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【防災】ダイソー「保温アルミ寝袋」と「防災備蓄用エアーマット」で真冬の屋外で眠れるのか実験

【防災】ダイソー「保温アルミ寝袋」と「防災備蓄用エアーマット」で真冬の屋外で眠れるのか実験

災害対策として防災バッグの中に食料と水は用意していても、意外と忘れがちなのが防寒対策。寒い冬のいざという時に、命を繋げるか? ダイソーの「保温アルミ寝袋」と「防災備蓄用エアーマット」を実際に使ってみました。

ダイソーだから2つ合わせてもたったの1100円

地震のニュースが多いので、あらためて防災用品をチェック。夏には全く気にしなかった「防寒対策」も加えておくことで、避難生活のQOLを上げる想定をしました。

そこで買ってきたのが、ダイソーの「保温アルミ寝袋」と「防災備蓄用エアーマット」。実際にこれを使ってみて、いざという時に役立つのかをチェックしました。
商品名/保温アルミ寝袋
価格/330円
サイズ/220×125×0.011cm
材質/アルミニウム、低密度ポリエチレン

商品名/防災備蓄用エアーマット
価格/770円
サイズ/195×60×0.6cm
材質/本体 ナイロン、ポリエチレン
●大創産業

枕つきのエアーマットは想像以上に快適

「防災備蓄用エアーマット」は長さ195cm。一般的なアウトドア用のエアマットより少し長い理由は、端の部分を丸めると枕として使えるように設計されているからです。

大きさは男性でもゆったり使えそうですが、災害時に備えるとなると気になるのが、膨らませる作業時間。いや、ここまで大きいと空気を入れるのに10分はかかりそうです…。パッケージには別売りのエアーポンプが使えるという記載もありましたが、なるべく荷物を減らしたい避難時にはポンプを持参するのが難しいかも。そこで今回は、あえて自力で空気を入れていきます。
ひたすら注入口から空気を吹き込みます。最初は膨らむ気配がないと思いましたが、諦めずに息を吹き込んでいくと徐々にマットとしての膨らみが出てきました。
空気注入が完了! 口で膨らませた時間は、意外と3分でできました。途中で息を整えるために少し休憩を取ったり、膨らみ具合を確認したりと、そこまで焦らずに注入したものの、想像以上に早くマットが完成しました。
試しに横になってみたところ、弾力があって想像以上に快適です。地面の冷えも感じにくく、心地よく冬の避難やキャンプにも使えそう。端を折り曲げると枕になり、頭を優しく支えてくれます。これなら安心して身体を休められそう。ただし、尖ったものや摩擦には弱そうなので、地面の上で使用する際は毛布などを敷ければベストかも。

アルミ寝袋も想像以上にホカホカで使えそう

マットだけだとさすがに寒いので、「保温アルミ寝袋」で寝られるようにします。シャカシャカ音が少しうるさく、避難所などで使う時はあらかじめ広げておくと良いかも。

ただ、中に入ってみると冷気がシャットアウトされてホカホカ! 毛布に入っているような、いやむしろそれ以上の暖かさに包まれています。
この時の外気温は9.5℃。そしてアルミ寝袋の中は約20℃まで上昇しています。これはアルミが体温を効率よく反射している証拠です。冷たい風が当たらないこともあり、数値以上の暖かさを感じました。

真冬などのより寒い環境で使用する際は、中に毛布や寝袋を入れることができれば、より快適性が増しそうです。

防災バッグの中もスッキリ

使い終わったら「防災備蓄用エアーマット」の空気を抜いて、「保温アルミ寝袋」を折りたたむだけ。コンパクトにまとめられるので、防災バッグの中にもスッキリと入ります。

2つ合わせても1100円とコスパも抜群! ぜひ家族分を用意して、万が一の避難生活に備えてみては。
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