リモートワークで体重が増えた貴方に!体質を変えて、思いどおりに減量できるダイエット
ケトジェニックダイエットとは
ケトジェニックダイエットとは、簡単に言うと脂質を中心とした栄養摂取をして痩せるダイエット方法のことを言います。ポイントは3つです。
1.たんぱく質摂取量を確保(1.2~1.5g/kg 体重/日)すること
2.糖質の摂取量を50g以下または、摂取量を全体カロリーの10%以下に抑えること
3.残りのエネルギーを脂質から摂取すること
この食事管理をすると、脂質のエネルギー比率は60~80%以上になります。糖質の摂取量が非常に低くなるため、ケトン体がつくられ、脂質をエネルギー源として利用する能力が著しく増加すると言われています。
ケトン体とは?
ケトン体とは、肝臓で産生される脂肪酸やアミノ酸の代謝物です。糖質を制限すると、エネルギー源が減ります。そのままではエネルギーがなくなってしまうので、身体が代わりとなるエネルギーとしてケトン体を使うのです。ケトン体は脂質をきちんと取らないと生まれないため、単に糖質制限をすればいいと言うわけではなく、脂質をしっかりと取る必要があります。
ケトジェニックの食事例
糖質を厳しく制限し、それ以外はタンパク質と脂質で栄養を摂取するケトジェニックダイエット。食べていいものと行けないものが決まっています。炭水化物はほぼNGで、食べてOKなのは肉、魚介類、卵、一部の乳製品、ナッツ、種、脂肪、油のみです。飲み物は糖分を含んでいる飲み物は避けなければならないので、水やプロテインが推奨されています。実際の食事例をご紹介します。
鶏肉、卵、水菜にドレッシングです。鶏肉と卵でタンパク質を、ドレッシングで油を取るメニューです。ケトジェニックダイエットをしているほとんどの人の定番メニューがが鶏肉と卵。これからケトジェニックを始める人は一番参考になるメニューだと思います。ドレッシングも市販のものではなく自作のドレッシングを作ることで、糖質をカットすることができます。
魚介類に彩り鮮やかなサラダを加えています。見栄えもおしゃれなので食事が進みそうですね。ケトジェニックは鶏肉や卵を使う人が多いので、そういった食事に飽きた人はこのメニューに挑戦するとよいでしょう。
ブロッコリーとツナにMCTオイルを加えています。ツナはタンパク質が豊富です。鶏肉の代わりにツナを使うことで食事のマンネリ化を防ぐことができます。
単なる糖質制限ではなく、ケトジェニックでもう一段階上のダイエットを
ケトジェニックダイエットは、単に糖質を減らす糖質制限とは異なり、タンパク質と脂質の栄養管理をしっかりと行いダイエットをします。私の過去の経験では、始めてから数日間はエネルギー不足を感じるのですが、慣れてくると脂肪の減りがいつもより早く感じました。糖質制限に飽きてきた人は試してみてください。普段のダイエットとは違う効果を得ることができるでしょう。