子供と一緒に楽しめるボードゲーム特集!「犯人は踊る」
「犯人は踊る」ってどんなゲーム?
さまざまなカードを駆使して犯人を見つけよう
「犯人は踊る」は、さまざまなカードを駆使してゲームプレイヤーの中に潜んでいる事件の犯人を見つけるゲームです。しかし、犯人を見つけるのは一筋縄ではいきません。なぜなら、アリバイカードを持っていれば犯人は罪から逃れることができたり、犯人の味方にまわる人が出てきたり、短いプレイ時間の中でどんでん返しが起きるからです。
犯人カードはプレイヤーたちの手の中を踊る
このゲームの肝となるのが、各カードが持っている「効果」です。プレイヤー1人のカードを全て確認できるカードや、互いの持っているカードを1枚交換し合うカードなどがあり、ゲームのタイトル通り犯人カードはプレイヤーたちの手の中で踊ります。最初は探偵として動いていても、気がつけば犯人として追われる立場になることも。状況が変わりゆく中で勝利を目指しましょう。
ルールの説明
人数にあわせてカードを準備する
プレイする人数によって準備するカードと枚数が異なります。プレイ人数にあわせて以下のようにカードを準備してください。
3人プレイの場合
第一発見者1枚、犯人1、探偵1枚、アリバイ1枚、その他カードからランダムで8枚
4人プレイの場合
第一発見者1枚、犯人1、探偵1枚、アリバイ1枚、たくらみ1枚、その他カードからランダムで11枚
5人プレイの場合
第一発見者1枚、犯人1枚、探偵1枚、アリバイ2枚、たくらみ1枚、その他カードからランダムで14枚
6人プレイの場合
第一発見者1枚、犯人1枚、探偵2枚、アリバイ2枚、たくらみ2枚、その他カードからランダムで16枚
7人プレイの場合
第一発見者1枚、犯人1枚、探偵2枚、アリバイ3枚、たくらみ2枚、その他カードからランダムで19枚
8人プレイの場合
全てのカード(32枚)
手札を配ってスタート
準備したカードをよく混ぜて裏向きに配ります。手札は1人4枚です。
その後、第一発見者カードを持っている人がカードを場に出してゲームスタートです。この時にどんな事件が起きたかを説明して出すとよりゲームを楽しむことができます。
順番にカードを出してプレイする
その後、第一発見者の人から時計回りに手札を1枚選んで、カードに書いてあるアクションを行います。それを各プレイヤーが順々に繰り返していきます。手札がない時はそのまま次の人に手番が移ります。
ゲームの終了と勝利条件
犯人が見つかるか、犯人カードを持っている人が探偵・いぬカードを持っている人から逃げ切って最後に犯人カードを場に出すとゲーム終了です。それぞれ終了条件は下記の通りです。
その1. 探偵カードを持っている人が犯人を当てる。
この場合探偵が勝利、犯人と犯人の味方になるたくらみカードを出した人が負けとなります。しかし、アリバイカードをもっていれば犯人カードを持っていても逃れることができます。
その2. いぬカードを持っている人が犯人カードを引き当てる
この場合いぬが勝利、犯人とたくらみカードを出した人が負けとなります。
その3. 最後の1枚で犯人カードを出す
この場合犯人とたくらみを出した人が勝利、その他の人が負けとなります。
カードの説明
一般人側のカード
第一発見者
スタートプレイヤーになります。
目撃者
指名したプレイヤーの手札を見ることができます。
一般人
特に効果はありません。
交換カード
うわさ
全員が、右隣からカードを1枚ひきます。
情報操作
全員が、左隣にカードを1枚渡します。
取り引き
誰か1人とカードを1枚交換します。
犯人側のカード
犯人
犯人であることを示すカードです。「犯人カード」を最後の1枚のカードとして場に出すとゲームに勝利します。
アリバイ
犯人ではないことを示すカードです。「アリバイカード」を持っていれば、探偵に指名されても「犯人ではない」と主張することができます。
たくらみ
このカードを場に出したプレイヤーは犯人の味方になります。しかし、犯人と共同でプレイすることはできません。勝利条件が犯人と同じになるだけです。
探偵側のカード
探偵
「犯人カード」を持っていそうな人を指名します。その人が「犯人カード」を持っていてかつ「アリバイカード」を持っていなければ勝ちです。
いぬ
「犯人カード」を持っていそうな人を指名します。その人の手札を見せてもらい、「犯人カード」が手札の中にあれば勝ちです。持っていなかった場合は手札を元に戻してもらいます。
少年
誰が「犯人カード」を持っているか知ることができます。全てのプレイヤーに目を閉じてもらい、「犯人カード」を持っている人のみ目を開けてもらいます。
ゲームで非日常感を楽しもう
一度は漫画や小説で推理物の作品に触れたことはあると思いますが、推理物の世界は身近に起きることではありません。ただ推理するだけではなく、それぞれの役割になりきってゲームをプレイするとより一層このゲームを楽しむことができます。
小さな子供にとっては最初は少し難しいかもしれませんが、ゲームをプレイすると自然とコツも掴めるようになります。ぜひ家族で非日常を楽しんでみてください。
犯人は踊る
プレイ人数/3〜8人
プレイ時間/10分
対象年齢/8歳〜
メーカー/すごろくや(日本)
作者: 鍋野ぺす (鍋野企画)
イラスト: 鍋野たま (鍋野企画)
価格/1320円(税込)
Webサイトはこちら