすい

ついでに便利だったのが、トラベルスマホリストバンドの360度回転機能。腕の角度に合わせてスマホの向きを調整できるので、立ち止まらずに視線を合わせられました。画面が固定されているより、こちらの動きに合わせて柔軟に向きを変えられるほうがストレスがありません。

混雑エリアでもスマホの落下リスクが減る安心感

スクランブル交差点では、想像以上の人の多さに圧倒されます。写真を撮る人や、信号が変わる瞬間に急ぐ人、立ち止まる人。人の流れが複雑で、ポケットからスマホを取り出すだけでもぶつかりそうな気配があります。

腕に固定しておけば、こうした人との距離が近い場面でも落としてしまう心配がなく、歩きやすさも感じられました。観光地や知らない街を歩くときほど、こうした安心感は大事だと実感しました。

腕スマホは渋谷を歩くのに相性が良かった

今回、渋谷駅～渋谷ストリーム～スクランブル交差点周辺を歩いただけでも、迷いやすさを実感。情報量の多さから目的地の方向がわからなくなるタイミングが何度かあり、そのたびに腕スマホでよかったと感じる場面がありました。スマホリストバンドでは、

・立ち止まらずに地図確認できる
・人混みでもスマホを落とす心配がない
・地図の向きをすぐに調整できる

この3点が使いやすいと思います。特に渋谷のようなちょっとした冒険になる街では真価を発揮してくれると感じました。

商品名／トラベルスマホリストバンド
価格／660円
素材／ABS樹脂・ナイロン
サイズ／＜ホルダー＞約縦10×横8.3×奥行き3.7cm、＜バンド＞約長さ28cm
●パル

取材・文／SYURI

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